South China Sea News/*
August 1999
Aug 30
■「瓢箪から駒」の「駒」は果たして何の駒か?と云う疑問を今まで抱いたことはなかったが、少なくとも将棋の駒ではないのだそうです。▼むしまるのページさんの▼8/10付けの日記で知りました。道教くさいという指摘はぐっとくるです。絵的に考えても何とも呪術くさく水木っぽい。
■圧倒的に唖然とする、と云う表現は「頭痛が痛い」系の下手な言葉の重なりと似ている。でも圧倒的に唖然とさせられる意見をあるWEB日記で読んだんです。感心したのではなく、呆れたと云うのでもない。唖然。あんぐり。こんな風に「だめだ違うちがうよおかあさん!」と思う存在は一生でどれくらい巡りあうものなのか。
■ReadMe隣組ちょっぴり更新。
■時間が無い、というよりもともと時間のやりくりがとても下手なのである。すぐ誘惑に負けるので更新もままならぬ。誘惑というのは主に「眠らせ猿」((c)しまっち)が与えるもので、この猿には絶対かないません。うきー。
■猿といえば、ようやくSさんの日本土産で読めたのだが、最新京極作品に我が愛しのサルこと関口巽大先生が復帰なすったので大変喜ばしい。まったくもってサル無くして何の妖怪シリーズか。サルあっての神と悪魔であることを皆理解しなさい(命令)。我輩は彼において具現される危うさ、だらしなさ、脆さ、曖昧さ、情けなさ、迷い、恐れ、倦み、空虚、孤独とその震えを自嘲する斯くも傲慢な主体をこよなく愛す。これらの感覚を甘んじて受け入れ浸り蔑みつつ愛するひとを愛す。

Aug 25
■時間が無いのでめも日記。
■月曜に続いて火曜も黒色警報。水曜は黄色警報。飛行機が飛ばずとてもだいじなしょるいの輸送遅れる。せきにんとれ、ちきゅう(ごうきゅう)/またひとつ香港で邦画が公開。「催眠」(中文タイトルはもちろん「催眠」)/テレタビーズに今さら魅惑されセブンイレブンで売っているぬり絵本を手に悩む。雑誌はないのか/「『ほったらかす』はワルイコトバですか」と香港大学日本語学科卒業の才媛C嬢に問われる。「放置プレイ」の原語はこれだったろうか/なにかの集合を「A」と「B」の二つに区分・分別する=種類によって見られる違いにもとづいて分けることは時に非常に興味深く、時にあまりにも無駄に見える/ReadMe隣組ほんのすこし復活。ほかにもミニ頁を作ってみたい。

Aug 23
■おかしい。俺はちゃんと「プチタオル1600pcs」とタイプした。なのに「ブチ倒す1600pcs」の発注書がここに。俺の指はいったいどうなっちまったんだ。聞いてるのか、ジェニー?
■一昨日から昨日にかけて台風「サム」香港を直撃の由、警報八号発令さる。我軍の糧食梅酒とチーズ及びクラッカーのみにて、飲料水枯渇につき階下の便利店へ調達に出るも、傘を忘れてずぶ濡れとなる。正面のスーパー及び商店街の店舗は軒並み閉鎖さる、雨音のみ煩しき。翌早朝警報は三号に下がりしも、続いて暴風雨黒色警報発令さる。豪雨をおして出社するも同僚姿認めず。濡れた靴を嫌い裸足のまま働くことしばし。雨量甚大にしてなお激しく降り続きし。
■久しぶりに電視機のスイッチを入れて見たもの:Channel VでL'Arc~en~Cielのツアーファイナル東京公演生中継。ATVで米NBCのDATELINE、特集は児童への性虐待と映画「MATRIX」のSFX技術。Channel Vで中文TOP20とPUFFY(9月には香港エリザベススタジアム(キャパは渋公より少し大きいクラスか)でコンサート開催)の中国語曲MTV。TVB日曜映画劇場、金城武と陳小春主演のアクションもの。腹を上にしてひっくりかえった機体と繰り返される臨時ニュース。
■「つかぬことをうかがいますが…」(ニュー・サイエンティスト編集部編・金子浩訳/ハヤカワ文庫)がとても面白い。イギリスの科学雑誌に投稿された日常生活圏内の素朴な疑問・質問と、それを読んだ読者による回答投稿の数々を抜粋した内容で、それら自体は特別奇をてらったものがあるわけではなく、雑学としては普通のレベルだろう。私にとっては、日本語翻訳というフィルターをかけてもなおこのやりとりから漂ってくるイギリスチックな地味さ加減が好いあんばいなのだ。「うーん、この回答を寄せたヨークシャー大学のマクマイヤさんというひとは、きっと15年くらい同じセーターを大事に着ているにちがいない」「こっちのピーター=デズモンドさんは、毎日きちんと朝ごはんの薄焼トーストにジャムを塗るのだろう。紅茶に砂糖は入れないだろう」などと、勝手に想像して楽しんでいる。
■「七番目のミイラは幼い姫でした、銀色の板を抱えていました、そこにはこう描かれています。『いらないことばはすてて、おいしいもの、ふかみのあるもの、うごきのあるもの、すぎてゆきまためぐりくるものをさがし、次のものをささげなさい。おさけとおさかなとくだものとやさい。おかあさんがつくったぱん。おおきくてやわらかいぬの。すずしいにおい。つめたいみず』。」

Aug 21
■一日の三分の二以上会社で過ごすとなかなかのみっしり感がある。かなうなら移動の時間をなくして「部屋」「会社」「部屋」だけできっちりと一日を埋めてみたいものだ。それも本当に仕事をしている時間だけで「会社」を埋めるのだ。隙間が空いたところに「食事」を入れてもよいが、その際「仕事」から「食事」への移行は、詰め合わせた箱の隣り合う面から面に進むよう にぴったりくっついたまま行わなければならぬ。何もしていない純粋移動の時間が在ると、どうしても気持ちが緩む。緩んだすきまからとろんと逃げてしまう。ややぬるい寒天質の物質にくるまれて、腹に空いた穴から重たい餅がもろりと落ちるような具合である。逃げる行為とはそのように快活爽快なものからはほど遠い。だからこその滋味もウマミもあるのだが、それは苦くもあるし名残りもする、煮た魚の身から滲む澱のようなものだ。澱を食って笑っている奴は、逃亡者なのである。
■おさる。
■不謹慎な想像だが、7月の魔王はアララトのふもとに降りたのかと見紛うばかりだ。国力は決して貧弱ではない大きな国だが、それにしてもどのように耐えて事態を癒してしていくことか。神戸の震災時は冬で、随分辛い思いをされた方も多かっただろうが、イズミットは真夏で、また 別の辛さが襲っているだろう。日中気温35度で瓦礫の山と戦う救援隊の人たちも苦しいし、帰る家も風呂もトイレも水道も無い時に新生児や乳幼児を抱えた母親は気も狂わんばかりだろう。そしてまだなんとか生きて崩れた家の中で救いを待っているひとは、魔王の声と戦っているのだろうか。
■香港は一昨日から異様な熱気と空気の濁りに覆われて、ホットミルクの霧に沈んだままである。空気汚染度(光化学スモッグですね)が昨日は観測史上最高に達したらしい。おまけに台風が接近中で、昨夜は警報レベル1が発令されていた。こんな時は外に出ないで寝ていましょう。

Aug 18
■トルコの地震災害。被災者の数が桁単位で増えていくのを見ると阪神大震災を思い出す。ただ呆然とニュースを眺めているだけだったことも、今と似ている。あの時は、遅い朝の出勤前にテレビをつけたら何か上下に細長い灰色の紐のようなものが画面に横たわっていて、それが高速道路だと理解するまでにずいぶん時間がかかった。トルコでもあんな風に建物がめらめらと崩壊れているのだろうか。彼の地には多くの文化的な、と云うより文明的な遺産が在るが、それらは被害を受けただろうか。
■香港には地震が無い。かつての九龍城塞のような、脆くひしめきあう雑居ビルが腐海の植物群の如く生えているのはそのせいです。

Aug 15
■仕事方面が急に直滑降ダブルループ展開になって、拘束時間増加中。忙しいのは苦にならないが、夜間や日曜はオフィスの空調(冷房)が止まってしまい、空気が濁って電脳臭くなるのがつらい。と云うことでせっかく買ったのに放っていたWINDOW$98搭載ましーんであるところのMebius君にいよいよご登場願い、さぁ休日はおうちで仕事よ!なんてカッコつけたが案の定、雑誌の付録CD-ROMからあれやこれやDLし始めたらとまらない。ネットラジオのJ-WAVEを聴くため2時間かけてReal PlayerをDLして、今度はそれで見られるアニメ番組(「ふしぎ遊戯」だった)を仕事そっちのけで見入ったり。まさにトホホ一直線。自業自得道黒帯初段。
■小説を読みたい気分曲線が下降局面に入ったようで、どうも食指が動かない。髪を切りにいったついでに香港旭屋書店で「築地市場のさかなかな?」(平野文/朝日文庫)と「つかぬことをうかがいますが…科学者も思わず苦笑した102の質問」(ニュー・サイエンティスト編集部編/ハヤカワ文庫)を購入。最近めっぽう魚料理が好きになったことだし、これを機に、元魚屋の孫娘のくせに鮭と鰻と鯛と鰯と秋刀魚しか区別がつかない寂しさ情けなさを脱却するぞ。何の根拠もないが、魚に詳しくなると何かいいことがありそうな気がするし。「つかぬこと…」の方は、少し前に▼冬樹蛉氏の間歇日記で触れられていたのを思いだしめくってみたところ、長年の疑問「祝砲は撃った弾丸が落ちてきて危険じゃないのか?」が載っていたので、即買い。欲しかった京極夏彦の「百鬼夜行・陰」はとっくに平積みになっていたが、現在日本に里帰り中のSさんに買ってきてくれるよう頼んであるので、我慢する。美容院では「女性セブン」誌の夏期合併号を読んだ。森博嗣氏のインタビューが載っていたが、著作を一冊も読んでいないので、たいそう地味なおじさまがぼやけた白黒写真で写っているだけにしか読めなかった。
■「死国」に続いて「学校の怪談4」も公開されるらしい。中文タイトルは「学校怪談4」。本当にヒネリが無くてすみません。これらのヒネリの無さは即ち、如何に日本語を母語とする人が中国語を学ぶにあたって多くのアドヴァンテージを与えられているかを示しております。「血」「悪魔」「恐怖」「死」「夢」これらの文字はいずれも東アジアの多くのひとに等しい意味を与えます。
■さて今日は、ある国を除いたアジアオセアニア地区のひとにとって「たくさんわるいことをしたひとたち」が降参した記念日でした。ずいぶん昔のことだし、今はもうそのひとたちともだいぶん仲良しだし、そんな昔のことをいちいち云いつのることは普段は滅多にやらない。でも「忘れたわけじゃない」ってことを思い出す日なのかもしれないです。

Aug 12
■邦画が二本香港で公開される。「踊る大捜査線THE MOVIE」と「死国」だ。後者は、日本に遅れて最近香港でブームになった「リング」「学校の花子さん」などの人気をあてこんで、"恐怖もの大好き香港人"と云う柳の下のどじょうを期待して持ちこまれたのだろう(どじょうは何匹でも遠慮えしゃく無くすくいまくるのがここの土地柄)。だが前者は、映画のストーリーの前段階であるテレビシリーズがVCD化されているわけでもなく(日本の人気テレビドラマはしょっちゅうVCD化(中国語字幕付)されて叩き売られている)、かなり唐突な感が否めない。まさか「東京ラブストーリー」まで遡って織田人気にあやかったんだったらどうしよう(どうもしないけどー)。さてこの2本の中文タイトルは何というでしょう。答えは下の方で。
■今日は昼にウナギ丼を食べた。ウナギは香港でもちゃんとした食材で、大きめのスーパーでは「鰻魚」と云う名前で冷凍パックが売られている。純粋日系・似非香港系いずれも日本食レストランには「焼鰻魚」とか「鰻魚飯」などのメニューを見かける。こってりめの味も問題無いのだろうし、食感や見かけも蛇や海蛇に似ている(逆かな)ので抵抗があまりないのだろう。我が同僚たちはこれをBBQの材料にする。即ち炭焼き鰻。ちゃんと焼けばまあまあイケルのだが、肝心の"たれ"がないので、いささか間抜けな味になる。
■母方の叔父が目黒で小さな鰻屋をやっている。小学生の頃は土曜丑の日と云えば親戚一同こぞって集まり、大人は店の手伝い、子供は留守番+夕ご飯は当然鰻の蒲焼きだった。子供の頃から叔父の鰻しか食べたことがなかったので、大人になって他の店の鰻を食べると、かなり味が違うのでびっくりしたものだ。叔父の焼く鰻は大きくて柔らかい。たれも秘伝でなんだか独特のうまみがある。叔父の父、つまり私の祖父もかつて鰻屋をやっていたが、叔父は決して自分の父親からたれの秘密を教わらず、どこかで修行して自分で開発したらしい。彼にはなかなかよく出来た息子がいるが、この息子は某建築会社でエリート営業マンをしていて、鰻屋は叔父の代であっというまに終わるので、このたれも一代限りだ。樽かなにかに保存出来ないものかなあ。叔父が引退する前に、一度食べにいきたいなぁ(ちなみにこの叔父は若い頃映画会社のオーディションに受かったようなハンサムで本当は役者になりたかったらしいが、いまじゃどこからどうみてもビール腹の悪役顔の鰻屋オヤジです。人生百萬遍りです)。
■いま読みたい本:京極夏彦「百鬼夜行・陰」レズニック「キリンヤガ」小松左京「くだんのはは」←あからさまじゃな。「百鬼夜行」はそろそろ香港にも入荷した頃だろうか。忙しいと逆にガツガツ本が読みたくなるのは、試験前に限って漫画が描きたくなるのと同じ回路によるものだろう。
■中国語タイトルの答えは「跳躍大捜査線」と「死国」でした〜。すまん、オチは全然無いッス。デ・ニーロ主演の「RONIN」が公開された時はちゃんと「浪人」というタイトルじゃったんじゃがーって関係ねーぞ。
■こんなマイナーな雑文日記にいろいろなところからリンクしていただき、好多謝です。それにしても8月も上旬を過ぎて更新勝率3勝9敗とは情けねぃ状態だ。このさいパイプイスでも有刺鉄線電流爆破時限マッチでもなんでもいいから中旬下旬で星を挽回しないと決勝トーナメントに生き残れねえよ兄貴!兄貴って誰だよ!

Aug 8
■8月7日から始まった「劉徳華99演唱會」を香港コロシアムで観る。15日間連続公演だが、不況のあおりか、さすがの天王Andy Lauのコンサートにして初日と千秋楽しかソールドアウトしていないらしい。もっとも、360度展開のステージ設計はかなり客席を多めに取った作りで、9割入っても5千人は見込めそうだった。20:15の開始予定は香港風にどんどんずれて今夜は20:45(終演はあっさりと23:15。千秋楽はきっと24:00近くまでやるのだろう)。前回(96年)の舞台はあまりにベタベタな白馬王子っぷりにいささか辟易したけれど、今回はいい意味で大人にも子供にも媚びないそっけなさがあり、嫌味の無い雰囲気で楽しめた。初日の飛び入りゲストは恋人同士の噂が消えない關之琳(ロザムンド・クァン)だったが、今日は観客で来ていた李克勤と梅芳艶で、一曲づつ持ち歌のサービスがあってお得でした。Andyご本人の歌も意外や更に上手になっていて、88〜89年あたりの懐かしい曲もしみじみ聴かせてくれたので大満足。終演後の会場外での写真テキヤ連中(観客として入ったプロがステージ写真を勝手に撮り、終演時までに現像焼きましして街頭販売する恒例の夜店。もちろん無許可)も思いっきり盛況で、もう四十路も視界に見えてくる年齢だけれど、今世紀香港最高のハンサムガイとして未だ君臨しているAndy様であることだった(鼻息荒く語るファン)。
■どうもじっくり腰を落ち着けて妄想に浸れない。年貢をいつ納めようか、ということばかりが頭をかすめる。カエルだからいつかは帰るのだが、「帰ってくれば?」と云われるのはものすごく厭だったり。
■「あなたのおおせのとおりにいたします。わたくしの干上がった甲羅や爪の上にやがて文字が現われるでしょう、それを書き移し、あなたの七番目の姉に伝えなさい。あなたの七番目の甥が海の果てに沈む時、その予言がかなえられるでしょう」ふむふむ。

Aug 5
■大王は来ないが月末月初はちゃんと来る。書類に埋もれたり休日出勤したりで落ち着かない数日。運動不足恐怖症になる。尖東から佐敦まで歩いてみたら香港仔直行のミニバスルートを発見する。夜半にどしゃ降りの雨の中プロムナードをフェリー乗り場まで歩く。対岸の香港島の景観は、銀鼠色の霧雲を被っていて、何度目をこすって眺め直してもCGで描かれた絵にしか見えなかった。
■「平行植物」(レオ・レオーニ/ちくま文庫)をようやく読了。前半は平行植物学概論で、噛みごたえのある滋味深い叙述が続く。後半はいよいよ各平行植物の紹介になっているのだが、なんといっても圧巻は「オオツキヒカリ」であろう。その実体の無い姿(レディー・ミドルトン群生は大きな3つのオオツキヒカリから成る)といい文学的月光性といい、まさに平行植物の女王。一度見にいかなくてはなるまい。
■いっぽうその頃。▼これ全部欲しい病も勃発。
■しばらくご無沙汰していた知人Oさんから電話。彼女が習っている北京語授業の日本人生徒が一人帰国することになり、このままでは授業料負担が増えるので、ひとくちかまないかというお誘いを頂く。せっかくなので授業を見学したが、自分の水準より少し下あたりで、ブラッシュアップに有効かどうかは今ひとつ不明。参加の返事は保留する。
■それにしても北京語は音が奇麗だ。美しいというより「奇(あや)し」く「麗(うるわ)し」い音の繋がりだ。古い歌などは発声されるコトバがそのまま音色のようですらある。枯れたり訛ったりしても、どこか水墨画のような味わいに固まっていく。広東語はその点いささか八方破れであるけれど、かわりに柔らかい弾力のあるゴム毬やわざと粗く洗ったジーンズやコンビニの蛍光燈のように身を包む雰囲気がある。
■外国の言葉を勉強することの楽しさ。ある程度使えるようになった時、一瞬一瞬に訪れる静かな浅い充実感のようなもの。それは決して深くはない。所詮ただのコトバだ、なんの腹の足しにもならない。外国語が喋れるだけではそのひとの脳味噌が重くなるわけでも深くなるわけでも、何かいいことが言えるようになるわけでも決してないが、それでもウマみはある。
■今さらながら▼PC汚染度チェックをやってみたところ、結果は「あなたは 71.3%コンピュータに汚染されています」だそうでして。「かなり危ないです。背中を押されたらあっという間に落ちていきます」「 自分のWebサイトがあるのなら閉鎖すればまだ間に合うかも知れません」…しかたない、閉鎖すっか。それともいっそ誰かに背中を蹴ってもらおうか。でも落ちるっていったいどこへーー?
■「雨が降らないと次の一歩が踏み出せないカエルのようなわたくしですが、それでもあなたは哀れんでくださったのかしら。雨はわたくしの顔に空いたふたつの深い穴から降り続いています。あなたはどうぞおひさまが愛した固い煉瓦の上に立ちいつまでもいつまでも歌っていてください。せめてわたくしの蒼い皮膚から最後の雫が消えてしまうまで」ですぞ。