[South China Sea News]

◆NOVEMBER 1998◆
●Any Messages?●

●--NOV27-30
はやいな、もう一ヵ月ですよ。

●金曜日:
朝から小雨模様。
秋を迎えて空気が乾燥しはじめると、数日晴れただけでけっこう空気が霞む。つまり光化学スモッグ状態になるのだが、香港では排ガス規制など一切無さゲで、真っ黒い煙をぶおんぶおん吐いてバスもタクシーもかっとばす。だからこうしてたまに降ってくれると空気が洗濯されるので助かる。

お仕事:午前中は有償支給無償支給の区分と関連業務変更の会議。午後は価格変更した支給品のAPAR調整について。夕方から発注書どかすか出力。午後9時退社。

ケチャップイタメスパゲティが食べたいなあ、と思いました。ナポリタンでなくもっと原始的な、お子様のいたずら料理みたいなシロモノ。スパゲティを茹でてちょいと油をふっておきます。適当に切ったたまねぎと安物ソーセージ(ギョニクがよいです)をざくざく炒めます(気取ってバターだのオリーブオイルなど使わないのがよいです)。そこに麺をいれ、ケチャップをだばだばっと注いでもう一度炒め合えるだけ。非常にべたべたした一品です。気が向いたらこれを醤油でやってもいいし、塩胡椒でやってもいいです。

…と書いたら急激な睡魔に襲われちょとだけ横になるつもりが爆睡。翌朝9時まで接続したまま寝ていましたゴメンナサイ。

●土曜日:
休日出勤。午前中はシステム関連会議。午後は昨日の価格変更に関する資料ととっくみあって(上司L氏の数値ミスを次々発見し蒼ざめつつ)密かな訂正メール作成およびカーゴレシート入力。午後8時半退社。

金曜日の香港の新聞各紙は概ね江沢民首席の「(中日)共同宣言非署名事件」を朝刊トップ記事にしていた。どんな事件でもやけに大げさな見出しをつけるりんご新聞などは「江首席、非署名を以て中国人の抗日の気概を示す!我ら日本軍の非道を忘れず!」的煽り方だったが、朝日COMを読んだところでは中国側からも「署名しないことは前から決めていた」と発表されたそうである。が、まあそれが本当かどうかは誰にもわからない。
歴史や文化や民族性のことを深く取り上げることは到底私の力の及ぶところではないが、しかし以下にちょいと個人の主観で書いてみる。
中国人の内側のどこかあまり深くないところにいつでも取り出せるように、しかし落として失くさないようにしっかりと(ある意味「便利なもの」的目立ち具合で)、「抗日」精神、あるいはもっと素直に云って「日本嫌い・日本アレルギー」は仕舞われている。もちろんそれは現実の戦争犯罪の被害者であるところにもっぱら原因はあって、普通あれだけの目に遭わされたら嫌って当然なのだが、更に彼等のメンタリティがそれをしっかり補助しているようにも思う。つまり、そのアレルギーを持つ中国人が日本人を赦すとしたら、それはおそらくオカネやシンシナタイドに由るのではない。日本政府(天皇ならモアベター)がその名のもとにロコウキョウやナンキンなどの「戦争紀念地」に「本当に申し訳ないことをした、この償いはどれだけ償っても償いきれるものではない、もはやわたしたちはただ恥じ入りひたすらあなたたちの慈悲にすがって赦しを乞うばかりである、わたしたちはあなたたちの属国に戻り二度とあなたたちを蔑ろにするような真似はいたしません(以下延々続く)」といった銘文の「永久謝罪の石碑」を建て(出来れば天皇の直筆がよい←勿論「天皇」なんて署名してはいけない。「天皇」は「すべからくあらゆるものを統べる王」という意味だから)、以降国際場面では常に中国の面子を立て決して逆らいません、と内々に約束する(勿論センカク諸島は即時に「不法占拠」をやめる)、そういう劇画的「態度」が日本から欲しいのだ。つまり非常にドラマティクに面子を回復したいのだと思う。

ちなみに「気概じゃよ気概なんじゃ〜!」と叫んでいたりんご新聞の今日の一面は「キ○ガイ男、地下鉄ホームから男性を突き落とし轢かせる!」だった。いいのかそんな。

鍋はいいよね、鍋は。

●日曜日:
珍しく午前中に起床。しっとりバターたっぷりリーフパイに鉄観音茶という妙なブランチ。外は相変わらず曇っている。洗濯しつつデスクトップを整理したり「DOLPHIN」(フリーメイルソフト)をDLしたり。夕方から睡魔くんがまたやってきて、翌朝までぐったり。高校を卒業してからまた高校に入学し直す夢を見た(何故だ)。

●月曜日:
お仕事:月末の入力処理とシステム関連のコード整理で整天忙殺される。8時半退社。

システム移行準備のため入力アルバイトに若い女性二人を雇っているが、二人の作業効率にとんでもなく差が出てなんとも困ってしまう。然してその「遅い」方の彼女は(往々にしてこのような場合そうであるように)自分のどこが遅さの原因になっているかが自覚出来ないらしい。「私のタイピングは遅くない」と彼女は主張する。確かにそれは遅くはない。字も綺麗だし仕事は丁寧だ。しかしそれだけでは作業を速く終わらせることは出来ない種類の仕事を任されているのだ、という点が彼女にはどうも見えないらしい。うーむ、自戒自戒。

メトロン星人が好き。

ややローテンションである。

10月まるまるお休みした分、11月は「毎日更新」を目指してみましたが、こりゃまたキツいですね。ということで12月は無理せず「なるべく更新」を目指してみることにします。皆様には良き師走を。


●--NOV26
しわは弱まったがまだ眠い。

陽がささず薄曇、やがて霧雨。肌寒い。午前は発注書入力。ドイツからの注文書が複雑でパズルのよう。午後はシステム関連の会議。コード規定とカットオフで喧々囂々。夜半にようやく通常業務に復帰。日本とニューヨークにFAXを送って帰宅。午前0時。

人間がこの世に齎したもののうち最も重要なものは(1)言語(2)貨幣、のどちらかではないかと思うのだけれど、もっと他にありますか?それともどっちでしょう?

IRCにてフリークス/異端論と聖邪論、差別論からチチ論、下着論、ひるがえって養蚕製糸技術論、そして異端論へループ。深夜ならでは。

それを祈っているはずなのに、くやしいのよね。


●--NOV25
まあ多少睡眠不足になってもまだなんとかやってけるんじゃない?なんて油断していたら目の下に彫刻刀で彫ったようなしわがああああああああああ(ウメズ型口ぱっくり歯まるみえのど●●●まるみえ絶叫手は髪をぐしゃぐしゃポジション)(←眠いまま書いている)

なので今日は寝ます。

こいつはかっちりおさえておかないとダメダメだ、と思ったらどれだけ面倒でもとことんツメたがる。それがまたAll or nothingで、まだ終わらない/ツメきっていない箇所が少しでもあると先に進まない。
そんな自分の性格を実感する。損してるのか否か。

いろいろ思い出してみる。


●--NOV24
「社会機械」のアセンブリで「会社機械」とか「学校機械」とか「議会機械」とか「相場機械」とか「井戸機械」とか、めんくいに賭けるか否かは懐具合によるんだとか(チガウ)。

And it looks like we made it once again.
結局言葉ばかり宙に浮く。意味もベクトルも一貫出来ない若いelephantず。どう解釈しても面白くならないのは嫌い。

"As we go along"のクレジットを見たらギターにNeil YoungやらRy Cooderやらって今ごろそんなもん読んでますアタシ。

香港で綺麗なパブリックトイレを探すなら。
今朝何を考えたか牛乳500mlを一気飲みした。
何故か会社の女子トイレの水が断水していて使えない。…ごろごろ…。

助けてShangli-La!(泣)
〜(間)〜
ありがとうShangli-La!(涙)

会社の隣がホテルでよかった。


●--NOV23
HTML4.0specificationの日本語訳ページ、途中でネスケがぶちっと落ちるまで読み読み。だいぶん頭の中が整理されてきたカンジ…

朝。家の前の道路が水を撒いたように一面濡れている。いつのまに雨が降ったのかな。そのままいつものとおりバスに乗る。バスが通りの角をまがる。ざぶん。…ざぶん?…見ると一面水世界。コンクリート地面が何メートルも下から割り裂かれ無残に口を開けている。その怪獣みたいな口からだぶんだぼんと溢れ出る水。我が街は地下水道管の大破裂で一面床下浸水の危機にさらされていたのだ(でも地上23階じゃ関係ない)。

釜山から貨物が出ないと清水港の運送屋さんは泣くだろうか。るるー(泣)決死のソウル直談判電話。然して勝負は明朝に持ち越される。

「魂なんてどうでもいいらしい」論。

今年はまだ焼栗を食べていない。
秋空が広がるこの時期だけ一瞬姿を現わす香港の露天焼栗は、日本の甘栗とは違って、とげをむいた栗をただ熱い石と一緒にぐわんらぐわんらと焼き混ぜただけのシンプルさ。熱々の厚皮と渋皮を剥いてはぐはぐすると、ほっこりと素朴な栗の味が楽しめる。但し虫遭遇率はたいへん高い。

ここのところずっと窓を開けていて丁度よいくらいの気温だったけれど、なんだか今日は蒸し暑いような気がして、扇風機をつける。やれ涼しや。

やけないの、やけるの、いろいろ。

止まったらあかんよ。


●--NOV20-22
だらだら日記。

金曜日:さくさく仕事、でもなかなか片付かないのでやや疲れめ。おまけに翌日の休日出勤が決まる。無給なのはどうにもならないので諦めるとして、イヤな予感がするのはそれが一回で済むかどうかわからないところ、それにヤツラが非常にずぼらにその計画を進めているのではないか、というあまり冷静ではない悪意/嫉みめいた疲弊感。これがかなり容易く自分の内側に生じるわけで、それによって不知不覚にアタシがアタシを嫌な奴に変えっちまうのがとにかくみっともない。このG→W+G'→的循環はどうにかならんかのぅ。まっとうな会社員生活をあまり送ってこなかったツケなのだけれども、こんな場合に嫌な自分をどう実験にかけてデフォルトに還元したものか、すぐには見当がつかん。ヲトナはそれをちゃんと知ってるはずなのに、やれやれ情けない。

土曜日:やっぱりぜんぜんダメダメじゃ〜ん(号泣)あんたらいったい今まで何を毎日プロジェクト会議してたのよぅ、もっと実際のオペレーションを考えてモノを決めなさいよぅ、と思いきり顔に出してみた(一回くらい許して神様)。しかしそう云ってばかりもいられぬ事態、皆も頑張ってはいるわけで、こうして会議に出ていれば寝耳に水ちっくなありさまは少なくとも避けられるし、ついでに他の用事も片付けられるし、もう文句はおしまいにする。うが(吐炎)。

会社で購読している某「プレジデント」誌の付録冊子が誰もいない社長室の応接コーナーにぽつんと取り残されていた。特集は「スーパーリッチ・ミドルリッチのための戦略的資産運用読本」。すばらしくアタシと関係無い世界やね、と思いつつぱらぱらめくってみると、医者や社長、中間管理職、定年目前のサラリーマンなど架空の人物が資産運用のあれこれを銀行や証券会社に相談する小説仕立てになっていたので、ひまつぶしに拝借して読んでみる。
これがなかなか面白かったのですな。私など一生を20回くらい繰り返してもまだ御縁はないであろうスイスのプライベートバンクとかヘッジファンドの話でも、読んでみると「なるほど、ほうほう」とついその先が知りたくなる、たぶんこれは十数年前に結局ろくにわからないまま終えた国際金融論の講義の、4月あたりには確かに感じていたけれども10月にはすっかり消えていたあの「ほうほう、なるほど」感なのだけれど、まあそれはおいといて、思えば信託投資など夢のまた夢、この年齢で貯蓄目的の保険にも何ひとつ入っていないし銀行預金も薄ら寒いったらありゃしない我が身のありさま。なんともあぶなっかしいどんぶり勘定でここまで来たけれど、ふと、処世の一技術としてファンドマネジメントの知識はやはり身につけておいたほうがよいのかなあと思った次第。きちんと資産を把握しリスクを理解し合理的に運用する感覚って楽しそうだし(←だいぶ誤解している模様)。
ということで、とりあえずお金を増やすというより減らさないために、今の香港ドル預金を米ドルor英ポンド(ECUでもいいかも…ミーハーだね(笑))建ての定期預金にでもして、ペッグ制廃止に備えておかねばいかんのです。トンちゃん(特別行政区長官)は「ペッグ制は当分はずさねえからみんな安心すれ〜」と云ってはいるが、そこは香港(+中国)のこと、油断はならねえもの。

日曜日:早朝IRCに入っていたら、ニューヨークのサーバ経由で謎の英文字名前の人が話しかけてきた。大概こういうのはエロサイト広告なので無視しているけれど、その人からのtalkは全部普通の挨拶だったのでとりあえず返事をしたら、相手は香港在住のロシア人青年であった。リサーチャーとして働きつつ城市大学(City University)でエンジニアリングを勉強しているpostgraduate。わざわざこんな南国までねえ、香港の夏は大変でござろう、と尋ねたら「うん、香港の湿気は凄い。でも夏はボクの故郷の方がもっと暑いから気温は平気」…夏の気温が40度になるロシアって何処だ…。そして彼は私が日本人だと知ると「ボク日本の映画好きだなあ、「Love Letter」はよかったね」と話題をふってくれるのだが、すまん青年、おばさんそれ見てないんだよ…「最近は松たか子がいいね、彼女は歌も歌ってるんでしょう?」…し、しらねーそうだったのカー。なんだか変わった人だったが、Mac用の優れたICQソフトを作るのが夢だそうで、その点はぜひ頑張っていただきたいLinux使い君だった。でもなんで話しかけてきたんだろう(謎)

今年のクリスマス〜年末カウントダウンのコンサートは久々に王菲が登場。来年の旧正月はこちらも久しぶりの張學友。二人とも今年はでっかいヒットがなかったけれども、それでもお客は入るでござんしょうね。學友のは行きたいなあ。

都筑道夫「ちみどろ砂絵」(光文社時代小説文庫)泡坂妻夫「びいどろの筆」(徳間文庫)読みよみ。通勤用は竹田青嗣「現代思想の冒険」(ちくま学芸文庫)再読。

また一週間頑張りましょう。

たくさん。ね。


●--NOV19
「林檎と蜜柑はどちらが美味しいか」
「重さと長さはどちらが大きいか」
といった問いに意味は宿るか否か。
またそれらは、
「馬場と猪木はどちらが正しいか」
「ナタニエフとクリントンはどちらがセクシーか」
という問いと同じ種類か否か。またそれらに答えられる人の数の多さを真面目に数えることは有用か否か。

哲学入門書てのはありがたいものです。ここ数年ずっと頚の付け根あたりに置いてある一つの考え(どうやってこの人生をしめくくるかについて。でもそれを話すと皆に「え〜、なんで」とマジに怪訝な顔をされる。何故だねヒロシ君)を、ちぃとばかり「あ、やっぱりそういうことね」と考察してみたり。ちなみに読んだのは「自分を知るための哲学入門」(竹田青嗣著/ちくま学芸文庫)。おそらく高校生か大学生くらいのひとが読むべき本でござろうね。

一日中同じ姿勢でずっと新システムのためのデータ作り。こ、今度は左に首が回らないよう〜(焦)

ある歌手、またはバンドのファンになる。お気に入りのアルバムを聴きたおす。それを歌った当時の彼/彼女らの年齢をやがて自分も迎え、そして越してゆく。その時の奇妙な感覚をどう言い表したらよいか?

窓を開けていたら、微かに秋の虫の鳴き声。もう半袖では涼し過ぎる風に乗って。


●--NOV18
カント。

先月の誕生日直前に、自分へのプレゼント第1弾としてようやくペンタブレットを入手した。仕事を早めに切り上げて帰宅できた時は、そのペンタブにバンドルされていたソフトで落書き遊びなぞに興じる秋の夜長であります。ドロー系だけれどペイント系のブラシ(「ストローク」と云うらしい)もいろいろ揃っていて、「ぽたぽた」とか「ほっそり」なんて名前がそれぞれのタッチについているのが擬音好きとしては嬉しい(でもうっかり人の顔を「ぎざぎざ」で描くと怖い)。ただ、とてもとても重いのだね…。つまり我が68KマックQuadra嬢さまが遅いのであるが、しゃばしゃば〜とペンを走らせてもタッチが数秒遅れて表示されるのでは遊びにならん…それでもいじっているのは、ぼんやりへのへのもへじを描くだけでも、だいぶんオツムのリラックスに有効なのだ、と教わったので。

なんて云ってがしがしぐしゃぐしゃいじっていたらQuadra嬢の老いた心臓に負担がかかり過ぎたか、久々の爆弾マーク。し、しっかりッまだ死んじゃダメダッ(怖)

48でもまだ修行は足りないらしいです。

楽しい日々をあなたに。楽しい計画は私に。


●--NOV17
ソシュール(笑)。

昨晩からずっと蒸している。今夜はすこし雨になった。風がとても強く、窓を開けていると時々ひどく冷えた空気が滑り込んでくる。

よもやと思ったところにこそ、どかん、と穴は空いている。まかせたつもりが墓穴。吐血量SUPER MAX。然して土曜無給出社で自分を救え?そんな理不尽な。

つ、つまらない(愕然)。やっぱりもう見すてちゃう。ぽいぽい。

気がつくと激忙モード。新システム導入だの新企画だのがどかすか行われているのでそれは当然なのだけれども、本日一番トホホであったのは、理不尽な穴埋め作業の辛さそのものあるいは穴を無視するツナワタリ生活の恐怖そのものではなく、そのどちらを選ぶかの覚悟が即座に決められない自分の愚図さかげんだった。

誰か俺を殴れ!


●--NOV15-16
フッサール?

まさか、と思う、その一瞬後にそう思う資格が無いことを思い出す。

週末二日の半分以上は眠っていたようです。
NHK少年ドラマシリーズちっくな、SF冒険ホラーな夢をたくさん見ました。どこかで見たことがあるひとだ、とその夢の中でははっきり思っていて、その顔を今もなんとなく思い出せるのだけど、こうして目が覚めている時に考えてみるとまるで見覚えのないひとが出てきたり(あなたは誰ですか)、いろいろとせつない場面などあり(俺も一緒に行くったら行くんだよぅ)、食事もしないでそれだけ眠っていたというのは、ずっと夢の中にいたかったからでしょうか。もし今日会社に行かなくてもよかったなら、今も眠っていたかもしれません。でもどれだけ眠っても、そのひとが誰かはわからないし、きっと一緒には行けないのでございますからして。明日の朝ぐらいには忘れているんでしょうか。誰だかわからないそのひと、何処だかわからないその行き先なんて。

その酒場は繁華街のショッピングセンター地下2階の片隅、という中途半端な場所に煤けた入口を構えたまま寂れてしまったディスコバーで、さほど広くない店内の片隅に狭いダンスフロアともっと狭いステエジがあつらえてあり、絞ったというよりもともと設置数が少ない照明があたりを濁らせていて、客席に沈んでいるのは地元香港人のおっちゃんおばちゃんたちばかりでした。タイダンスショーの前座なのかそれも立派なショーなのか、ステエジではいかにも場末めいた歌手が北京語のナツメロを歌っていて、その歌声はどうにもカラオケ上手に毛が生えた程度なのですが、おっちゃんおばちゃんたちの何人かはご機嫌にダンスフロアでくるくると踊っていました。よく見ると西洋人もちらほら混じっていて、かれらもみんなごきげんらしく、やはりくるくると踊っていました。踊っていないひとたちはてんでに呑んだりぼんやりしたりうとうとしたり、影が濃くなったり薄くなったり、にじんだりぼやけたりしています。ステエジから流れる北京語はいつのまにか「別譲我離開…」と歌っていて、たぶんそれが日本語歌詞にすり替わり「時の流れに身をまかせ…」と歌われても、おっちゃんおばちゃんたちはやはりご機嫌にくるくると踊っているはずなのでした。

そしてタイダンス。半分予想していたとおりそれは「人妖歌舞団」による艶っぽいステエジでした。どうでしょう、あえてひらべったいナイロンめいた日本語で言うと「ニューハーフ」。オトコだったけれどもオンナになったカレカノジョたちによる酒場ショー(但しおヌードは無し)だったんでございますね。まあちょいとそこらへんのアジア事情を齧られたことがなくてもご存じの方も多いでしょう、タイにはそういうカレカノジョがかなりたくさんいて、しかも美形ぞろい、パタヤなどでは常設小屋でショーを楽しむことも出来ますが、こうして近場の香港あたりには巡業してくるのでございます。もちろんこの「人妖歌舞団」のメンバーもすこぶるつきの美姫揃い。あたかも絹で作ったマネキンに血が通ったが如ききれいなきれいなおわん型の胸、まるくてとれたての桃のようにやわらかそうなお尻からあくまですんなりと伸びた脚(以下延々下衆な形容が続く)、しかも決して清楚に美しいのではなく、こちらの胸やら喉やらがもうその濃さと重さににむせっちまってしかたがない、でももっとむせても酔ってもいいからもっと見せて、もっと痺れさせて、おねがいもっとシてってな具合で。どうもその、こういうようにあくまで妖艶にねっとりと悩殺されることを人間どこかで待ち望んではおりますまいか、先生。
(そんなわかりきったことを聞くなよヒロシくん!)
(先生かぶりつきでしたね…)
(ぼくはあの衣装が気に入ったのだ!広がる花柄が!きみもあっけにとられていたじゃないかっ)
そうです、学芸会並みのステエジにはまるで装置らしい装置もなく、姫様方はただぐるぐると衣装をとっかえひっかえ登場するだけでしたが、唯一それとおぼしき仕掛けと云えば、座長格の美女が歌マネをしながらドレスの肩につけたヒモをしずしずと引っ張り、いわゆる小林幸子式花柄背景を手動で広げて見せたことくらいでした。

だから、知りたいけどがまんして。

うらやましすぎ(笑)。


●--NOV13-14
場所っていろいろある。あったほうがおもしろい。って思って。

見たい。見にいきたすぎる(笑)

木曜金曜とやはり微妙に体調ダウン(それが何故かは土曜日に解決された)。仕事もはかどらず頭ももやもやしてちょいと濁った気分だったので、諦めて自分を甘やかすことにする。実は前日にも都筑道夫と泡坂妻夫の捕物帳ものを一冊づつ入手していたのだけれど、もういっぺん日本語書籍専門の古本屋さんをぶらぶら。今度は何故か内田春菊の「ファンダメンタルズ」などを買う(けっこう面白いじゃん(って読まず嫌いはだからヤメロ<自分))。ついでに近所の大排当でしばらくぶりにフレンチトースト。お砂糖卵とピーナツバターを塗ってから揚げた素朴に甘いお菓子パンなのだけれど、時々むしょうに食べたくなる。しかしちょと疲れたカラダにはもう少し軽いのがよかったかも。オツムが働かないと食べ物の選択もうまくいかなくて困りますね。

そして爆睡というのか昏睡というのかわからないが14時間ほど眠り続けて土曜の夕方に起床。これからお誘いを受けたタイダンス(Thailandの踊り)を見にいくのである。23:00開始らしい。一緒に行く予定のOさん(30代前半独身女性)は「(そんな夜中に始まるなんて)もしかしてあの、お札(フダじゃなくてサツ)をはさんじゃったりするやつ〜〜!?」と妙にわくわくしていたが……俺にはそんなカネはねえ(←あったらするのか)。じゃなくて、それはタイに失礼だろう…でもどこの国でもありがちかも…うーん…まだ頭ボケてる……。


●--NOV12
もっと勉強します。

いつかじっくり隠居話でも。

Sさんに誘われてExcelsior Hotelのリノベーションしたばかりだという日本料理レストラン「おいしい」へ。格安鉄板焼定食をいただきつつ、仕事の愚痴話など。「醜い○○人」シリーズに載せられるような内容で、ちょいとオツムも曇りがち。しかたがないことなのかもしれないが、坊主憎けりゃ袈裟まで憎い、というパラダイム(ぉ…はアジアでは大変成立しやすいのかもしれない。

どうもさっきから脳味噌のピントがずれるなあ、なんだか肩の痛みも消えないなあ、とぼんやりしていると夕方から夜にかけてじわじわ〜んと悪寒が。ありゃ。


●--NOV11
日頃「神様お願いどうにかしてくださいあのひとを」と心中念じ続けている上司がいるとして(仮定)、そのひとのミスを見つけるのは気分がよくもあり悪くもある。いろいろ味わっているうちに自分の人間の出来あがりかげんにやがて思い到るが、そこでどんなコトバで自分に理由を与え先に進むかによって、ひそかに神様は人間に区分をつけなすっているような気がする。どうにもそんな気がする。
昨日の朝のこと、目が覚めると頭が右に曲がらないのだった。無理に曲げようとすると右肩の裏から首から頭から万力でぎゅうっと絞め上げられたような(ってこんな時に使うのか!)痛みがぶわぶわ襲ってくる。すさまじいネチガエは時に吐き気も呼ぶことを知る。人間の体って不思議ですね。

これってこれでいいの?なんか違うよね?:-)

…やっぱりいやん(泣)。いやって感じる自分も情けなくていやになるら、もっといやん(涙)。どこか、どこか、傲しさを感じるのです。理念は理解出来ているつもりで、それはきっと効率がよい方法なんだと賛成出来るし、ちゃんと使いたいのだけど。でも、見る、ではなく、「見られる」ひとと、見ない、ではなく、「見られない」ひとがいることにどうにも馴染めない自分がいけないのでしょうね。しょぼん。


●--NOV010
急に某メーカーの接待があり、超がつく高級フカヒレ専門レストラン「新同楽」での晩餐の末席におよばれ。歓談しているうちに、てのひらくらいもあるフカヒレがどっさり入ったスープがしずしずと運ばれてきた。やわらかくやわらかく煮とろけてこはく色のスープの中でまどろんでいるフカヒレくん。こまぎれのビーフンか糸くずみたいになった姿しか知らなかったが、元はこんな形してるんだねぇ。残りの人生がいくら永くても自分のポケットマネーじゃ全身そろったキミは口に出来ないだろうね、と心の中で真剣に呼びかける、たぶんそれは本当なのだけれど、でもそんな風に考えるのもまるでお金を食べているみたいなので、途中でやめて味に集中する。…やさしくまろやかな、おいしゅうございました、とお辞儀してしまいそうな上品なお味でした。満足まんぞく。

しばらく不義理に連絡をとりそこねご無沙汰していた友人(トロント在住)からメイルが来た。「HPを作ったので見にきてください」とあるので「なんだろう、カナダ日記かな〜」とひょこひょこアクセスしたら「核兵器情報室」という硬派なサイトだった。やられたぜHちゃん。これから頑張ってね。

さて、ちょいと戦わなければなりません。たぶん負けはしないでしょうが、勝っても稼ぎは少なそう。カタナをこれ以上ナマクラにしないためには、しかしこんな時間も必要でしょう。


●--NOV09
微妙な感じ。張り切るとまではゆかずともさほど嫌な気分でもなくさくさくと仕事をしているのだけれど、実は何かどこかとても微細なネジひとつの歪みでがぅがぅと制御不能に陥る得体の知れない機械の前に一人で立っているような気もする。

引っ越す前のオフィスは広東道に面していて、甘いチャーシュー屋さん、デリカテッセンの屋台村、非常に美味しい(&値が張る)サンドイッチ&デリの「La Rose Noir」などがご近所だった。チムシャツイイーストに移転して早数ヵ月、なかなか美味しいお昼用のテイクアウトショップが見当たらず(だったら自分で弁当を作れという意見は無視するさ、ああ、するとも)おおいに悩んでいたが、先日ふとRoyal Garden Hotelのベーカリーショップを覗いてみた。きっとアップルパイやらチョコデニシュあたりを売ってるだけだろうな〜なんてたかをくくっていたら、おやおやサラダバーがある。しかも洗ってちぎったレタスにスライストマトといったありきたりの品揃えではなく、イタリアンやタイ風にきちんと調理した野菜やツナ、豆類が種類たっぷり。ドレッシングやトッピングも揃っている。他にもドイツパンやフランスパン、注文してから作るサンドイッチなども有り、ちょっぴりお高い(サラダバーは手のひらと指を足した長さの箱山盛り一杯で500円くらい)けれども、油こってりのファーストフードよりずっといいような気がしてだいぶ嬉しかったのだった。さっそく今日はタイ風なますのような唐辛子たっぷりサラダを多めにとりわけ、おもいっきりほおばった。口内炎がふたつも出来ていることを忘れて……まあ、痛美味(イタウマ)とでも申しましょうか(涙)とても美味しかったです、ハイ。

「カイロ」、あのぺイジ、あの空間(瞬間?)ですね。かの出版社に感謝しているのはカイギャクのカイラクと諸星漫画を教えてくれたことです。そして当時私はロックを真似絵させたら学校で一番でしたが(爆)、実はシマックが好きでした。


●--NOV08
結果:引っ越さずに居残る。

土曜深夜、なかなかに盛り上がったircで楽しく過ごさせていただく。夜明け前に就寝、昼前に起きて正午からスティーブン青年(謎のご身分だったがどうやら城市大学(city university)の学生(研究生?)と知れた)と近所のレストランで家賃交渉。こちらの希望は30%ダウン、先方希望は20%ダウンを底値に始まったが、結局23%ダウンが限界。当方だいぶん苦しいところではあれど、引越にかかる労力と費用、新しい部屋の見えないウィークポイントや新しい大家がイイヒトである確率などを鑑み、とりあえず実勢価格の範囲には下がったしね、と自分を納得させつつ妥協。ついでにステ君とメールアドレスを交換(笑)。
ということで、今後もしばらくは香港仔の住民でござるよ。にんにん。

夜はSさん宅で新米をご馳走になる。Sさんの実家は秋田で農業を営んでいて、毎年海の向こうに暮らす娘に穫れたての自家製新米を航空便で送ってくれるのだ。父の愛が篭った炊きたてほかほかの「単価当り世界で一番高い米」はたいへんおいしく、白飯とお漬物だけでおかわりまで頂いてしまった(お礼はどうした)。その後成り行きで「踊る大捜査線」のテレビシリーズ第1話をビデオ鑑賞。第1話にしてすでに終わりまで見えているのがいかにもテレビちっくであることだがしかし、時間が出来たらががっと集中的に違法レンタルしちまうかも<素直に面白かったと云えアタシ。

CSS/ドアノブ/鍵/錠前/カヴァー。
難しいものはどれ。


  ●--NOV07
一週間ずっと夜更かしで昨夜は爆睡、昼前に起床。午後からはSさんに付き合ってもらって近所のマンションを6部屋ほど見て回る。香港仔(アバディーン)と云えばそれしかガイドブックに載っていない珍寳(ジャンボ)レストランが窓から望める部屋があった。小綺麗にしてあるし(他人に貸すのにとんでもなく汚れたままにしてある部屋も多い)、現在住んでいる間取りとほぼ同じ条件で、家賃は5万円近く安い。他の部屋もそんな相場だ。新しく契約しなおすのに初期費用がいくらかは必要になるが、2ヵ月分の敷金は返ってくるし、2〜3ヵ月でペイするだろう。などなど考えつつ、勇気を出して現在の大家に連絡。「今の部屋嫌いじゃないけど家賃高過ぎるんで出たいっす〜」「えー引っ越すの?」「けっこういい部屋も見つかったし〜」「もうそこに決めちゃったの?」「まだっすけど〜」「ちょっとまて!明日の朝、いや昼に会って話し合おうっ」…にやり。現在の家賃が相場より異常に高いことはむこうもわかっているわけだが、はたして我が大家スティーブン青年はどんな回答をよこしてくれるのやら。それにしてもSさんにはいつも広東語で助けてもらっている。この家賃交渉ないしは引越の件がおさまったら、お礼をしなくては。

それでは貴女も「川崎の智」さんのギャグに笑っていたのですね。えへへ。

あら(驚&嬉)


●--NOV06
夕方職場のPCのHDDとメモリ増設作業があり、しばらく仕事が出来なかったのでその分夜まで残業(なんか違う気がするなァ)。でもお昼にはRoyal Garden Hotelの営業接待でフレンチバイキングを頂く。これくらいの役得があってもバチは当たらんだろう。先方担当は在港13年の日本人女性。結婚相手が香港人だったのでこちらに来たということだったが、彼女に「ニシダさんはどうして香港に来たの?」と尋かれて、やっぱり苦笑を返すしかない自分だったり。さらに「ヲトコはいるの?」←もっと苦笑したり(爆)

ここのところ「江戸の人情噺」がちいさなマイブームである。宮部みゆきの「幻色江戸ごよみ」などめくっている。もとはと云えば杉浦日向子の江戸漫画に惚れたのが始まりで、最初はふと手にした「二つ枕」の静かに艶めく吉原世界にぞっこんになったのだった。ついで吉原に限らず広く江戸庶民の日常を題材にした初期短編集「えひもせす」を読み、ますますハマった。何度繰り返して読んでも味が減らないこの不思議な魅力はいったい何だろう。作者は7年前33歳にして既に「隠居」生活に入ったとのことだが、まだ入手していない作品はいくつも残っているので楽しみにしている。先日は「百物語」と「風流江戸雀」(いずれも新潮文庫)を読んだ。「江戸雀」は古川柳をモトネタに、貧乏だけれどもたいそう粋に四季を過ごす熊さん亀公おたつにおぎんさん的ひとびとをほんわか描いた短編集。「れていても れぬふりをして られたがり」…いいっすねえ。いっぽう「百物語」は魑魅魍魎、怪しのものたちを描いた7ページ読み切りの小編99話を収録したもの。「ホウ」や「ウブメ」も登場する。杉浦女史描くところの江戸人は、妖怪や幽霊又はそのどちらにも属させ得ぬ「なにか」を、恐れはするが忌み嫌うこともない。彼等はただ「それ」が通り過ぎるのを、眼を伏せたままじぃっと見ている。その首の微かな傾げ方に、憧れる。


●--NOV05
それは穏やかな明るい黄緑色の封筒に包まれて、私の指が自らを探り当てるのを静かに待っていた。

香港特区政府からの税金支払指令書を遂に受け取る。来年2月までに月給2ヵ月分の税金を一気に支払わねばならない。覚悟していたとは云え、やはり痛い…。唯一のボーナスである旧正月前のダブル=ペイ(給与一ヵ月分。香港ではこれが通例)は全てこれに費やして、なおかつ……(吐血度MAX)。

泡坂妻夫「斜光」読了。まったく別の二つの物語が静かに渦を巻いてひとつになってゆく、たぶんその渦はイザナギイザナミの渦なのだが、それにしても静謐の内に淫が在るのか、淫を極めてやがて静寂を宿したものか。こんな風な艶やしぐさが好きなひとが好きかもしれない。
連城三紀彦「宵待草夜情」(ハルキ文庫)にも酔ってみる秋の夜長。燃える桜の枝…その油は女の内側から溢れ出たものなのだけれども、而して男はそんな風に女を燃やすことが出来ますか?

くやしいけれどもくじけずがんばりましょう。


●--NOV04
日が暮れてから早々に退社。Sさんに付き合ってもらい、新都城に出向く(部屋を見てまわる時は一人ではない方がよい。一人で赴くと大家さんと不動産屋の「借りさせる」気合いに負ける可能性が高い(笑))。チムシャツイから路線98D、久しぶりに空調無しの「がばごぼ」うなる九龍バスに乗る。旧空港の地下をくぐって観塘方面に向かい、東海底トンネル方面へのバイパスを疾走、将軍奥トンネルをくぐる頃には辺りは九龍とはいえ緑深き山が路端に迫っている。トンネルを抜けると突如夜闇に立ち現われる超高層マンションの大群。懐かしい馬鞍山の新港城あるいは海柏花園の双子の弟のような、どうにも近未来世界の映画セットめいた街なのだが、もしかするとデヴェロッパーが同じ会社なのかもしれない。43階建て(地上から見上げるとパースが付くマンション…)の群れに迷った末にたどり着いた新都城は、ホテルと見まがう荘厳味溢れるエントランス(街路からは「シャトルリフト」で専用玄関まで上り、それからゆったりと敷地内のコリドーを各ブロックに進むのである)、充実したフィットネスクラブにプールとテニスコート(もちろんナイター設備)を完備し、マンションと直結したビル内にはレストランからスーパーまで全て揃っている。部屋は持ち主の潔癖な性格どおり、こざっぱりを通り越しモデルルームよりも美しく、もちろん新品の冷蔵庫、電子レンジ、洗濯機、クーラー付き。窓からは遠くジャンクベイを望むことも出来る。

でも…会社に遠過ぎました。


●--NOV03
さても。年末年始を越えて旧正月(来年は2月中旬)辺りまでさくさくとお仕事忙しモードの様子。こんな時の効率化の基本は「とにかく発信したままリズムに乗っとけ」ではないかと考察する今日このノグチゴロー(←Fromお茶の水)←誰知道:-)

我が社のコンサルタントH氏はたいそうな「好人(ほうやん=いい奴)」であるが、先日何かの折りに家計を逼迫する家賃の愚痴をこぼしたところ、彼の友人である女性弁護士さんの持ち家(マンション)を賃貸しないかという話が舞い込んできた。丁度今住んでいる部屋が契約開始から一年を経過してペナルティ無しで引越出来るようになったところでもあり、これも何かの機会かもしれないと、明日部屋を見に行くことにした。場所は将軍奥にごく最近出来た新都城=Metro City(でも地下鉄が開通するのは4年程先の話らしい)。墓参り以外で将軍奥に行くことになろうとは。

「(笑)」を多用し過ぎることの弊害は、どんなに魅力的な発言内容であれ徐々に色褪せ疲弊して見えてくることかしらん。貼りついた笑顔を想像してしまうのは安易に過ぎますか。


●--NOV02
ずっとぼんやり考えていたことについて、非常に朧な途中経過的解答を得る、が、なにごとも依然途上である。断片言葉:オトナ/ヲトコ/ヲンナについて(深過ぎ)。素晴しく穏やかな刹那。生産性、貯蓄、微細な部分、fundamentals。絵描きと引越。ばるちゃんの「恋愛のディスクール」などなど。


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