[South China Sea News]

◆SEPTEMBER 1998◆
●Any Messages?●

300998

▼月末で連休前なのになんとなく仕事帰りに本やら靴(5センチヒール黒イタリア製、元値1200HK$→250HK$)やら買い物する時間があった。あたしったら余裕ねふふん、なんて驕っていたらばいきなり市場クレーム発生。ふう。
▼The truth is out there?「X-Files」シーズンフォー、根底の粗筋に関係なさげな2エピソードを除いて見終わる。モルダーもスカリーもぼろぼろでかわいそうというか呆然というか、物語は展開するというよりただ破綻し続けているような、クリス=カーターも困ってるんじゃないだろうか、とか。シーズンファイブは現在テレビでも放映中なのでビデオと合わせてなんとか追いつけるだろう。映画はいつ見にいこうかな。
▼「音楽植民地」(香港で唯一のまともなロック/アングラ系音楽雑誌。隔週刊)創刊10?周年記念ライブ、10月3日九龍湾にて。最近出来たこの倉庫街のイベントスペースはどうやらオールスタンディング形式。ようやくチッタみたいなハコが香港にも出来たってことでしょうか。先日来港したパフィのライブもここでした。記念ライブの主な出演はVirus(←まだいた(笑))、Beyondなど。残念ながら行けねえ。Yさんは来ないのかな?
▼酒井典子が11月5・6日と香港でコンサートを開くそうです。(誰に云うとる)
▼さて10月1日は中華人民共和国の建国記念日=国慶節。香港では昨年からこの日とその翌日が祝日になった。今年はその直後に土日が続くので四連休。5日の月曜日は今年の中秋節(これは毎年日付が変わる)で、中秋節は家族で夕食を一緒に囲み、堤灯を持って山頂(ビクトリアピーク)に登ったり公園でろうそくをともして夜更かし(笑)して団欒する日と昔から決まっているので、職場は軒並み半ドン。そして香港では「中秋節の翌日」は祝日に定められているので、火曜日もお休み。いい季節だ。
▼んではこれから空港へダッシュ!

▼muzik:
▼jazz POUR HOMME▼繼續追尋(達明一派)
▼libre:
▼Exploring JAVA▼天使の復讐(山田風太郎)


270998

▼その後の移住計画はいかがですか。
▼だらだら日記。
▼土曜日:始めは仕事のなりゆきで知り合い、今は誘われれば呑みにもゆきましょう、というくらいのおつきあいがあるふくよか系美青年S氏が、いつの間にか可愛いお嫁さんをもらっていた。そのおめでとうパーティにおよばれして、西貢唯一のホテル「Beach Resort Hotel(なんてそのまんまなネーミング)」にあるタイ料理レストランへ。車窓からぼんやり外を眺めているのが好きなのでうっかりバスを乗り継ぐルートを選んだらやけに時間がかかった。香港仔〜銅羅湾〜海底トンネル〜又一村〜獅子山トンネル〜沙田(1時間15分経過/乗り換え)〜馬鞍山〜西貢(さらに1時間)…遠い(泣)。定刻に若干遅れてしまい、初対面のひとだらけの席に案内されたが、それはそれでなんだかオモシロイ日本人失業青年が隣にいて「45歳でバーのマスターになる」のが夢らしき彼の話を聴きつつビールを呑みビーフンを食べることに。ふむ26歳で情報処理の仕事を辞めて香港で職探しとな。それはそれは。俺?俺はほら、流れナガレてこんなとこに。いやまあ流れるのも人生ってことでお互いに。まあ呑みましょう呑みましょう。明日はスキューバですか、いいですなあ。釣り?ほうほう、ということで新郎新婦とはろくに会話もせず、ただひたすら蕩けるが如く(というか溶けてた)幸せな様子を堪能しておく。料理はまあまあだったが、屋外なので暑かったのがちと疲れた。二次会には出ず、自分と同じような境遇の日本人ヲンナ4人であれやこれやとヲトコ話をして(ありがち過ぎ(笑))帰る。帰宅は深夜。
▼日曜日:午後遅くに起床。食料を仕入れ、片づけだの洗濯だのしつつ怒涛のX-Files三昧。シーズンフォー制覇は近いぞ、うひょー!(こんなことで達成感を得ていていいのか?という疑問は×××と一緒に洗濯しちまえ、えいえい)
▼しかし日本語の字幕が物足りない。勿論全部聞き取れているわけではないが、ところどころ「れ?もっと大事なこと云ってるじゃないの?」と感じる箇所がある。日本語の習性上、俳優が語っている内容を逐一文字にしていると画面が全部字で埋ってしまうからかも知れないが、それにしてもずいぶんハショるなあ、と思う。中国語の字幕の方が忠実に訳されているようだ。漢字の場合、表意文字の強みを発揮して、一度口を開くと延々喋り倒すモルダーやスカリーの大量な台詞の意味をざくざくこなしてゆけるからだろう。
▼嘘をついてないならいいってこと?そうなの?

▼muzik:
▼jazz POUR HOMME
▼libre:
▼Exploring JAVA


250998

▼今日のランチ:社長と部長がそろって日本出張中につき羽を伸ばしたヒラ10人で、近所の老舗北京料理レストラン「鹿鳴春」へくりだした。東京から長期出張中のTさんが「なんだかミスター・ブーに出てきたみたい」と評す内装はちょいと古くさいが、お味の方はきっちり美味しい。しゅんらーとん(酸っぱくて辛い五目スープ)、さいぼんはい(謎の卵白蟹味仕立て)、しゅんよんぱくちょいちゃい(白菜仔という青菜のにんにく炒め)、なんだかわからないうなぎかどじょうかあなごらしき魚と竹の子系の野菜の煮物、表かりかり中ふわふわの揚げパン、塩味五目チャーハン、それにメインの北京ダックでひとり100HK$ちょっと(本日のレートでは約1800円。うむ、円安が痛いですな)。
▼こういうレストランとか餐テン(ちゃんてん:定食や粥、麺をもっぱら提供する所謂「安食堂」ですね)紹介コーナーみたいなものを作ってみようかしらんと思ったり。
▼ジュビロ磐田が香港に来るよ〜というチラシが日経新聞に挟まって届く。アジアンクラブちゃんぽんチャンピオンシップ。9月30日(午後8時キックオフ)に行う試合のチケットを9月25日に発売するらしい。ずいぶん直前に売るんだなあ。日本でもそうなのかしらん?ちなみにチケットは一番高くて120HK$(学生20HK$、高齢者30HK$)。
▼そろそろゆっくり出来ると思ったのに10月下旬から新プロジェクト開始決定、とのお知らせ。社内の購買管理システムを新システムに移管する計画も始動中。
▼やばめの秋。なにもかも忘れそうで怖いぞ。
▼だからおいらもカケオチしよう。

▼muzik:
▼jazz POUR HOMME
▼libre:
▼Exploring JAVA


230998

▼ちょいと浮上。
▼京極夏彦最新刊「塗仏の宴」後編「宴の始末」。9月18日に田舎(C県S市)でも発売されたそれを母に頼んでEMSで送ってもらったところ、翌週月曜日には届いた。昨晩完徹して読了、以下戯言。
▼【ウブメレッスル夢ファクトリー説】。すなわち湿気と異臭と視線と嚥下されそこね漏れ溢れた吐息が充満する闇の異界たる後楽園ホール、ではなく、カクテル光線とオーロラビジョンと火薬と轟音と地響きをゆったりと抱え込み、なお且つ上空に余剰する巨大な空間を内包するカラクリ舞台東京ドーム。それほどの器(風呂敷)を用いないとrealizeされない極めて婆沙羅な物語を紡ぐために登場する因縁深きヒールとベビーフェイス(と審判)。破られざるルールと約束された反則を接続し織り込め合い予定調和のエクスタシに幾万の観客を導く舞台上の真剣勝負。塗仏は新日本プロレスだったのです。
▼その他に【ウブメ倉田江美説】とか。昭和50年代の別冊マーガレット(notなかよしnorフレンド)的すなわち「白百合の騎士」執筆当時の美内すずえ(not池田理代子(←強いて云えば蜘蛛))的油分まみれ具合(それが「きめの粗さ」「織の綻び」に転化するのか)。和装なのにその闇色は枯れてるどころかとろとろとけっこう淫らな成分も混じっているらしく。拝み屋の登場シーンはやはり痺れる。
▼まずはこれにて第一部完、かくなる上は某先生云わるる京極版偉大なるオルタネート・ヒストリー計画を断固遂行し昭和をどんどん下り来て、いずれ「百鬼夜行シリーズ第十部・平成の拝み屋京極四世ついにメフィストに登場!」なんてそりゃもう必殺のノリで(その場合初代京極は行方不明だったりするとモアベターよ)、ええ、読みますよ読みましょうとも、おまえが耐えた苦しみなら、耐えて見せよう耐えて見せるとも(隊長!バスティーユ(どこだ)に、白旗がー!)
▼ともあれこれでようやく皆も関口@まい激らぶだーりんが京極堂など足元にも及ばぬ真に強いキャラだと云うことが身に染みて理解出来たことだろう。所詮馬鹿猿の一人称に勝てる古本屋などこの世には存在しないのだ!わははははは!(銃声)
▼残った疑問:推理小説は娯楽小説ですか?娯楽小説は推理小説ですか?貴方の云う「ミステリ」とは何ですか?貴方の云う「エンタテイメント」とは何ですか?「傑作」とは何ですか?娯楽とは何ですか?小説とは何ですか?

▼その他の最近:「X-Files」シーズン・フォー制覇計画/お勉強計画/日記読み技術の向上/名づけ親(失敗)/仕事のミス/何度目かの困惑/二度めの誘惑。
▼その昔月餅をお送りするとお約束したあなたとあなたとあなたとあなた、大変申し訳ありませんがご住所をもう一度お知らせください(HDDトラブルで消えてしまいましたごめんなさい)。今度こそあっま〜〜い蓮の実餡入を。その他に2名様分まで余っております(爆)。

▼muzik:
▼libre:
▼「塗仏の宴」〜宴の始末▼Exploring JAVA


140998

▼朝から豪雨。昼間から青空。夜は蒸し暑かった。
▼しばらく休憩。来月の第2週くらいには復活出来るかな、と思います。


130998

▼ビデオ漬けな週末(笑)。金曜夜にNHKスペシャル「故宮・中華五千年」シリーズの第2回(年表を手元において見る必要を痛感)。土曜日休出の帰宅後映画版「Patlabor2」。日曜日はX-Filesの第1シリーズ「ラザロ」「再生」「E.B.E.」「奇蹟の人」←今月24日から映画版が公開されることになり、急遽未見のテレビシリーズをビデオで追いかける計画を発動中。間にあうか?
▼某Mさん風に言うなら:表現のウマイヘタは運命的というより時の性格的なものでしょうか。比べるのは十中八九意味がないとわかりつつも比べてしまうんです。綺麗なものと綺麗じゃないもの、柔らかくて素敵なものとイゴイゴ味がする気持ちの悪いもの、いいにおいがして大好きなものと腐った卵みたいで絶対いやんなもの。そして自分の絶対いやんは、その絶対いやんが絶対いやんだと思っているよりもっともっと絶対いやんなのだと確信してみたんです。(む、Mさんはこんな風には云わないぞッ)。
▼昭和50年代を西暦で言うと「1970年代後半から80年代前半」になるのだけれども、敢えて「昭和50年代」と言うことで醸し出せるニュアンスについて考察中。
▼Webコンテンツは特別な措置を設けない限り不特定多数の人に対して開かれている。そして画面に表示されているものは大概プリントアウト出来る。で、紙に印刷されたものはFAXで送付することが出来る。ということを考えると凄い覚悟なんだなあと感心する。げええええええええ。ぺっ(唾棄)。←こんくらい感心したんス。それに、このタデもったいねえ、と思ったりもしたけれども残念ながら同情も出来ないので放っておくことにした。さらばなり。
▼いろいろ企みつつも週が明けてしまってちょと面目無い。近日中には。

▼muzik:
▼ENDEAVOUR▼懐かしのアクションヒーローVol.3
▼libre:
▼香港殺人旅行


090998

▼物騒な話を聞く。今のオフィスが入っているビルは地下2階から地上2階までが地元資本のデパート、その上はオフィスフロアになっているのだが、そのどこだかのオフィスで強盗レイプ事件が発生したらしい。同じフロアの他社事務所でも盗難事件が有った。不景気のせいだろうか。あんまり穏やかではござらんね、だから遅くまでオフィスにいてはいけません、というお達しが出…はしないのだけれど自主的にサボって7時前に退出。
▼源記で牛南河と菜心の夕ご飯を食べつつ「全東洋街道」(藤原新也/集英社文庫)をめくる。が、残暑と初秋が混じった南国の蕎麦屋で肉汁たぷたぷの麺をすすりながら冬のボスポラス海峡に佇む酔いどれオトコの写真を眺めても、どうもぴんと来ないのだった。ふらふら銀行に寄ったついでに日本人向けレンタルビデオショップをひやかして、NHKスペシャル「中華五千年」シリーズの1と2を借りる。
▼珍しく0時前に就寝。朝の6時過ぎにぱちっと目が覚める。脳味噌が生き返ってる。
▼擬音が好きなんでござる。例えばこの「ぱちっ」あるいは「ぱっちり」という、目がはっきり開く様を現わす時に多用する表現は誰が最初に始めたんだろ、昭和に入ってからかな、古語では何と言ってたのかな、なんてことを考えていると妙に幸せになるんです。世界擬音大辞典(古今東西各国のいろいろな擬音が発音記号付きで網羅されており、どのような起源を持ちどんな場合に用いるかが詳しく用例付きで説明してある)なんて無いのかな。やっぱりコドモ向けじゃなくてオトナ向けのがいいな(そりゃどういう擬音が載っているんですか先生?そ、そんなこと、ヒロシ君キミの方が詳しいくせに)。どうも京極堂あたりに有りそうな感じはするが。
▼10日の朝は涼しい雨がさらさらざらざらと。すべり落ちるように秋めいたり、思い出したように蒸し暑くなったり。世間にはそろそろ月餅の広告が目立つようになってきました。いよいよ一年前のお約束を果たす時期がやってきたようです(苦笑)<その節の皆様。
▼無料でコーポレイトアカウントを設けた日航ホテルの接待。ホテル内の「嵯峨野」で「9月のランチ」メニュー。松茸のお吸い物に焼秋刀魚にかやくごはんに…うう。持って帰ってもっかいたべるー!(じたばた)←これも擬音?

▼muzik:
▼ENDEAVOUR
▼libre:
▼全東洋街道(上)▼香港殺人事件


080998

▼四捨五入恐怖主義者のくせに二日で5時間しか寝られず肌荒れに泣いてるおばさんなあたくし。頭の先までずっぱまりですとも。
▼この週末あたりからずいぶん暑さが和らいできた。今日は昼休みにビルの外に出たが、熱波の中にダイブするあの独特の圧迫感が消えていたのでびっくり。かわりに湿気た空気にぬるん、と包まれるだけ。秋なのか。
▼中学や高校の頃、深夜ラジオ(*1)を聴きながら秘密のノート(笑)にあれやこれやと戯言を書き綴って飽きることのなかった日々、を、ふと思い出した昨夜。その頃は手紙魔でもあって、一度にひとりのひとに宛てて出す量が市販の便箋セットではとても足りなかったので、便箋替わりに薄いノートを使った「手紙」を友人とやり取りしていた。近況報告あり妄想ストーリーありイラストあり、「か、描いちゃいました〜」と云いつつ某ロボットアニメのお気に入りキャラ(*2)の下手くそなキスシーンあり(まさにヲタク少女永遠の邪道路線)…。ノートの端から端まで隙なく描いて書いて埋め尽くしてもまだ湧き出ずる、なんたる妄想エナヂーであったことか。あれは本当に私だったのか。
▼昨日もらったジンジャークッキィが激ウマだ。しっとりほこほこした厚めのビスケットに、噛むと柔らかいドライジンジャーがたっぷりまぶしてある。名前はDUCHY ORIGINALSのGINGERED BISCUITS。
▼お茶レス:ありがとう。明日はカシュガルのパキスタンカレー物語に止まります(by「世界の車窓から」)←大嘘。
▼滞っているあなたとキミは、ゲンキなの?

*1:佐々木功のSay! Youngとか神谷明のオールナイトニッポンとか。探したらカセットが実家のどこかに眠っているはず。
*2:IQ360の超天才。声の出演は当時冷静沈着な二枚目を演らせたら右に出る者のなかった(断言)キートン山田俊司。

▼muzik:
▼ENDEAVOUR
▼libre:
▼全東洋紀行(上)


05-070998

▼会社でお茶を飲んだ。
▼日曜朝徹夜チャット明け、よくあるフリーズ再起動のはずだった→突如山岸涼子的超怪音で叫び始めるMy Old Lady Quadra→いつもの即席ワザDisk First Aidでも彼女は正気に戻らず、嗚呼その素晴らしく歪んだ高音ソプラノは誰が為なりや→大捜索の末引越以来行方不明(にするな)だった漢字Talk7.5CDROMを発掘なんとか起動成功、ようよう叫びは止まる→呆然としたままバックアップを取りHDD初期化、生き返ってケロリとスマシている老嬢にあれやこれやとDLし直しているうちに既に昼、自然爆睡→夜中の0時過ぎ起床、そのまままたチャット&作業→早朝出社。えへへ、俺なんか間違ってるかい?(死呀!)
▼しょっちゅう踏んだり蹴ったりな目に遭わせてくれるドイツ支社の偉いひとが華南地区視察にやってきた。
「いつもありがとうニシダさん。これおみやげ」
ああ、えげれす製じんじゃーくっきぃで買収されるあたくし。
▼自分の不注意で机の角に小指をぶつけた場合のOuch!みたいな。
▼とんでもなくでっかい月だ。しぼったらどれくらいお酒がとれるかしら。

▼muzik:
▼The Monochrome Set▼Flowered Up▼Crowded House▼太極▼達明一派


040998

▼なんとなく朝と夜の暑さが薄れてきたようです。ようやく残暑か。
▼月末月初処理に期末用資料やら未払い処理やらが重なって残業週間。しかたがないので素直に働いておりますが、沼は深し森も深し、やれ隣は何をするひとぞ。
▼もうちょっとしたら、そうしなけりゃいけないかもしれない。そうしたくない、と思うより先にそうしたほうがいいのかもしれない。

▼muzik:
"小島夢"
The Wynners('93)


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