南国備忘録
[South China Sea News]

◆March 1998◆
●Any messages? Any good news?●




●Mar 31

Dear, could you be aware of how we've been through those years? It is tenth in next year from the day you visited them at Queen Victoria Stadium. How us, how them, how us and them.

ってことでさたんってっちょーいちゃう!も34。キミは32。N選手はいくつなのだい。

今日もさっぱり晴れ上がったよい天気だったが、体調は久しぶりの七転八倒大不調で、月末の入荷管理データ〆日でなければソッコー休んで……もいられない。病欠(有給)は年3日までと決められていて、もうとっくに使い果たしているのだった(笑)。
朝8時と9時に「Panadol」を一粒づつ飲む。通常一回につき2錠を服用するので時間差があってもいいと思った(らいけないのかも知れない)が、いつもなら眠くなるだけのところ火照るは冷や汗はかくわぐらぐらするわで散々だった。じたばたもがきつつ何とか自分の最低請負仕事量を片付け、終わりきらない分の相手には「ごめん明日!」の書き逃げメールを送り、定時まもなくとっとと退勤。たまには許して。おやすみなさい。

Dear customers (customers?), Sorry for our (our?) delay in writing to you but please kindly give us (us?) more few seconds (seconds?) to realize the required (required ?) schedule.

元気か?

Breath your own air always.


●Mar 29-30

きみにはわかっているはず

花曇り〜なんて柄にもないことを言った矢先、真っ青な空からお日様がぱちぱち照りつけるなんとも初夏ちっくなお天気になった。こうなると湿度が高い分途端に暑い。クーラーをいれるかどうか悩んだが、ここで冷房に頼ってしまってはこの先ずっと10月頃までつけっぱなしになるのはわかっているので、電気代節約のため我慢を決める。
で、かわりに扇風機の登場。久々にあたってみると、この風がまたなんとも夏っぽい肌触りではある。夕暮れの空を見ながら「これでビールに枝豆、それに蚊とり線香の香りがそろえば完璧、でもないなあ、どうも何か足りないぞ、なんだいったい……」とつぶやいてみたり。さて答えはなんでしょう?

だらだらと長いだけの個人的な備忘録2件。お暇な方のみどうぞ。

星州訪問計画(3/20-22)
金曜夜7時半、終わらぬ仕事を無理やり切り上げ、会社のトイレでタイトスカートとパンプスを脱いで(似合う似合わないは別としてこんな格好はやっぱり窮屈で仕方がない。例えどこであろうと脱いだ途端にほっとする)いつものジーンズとズック靴に着替えて飛び出す。行くぜシンガ。近所のギャレリアにひとっぱしりしてお土産を買い、タクシーをつかまえて空港へ。霧がひどく飛行機が飛ぶのか一瞬心配になったがすんなり夜9時30分離陸。機内食で空腹を満たし読みさしのカー短編集をめくっている内に、無事深夜1時過ぎシンガポールのチャンギ空港に到着。入国審査官が皆私服で愛想がよいのも好印象だったが、カウンターにちょこんと置かれた透明なお皿に山盛りの「いらっしゃいませ★ようこそシンガへ〜シンガポール入国管理所(はぁと)」のゼリーキャンディがいきなりツボ。なんて可愛い攻撃なんだろう。見習え香港。
さて空港に迎えに来てくださるのはこれから二晩ごやっかいになる予定のYママ(何故か弟御に先にお会いしたのだったが、当然のこととは云え見事に姉弟そっくりなので感動。Yママご本人はぱっちりおめめが印象的。健康的に日焼けしたお肌に茶髪が映えてかっちょいいのだった)ひとりのはずだったが、ロビーに出てみるとナイトサハリンファリ帰りである日本からの皆さん6名も一緒だった。Kさんがひどく蒼い顔でへたり込んでいたので、何だ早くも呑みすぎか?と失礼にも勘違いしてしまったが、実は恐怖タクシーの犠牲になったらしい。他の皆は赤道直下なのに全然いつもと変わらなかった(←って再会の感激は?)。
ホテルに戻る皆さんとはその場で一度お別れし、Yママ居城にお邪魔する。一瞬ペプシマン閣下のお姿(しかも寝姿(ああっやっぱり見なかったことにしときます?)←っておせえよ)を拝むが当夜はそのまま就寝(する前にベッドサイドに置いてあった「将太の寿司」第3巻を(勝手に)読み、クジラ寿司を想像し切れず悩む)。
翌朝10時頃、近来まれな爽やかな目覚め。お風呂を借り、たっくん@親分と「アンパンマンパンツは今じゃねえだろ!今夜のためにとっとけ!」論争(と言う名の着替え)をし、Yママと一緒に皆さんご滞在のホテルへ。もうこのへんからどこにどう行くのもおまかせになる。ぼーっと辺りを眺めて「南国じゃあ〜」とひとり悦に入る休暇モードに突入。それもこれも引っぱり回してくれたYママのおかげです。
皆さんのお支度終了を待って再びYママ宅に荷物ごと引き返し、再度出撃した先のWestin Stanford Hotel70階のレストランでHigh Tea。碧色の海と鋼色のビルとレンガ色の屋根と青空とたくさんたくさんよく見えるよ〜(幼児的表現だが素直にそう思ったので)。やっぱり南国だ〜、ときょろきょろしまくっておく。香港のビクトリアピーク同様、初めての土地での基本はやはり「高いところからフカンする」ことから始まると実感する。コーヒーをがぶ呑みしようやく本調子になる。
食後は歩いてすぐそばのラッフルズホテルを見学に。エントランスに沿って並ぶ背の高い木に満開の白い花、藍い空、まさしく「白亜」という言葉のためのような館、ちらりと覗いたロビーは奥の方は影が濃くよく見えなかったけれど、だいぶん落ち着いた雰囲気でこれぞ古き良きコロニアルスタイルというものなのか(「コロニアル」に「良き」と使っていいかどうかはこの際考えないでおく)。土産を買ったり中庭の木陰で涼んだり(この「木陰で涼む」のも考えるとまったくもって久々だった。普通の日陰より木陰で休む方が何倍も安らぐのはどうしてですか、って問うよりとにかく涼んどけ)。デジカメをたっくん親分が噴水に落としやしないかとひやひやするMくんと親分の身長差は30:1くらいだった。
優雅でコロニアルな昼下がりの後は、上から下まで電機電脳ビルである森林中心(Sim Lim Center)へ。最上階の6階からぐるぐる見て回るも、知識不足で買い物が出来ないのが悔しい。あるソフト屋でMonty Pythonの(おそらく最後の)映画である「The Meaning of Life」のゲーム(パッケージの宣伝文句いわく「世界で一番やりがいのないクソゲー」)を見つけ、「ぎゃーFishy fishy fishy fish!!」とじたばたするがWindowsのみ対応だったので泣く泣く諦めた。PSのソフトで「闘魂烈伝3」まで出ていることを知ったのは収穫だった。Tくんがプロレスパロディ漫画特集のアメコミ雑誌を買っていたので後で見せてもらおうと思っていたが、結局忘れた。
さて次は屋台村(というのかな)的ごはん場所Newton Circusへ移動。皆さんここのごはんがお気に入りのようである。香港でいいかげん肥えたはずの我が舌も納得、確かに美味しい(でも同じくらい美味しいものは香港にも山のようにたっぷりあるので、皆さん香港にもぜひ来るように(←妙な対抗意識))。そしてシンガに来たらやっぱりサテー(串焼きにココナツ入の甘辛カレー味?のたれをかけたもの)でしょう、と前から考えていたのでそそくさと屋台のひとつに近寄り「一本いくら?」と尋ねたが、「ばらうりはせえへん!一皿20本や!」との返事にすごすご引き返す。どうも香港の街中で違法販売している立ち食い串焼きのノリが身についてしまっているらしい(サテーは夜食にたくさん食べることが出来たので満足満足)。
いよいよ食料と飲み物をたんまり仕入れてYママ宅に帰還。それらを皿に並べる間もあらばこそ、一気呵成にゲーム&マッサージモードに突入する皆さん。私も念願のマッサージをしてもらえることになる。おそらく非常に凝っているだろう、と自分でも思ってはいたけれども、TくんMりん異口同音に「なんじゃこりゃア(吐血)(by松田)」な我が肩の有様である。延々一時間に渡り4Pプレイで極楽を味わわせていただく。やめないで〜もっと〜(ってゆうかそこはちょっと違う意味で気持ちよくなるんでヤバいっす〜〜)とかごにゃごにゃ云ったりとろとろしたりでなんともありがたかった。ところで「バストアムーブ」より「パラッパ」の方が簡単そう(といっても絶対自分は「awful」しか出せないだろうが)に見えるんですが、そんなことはないんでしょうか?脇で見ていた限りでは後者の方が面白そうに思えたが、はたして。
はてさておいしいごはん(海南鶏飯はやっぱりシンガでも美味しい)にビールにパラッパの唄(歌なのかな?あれは。おかげで覚えました)、床にちりじりばらばらに転がってなごんでいる猫と人たち、というなんとも幸せな光景を眺めつつ休日気分を最後まで満喫。出発まで起きているつもりだったがちょいと眠くなったので、KさんとMくん(寝顔チェックその1)のすきまに転がって仮眠。早朝5時半過ぎにYママにタクシーを呼んでもらい、空港へ向かうことにする。出立する際にリビングで目撃したBりんTくんの寝顔(チェックその2)もそれぞれ非常に可愛かったが、それらの青年諸君が寝っ転がっている脇で「パラッパ」を全身熱血プレイしているSさんは更にむちゃくちゃ可愛かった。外に出てみると、まだまだ真っ暗な夜明け前。タクシーに乗るところまで見送ってくれたYママ、Mりんとちゅ〜のぎゅ〜でお別れを惜しむ。空港で熱いカプチーノを一杯飲んで、親しむ間もなくお別れのシンガポールドルを使って買い物をし、再び機上の人になる。日曜昼過ぎに香港着。南下して吉、の結論と共に翌朝まで眠った。

鹿鳴春・北京ダック計画(3/26)
某MLメンバーのAさんがお母様同伴で来港されたので、夜ご飯をご一緒することに。Sさんの会社の同僚(地元香港人)お薦めの北京料理レストラン「鹿鳴春」をめざす。チムシャツイをうろうろしながら辿り着いてみると、道路からビル奥へ潜るように入り込む通路脇に広がる露店のその先(笑)に店の入口が。おいおいこんなところかだいじょぶか〜、と内心びびりつつ中に入ってみると、まあいったいどこからこんなに人がという程の混雑ぶりで、口コミというのはこういうのを云うのだなあ、と案内してきたくせに自分もしばし呆然。3人だったのでメインの目的である北京ダックの他には飲み物と野菜の炒めもの(海老が入っているはずだったのにナシ蔵。私がメニューを読み間違えたのかも知れません、ごめんなさい)に麻婆豆腐(あまり辛くなく美味しかった)のみをオーダーする。北京ダックは店によってはほとんど皮だけだったりするが、ここのスライス一片にはかなり肉もついていてお得気分(この料理は皮を食べるのだ、とよく云うが、実際には肉も非常に美味しい。コース料理で皮だけをスライスした場合、残った肉部分は別の一品に仕直されて出てくることもあるらしい)。お味の方もなかなかではなかったか。ホール(一羽)でないとオーダー出来なかったのでだいぶ余ってしまったけれど、お土産にしてもらいちゃっかり夜食にさせて頂く。いわゆる定番北京料理レストランである北京楼と比べるとお値段はよほどリーズナブル。日本語メニューがなかったり、わさわさがやがやしているのが平気な人ならおすすめかと思うが、Aさんたちはどうだったかしらん。今度どなたか(と云いつつ暗に指定済みか)一緒に行きましょう。

日曜日。柄にもなく国際救助隊(1号スコット派)になる。前向きに行こう!と他者に堂々と言える立場では全くないけれどもこの際それは棚に上げ、いくら落ち込んでもしかたがないから挽回したけりゃ自分でとことん考えろ!何十年かかってもいいから最後は自分でケリつけろ!と乱暴な言葉を吐きまくる一時間半。おそらくその大半は自分に向かって吐いていたのだったが。

月曜日。会社でとうとうネット禁止令(主に私に(笑)←って笑い事ではないが)が出たので、一年ぶりくらいに完全夜行ネット族に復帰することになった。それはともあれ、近い将来について考えざるを得ない一件があり、普段ならどたばた忙しく過ごすうちにそのまま溶け消えるものがそうでもないところを見ると、はてさてどうなるか。

どうにも信用していただけないようですね。それともお忘れになったのかしら。

きのうはどこへいきましたか?


●Mar 19-28

Anyone else you want to vanish out? Anyone elso you want him/her to be erased?

体力気力に知力不足でしばらくお休みしてしまいました。

さて。いよいよ日々の気温は24度前後まで上昇、湿度もほぼ90%以上をキープ、冷房がかかっている場所が好ましいと感じられるあんばいになってきた。一気に半袖の季節到来の予感もするけれども、その前にしばらくどんより曇った日が続くのが当地の弥生。これが花曇りならせめて桜も見られように、と東方の空を空しく仰いでみたり(笑)。

23日から27日まで、出社した5日間のうち3日は午前2時過ぎまで残業。さすがに疲れがたまったか、土曜の午前3時から午後10時まで19時間泥眠。これだけ寝ると、そのうち自分が起きているのか眠っているのかもあやふやになる。今日は会社だったっけ?、とか、いやまだ学校は始まってないよね、とか、様々な虚ろな記憶が浮かんでは消えてゆくあたり、脳味噌がいかにいいかげんかを体験できるので面白い。
つまり新陳代謝がよろしくないのですな(笑)。

カーの「黒い塔の恐怖」を終えて(一番怖かったのは「死んでいた男」の地下鉄のシーン。映画「Jacob's Ladder」の地下鉄シーンの悪夢めいた感じ(というより悪夢そのものなのだが)がとてもよく似ている、と思ったけれども記憶が曖昧)、現在は「現代思想の冒険」(竹田青嗣/ちくま学芸文庫)を読書中。たいへんわかりやすい平易な語り口で近現代の思想の流れを紹介している内容で、おそらく学生の頃に読んでおく「べき」本のひとつなのだろう。なんとなく、十数年前にゼミの選抜試験で飯田経夫の「豊かさとは何か」を読んだ時の感想とその頃の自分を思いだしながら、くすぐったいようなおもはゆいような心持ちで読んでいる。個人的になおシンパシィを感じるマルクス主義を軽くとらえ直すのにもいい本だった。たぶんおって再読再々読することになるだろうが、次に読むのは、もちろん「塗仏の宴」(京極夏彦/講談社)になる予定(笑)。

見ていればわかるものだらけ(笑)。楽しみだわ。

生きている限り、いつも思い出せる時にはなるべく思い出すのさ


●Mar 18

Why you didn't come?

朝9:30オフィス到着。
夜2:40オフィスを出る。

1800。
深夜帰宅のごほうび。

TODAY'S HONG KONG
全人代による新内閣の指名を受けてにこやかに笑う朱総理の顔が新聞各紙一面を飾った。日本の報道では「シュ」首相となるのだろうか(発音しづらいだろうな)。広東語では「チュウ」総理である。
現在香港の巷で「今度の新型コレラはタイが感染源だ」ともっぱら噂になっているが、そのことに腹を立てたタイ政府が香港政庁に真正面から抗議。いわく「現在問題になっている病状はコレラではなく急性大腸炎だ。あげく我が国がその元凶のように報じられているのはまったくもってけしからん。最近観光業がはかばかしくない香港は、このような噂をあえて立てることによって、我が国の観光産業に打撃を与えてひきずり落とすつもりなのではないか」。ご近所同士の喧嘩のようなコメントだが、香港衛生局も「タイに感染源が無いとは断言出来ない」と控えめながら反論中。そうこうしているうちに患者数は数十人を越えたらしい(尤も、普通に料理したものを食べていれば全然関係ないはずなのだが)。

自分が考えているほどには他人はこちらを意識していないもの。思わせぶっても気づかれないなら芝居損?

やばいよほんとに行けるのか


●Mar 17

Sometime in the morning, the air colors in heaven, the sound rings in driven, his finger climbs in the aim.

仕事で10通近くのFax Messageを断続的に作成した。最後のひとつになって、それまでずっと日付を3月16日にしていたことに気づく。昨日あたりからどうも調子がはかばかしくない。風邪をひいているわけでもないし、ちゃんと食べて眠っているのに、身体の芯がむやみに気怠い。いったい何故(早寝が向いてないのか?(笑))。

「もやもや」「ぶくぶく」「られられ」など、擬音を多用するのはミソジらしからぬ稚拙な手かもしれないけれども、上記の理由によりもはや擬音でしか言葉が出てまいりません。

まふまふしたいです(笑)。

Stick you onto me


●Mar 16

Nothing inside.

「人外魔境」の後の帰路読書用文庫本はD・カーの短編集「黒い塔の恐怖」(創元推理文庫)。
長編(例:K極N彦作品)をじっくり且つがつがつと貪り読むのもとても楽しい(というより気持ちイイ)のだけれど、短編集をひょいひょいと断続的に読んでゆくのもけっこう好きなのは、いろいろな味がたくさん入った幕の内弁当が好きなのと同じ理由かもしれない。

TODAY'S HONG KONG
コレラ患者がまたしても複数発見された。タイへの観光ツアーに参加した人々が帰国後強制的に一斉検査を受けさせられたり、なんとも騒がしい。しっかりしてね衛生局(←香港の厚生省)。

某歌唄いのうた。
「あなたが彼を好きならそれでいいの。嫌いならそれでもいいの。誰も悪くはないの」(ほんとか(笑))

Who comes to me.


●Mar 14-15

Dear, you added somes we've never seen before in your corridor, didn't you?...Even we've never seen'em, I've known them for long time since you'd told me before, you'd taught me before, you'd used them before but not on me totally.

土曜日は昼過ぎに起床、冷凍ミニパンケーキを解凍したもの(最近冷凍食品と再び仲良しである。Linda McCartneyブランドのチキンフライにはさすがに手が出ないが、モノによっては便利だと思う)にチーズとブラックコーヒー、それにオレンジの朝兼昼食。お天気はまたまた曇り。ここのところ滅多にお日様を拝めない。
今度こそ部屋の片付けをするつもりだったが、ふと手にとった山田風太郎の短編集「跫音」(角川ホラー文庫)を読み始めてしまい、ついつい3時間(よくあるパターンとは云え、いやはやなんとも(←という名前の主人公が活躍する永井豪の漫画があったなぁ……逃げてるなぁ……))。どれもだいたい途中で顛末が見えてくるのは短編のゆえか作風ゆえかわからないが、物語の最後に至るまで「凄み」のパワーが持続している点で、「女死刑囚」と「笑う道化師」がよかった。特に前者は昭和20年代の女子刑務所が舞台で、なんとも底冷えのする、冬の夜にコンクリートの上に凍えながら寝ているような感じが印象深い。
その後メールチェックなど雑事をしているうちに夕刻になり、Sさんと近場で食事。最近Sさんと話をすると、二人が同じ職場で働いていた10年前の新橋銀座R社時代の話にいつも終始してしまう。20代前半に過ごした短い2年間がこうも深い記憶として残っているのは不思議だ(否、不思議ではないのかもしれない、ただ何かを認識したくないだけなのかもしれない)。
深夜はIRCで叱咤激励ばあやに変身。チャットを終えてから、何故か眠い目をこすりつつアメリカと日本の18禁無修正フリー画像サイトをぐるぐる覗く(←初めて見たわけではありませんが、いつも覗いているわけでもございません)。眠気が醒めるどころかどんどん眠くなってみたり。日本のアニメ絵系H画像のサイトを紹介する英文が「Lot of HENTAI! A MUST-SEE!」となっていたのだけが笑えた。

そんなことをしていたので日曜日は午後遅くに起床(週末ごとにくだらない一日を人生に加えている気がする(事実だ))。朝兼昼兼夕食はハムチーズトーストにミルクコーヒー、オレンジ。オレンジはほぼフルシーズン手に入る手軽な果物。皮を全部剥いて、小さなブロックに切ってお皿に盛ってから食べるのがお気に入り。夜はメールの返事、その他。いよいよ南下計画目前でそわそわ。

ごめんなさい>いろいろなかたへ。

腐ったブドウは美味しいお酒になるんだもんね


●Mar 13

Who hates the sun? Who bates the wind?
Who eats my flower, and who wheels my world?

本日以降しばらくの目標:自覚と平穏を完全に両立させた日常(無理か(笑))。

早朝出社をめざして珍しくも午前0時に床に就いたのに、何故か2時と5時にぱっちり目が覚めてしまい、妙な寝不足状態で臨む会議カイギの一日。必要があって開かれる会議で忙しくなるのは仕方がないと思うが、相手方の遅刻や出席するはずの人が「資料作り」でいきなり欠席するイレギュラーで無駄に疲れる自分に、修行不足を痛感。英語もぼろぼろだし(泣)。

いろいろ見たり聞いたりしていると、誰でもわかることでは。

東京から出張で来ていた本社のN氏(推定32才見かけ26才←元J系ちっく(笑))と雑談中、「長野オリンピックのビデオ」(って何だろう)を貸してもらえることになった。

N氏「他に何か見たいものはある?何でも言って」(^-^)
私「じゃあ、Nさんの秘蔵ビデオ〜」(^0^)
N氏「それは、ダメ」(T-T)
秘蔵なればこそ。奥様には見つからないように祈っておこう。
その後N氏は「そうゆうの興味あるの?」とこっそり言ってきたが、「そうゆうの」がもしかして秘蔵の「少年隊ライブスペシャル」とか秘蔵の「NHK特集・秘境天山北路を行く」だったらよっちゃんどきどきよ(←馬鹿)。

小栗虫太郎「人外魔境」(角川文庫)読了。執筆された昭和14〜16年という時局を考えると当然かも知れないが、話が進むにつれ物語中にちりばめられる「東亜の盟主日本の国益」とか「一朝有事の際には」といった“用語”が増えてゆくのには若干ひっかかったりしつつも、十分に妖しく激しい「魔境」の物語を堪能。絢爛豪華だが甘く重くなり過ぎない言葉がどっさり並んでいるのはたいへんなご馳走でした。おみやげに譲ってくれたMちゃん、どうもありがとう。

だって「だってだってだって」だってなんだもん♪

歌ってる場合か


●Mar 12

Yes, I know what I'm doin'. You don't need to stare my fingers drow it on the board, dear, oh dear, please don't see the words.

君はそいつを言いたいのか言われたいのか、はたまた言わせたいのか。

自分はその国には税金を収めていないし、選挙権も与えられていない。それでも私はその国の「国民」である。なんだか変しい気もする。とはいえ、その国以外の国の国民である気もしないのだが。

残業必至の宿題を投げ出し、Sさんを道連れにCauseway Bayの「石山」に行った。焼き鳥と鍋焼きうどんと「賀茂泉」。これは広島のお酒らしい。マスターが広島出身だからかな。なかなか呑みやすかった。
でも、あまり酔えなかったので残念。

とても残念


●Mar 10-11

My pithy friend has pitied a pitman pitted a pivot and it was so pitchy, he was picked by pistol and passed on the plug.

口内炎進行中(泣)。歯磨きが辛い。
やはり服用期限切れのチョコラBBは効き目がないのか(でも飲む)。

二つのAとB。
●ひとつめ(不毛かもしれない比較)
(A)何をしたらいいかわからないが、日々平和に過ごす。
(B)何をしたらいいか自覚していて、日々多忙に過ごす。
→少なくともAとBの間を行きつ戻りつするのはシアワセが目減りするような気がするが、如何。
●ふたつめ(事実をベースにした悪い計算)
(A)定時以降に行う平均2〜3時間のサービス(無給)残業を仮に時給換算した場合のトータル。
(B)勤務中に会社の設備を盗用してネットにアクセスする際の使用料金その他費用のトータル。
→B−Aがプラスだったら得とする考えの是非は如何。
ってまずこんなこと考えてないで仕事しろ>自分

TODAY'S HONG KONG
設問:香港で一番ポピュラーな自殺の方法は何でしょう?
答え:(要反転)飛び降り自殺。「跳楼(ティゥラゥ)」と書く。香港はほとんどが高層住宅なので、自宅の窓からという場合も多い。
中学生(=日本で言う中学&高校生)の自殺が多い。新聞はいつも「原因は学業不振のプレッシャー」と書くけれども、本当かどうかは誰も知らない。

危機管理放棄。

そしてあなたはわからない


●Mar 9

You and I have seen what time dose, haven't we... we both had a time to grow... In a year or maybe two, we will gone and someone new will take our place... there'll be another song, another voice and another pretty face... /"You and I" sang by THE MONKEES

会議の場に沈殿する苛立ちは、しばしば手っ取り早い(かつ往々にして根本的解決ではない)解消の手段として、一人の犠牲者=責められる人を必要とする。先生に叱られた小学生と同じ幼く強ばった表情で口ごもる彼を見ながら、時たま弁護人になりつつもあらかた保身のため観察者に徹して一日を過ごした。

朝7時半、各々数リットルを除湿出来る二つの除湿機のタンクを空の状態から始動させて出勤。夜8時過ぎに帰宅すると、両方とも満杯になって自動停止している。水を捨てて再稼働し、雑事をこなして就寝する頃には、ふたたびタンクに1/3ほど水が溜まっている。それを捨てて再々度稼働させてから床につく。翌朝起床した時にはまた満杯になって止まっている。また水を捨て空の状態で稼働させてから出勤……
こんな湿気がこれから7ヵ月ほど続く。冷房を入れるとだいぶ違うのだけれど。

8700。
ゲストブックに書き込んでいただいたメッセージへのレスを一時間もかけてちまちま書いたのに、ドイツのサーバエラー?が原因で全部消えてしまった。がうー。


●Mar 6-8

今日の愚痴:天呀!眼前俄ニハ信ジ難キ光景、如何トモシ難クタダ手ヲコマネチネイテ眺メヲルノミ。

■金曜夜、退勤直前にU氏から入電。急遽、重慶大厦印度料理探検作戦第二弾(笑)を実施。先回探検時には残念ながら閉店していたU氏お薦めの印度ネパール料理レストランを目指す。
重慶大厦(チョンキンマンション)の辺りは、観光地の目抜き通りにありながらそこだけ欧米および東アジア人口が激減する一角で、彫りの深い顔に真っ黒い髪をくるんくるんに伸ばした浅黒い肌の西南/南アジアの人々がいつもたむろしている。通るたびに「外国の中の外国」のような、不思議な雰囲気を感じる場所。薄暗く冷房もあまり効いていないビルの中に一歩入ると、いささか落ち着かない感じもあるけれど、目的にむかってさくさく歩いてゆく分には問題ない。普通の階段とちょとばかり異臭漂う非常階段(笑)をいくつか上った先のビルの一室が目指すレストランだ。店構えはずいぶん地味ではあったけれど、サービスは合格点。それにU氏お気に入りのタンドリチキンが絶品、こんなに柔らかくほくほくした鶏肉は初めてだ。そのタンドリチキンに野菜たっぷりカレー(とてもマイルドでクリーミイ。でもしつこくはなかった)、野菜入りナンとガーリックナン、玉葱のフリッター、印度ビール(アルコール度低め。淡麗辛口(笑))を4本ほど頂いて、182HK$(約2900円)。
ちなみに私たち以外の客層はみごとにヨーロッパ人ばかり(アメリカ人ではないところがポイントか)で、大にぎわいだった。しかもビジネスではなく、かといって普通の観光で来ているのでもないらしい、いかにも謎な西洋人たちだ。隣のテーブルについたグループの男女が何やらいわくありげなハッパをいそいそと紙に巻き始めたあたりで次の場所に移動したので、以降の考察はまた次の機会に。

U氏は来月お嫁さんが香港にやってくるのだけれども、どうもマリッジ=ブルーが入っているらしく、しきりに「実感湧かない〜、ほんとにもう俺は独身じゃなくなるのか〜」とぶつぶつ言っていた。そんなものですか?>既婚男性どの。

二週間後の南下計画用航空券購入。わくわく。

■土曜日は休日出勤で、朝から夜まで会議。東京からやってきた本社社員氏らの説明を聞きつつ、脳味噌フル回転で内容を詰め込む。二つのプロジェクトが同時に移管されてくる以上、忙しくなっちゃうのは当然だし、少なくとも最低限の守りは固めておかないとかえって苦しくなるばかりだ。最近人生愚痴街道マッシグラ態勢だけれども、ともあれ元気出してやってみましょう。
晩ごはんは彼らが出張費でおちるはずだと言うので「香港老飯店」にご案内してしっかりご馳走になった(笑)。やっぱり加飯酒(香港で最もポピュラーな紹興酒の銘柄)は美味しいにゃ〜(←結局呑めればいいらしい)。

■日曜日。口内炎がふたつ一緒に出来た(泣)。冷蔵庫にチョコラBBがあったので飲んでみたけれど、服用期限を見たら去年の6月だった……

調子に乗って某無料MLサービスに登録を申し込んでみたよ。

楽しいことがあるといいね、この一年。


●Mar 5

A few years later, you would see what I had meant saying "gravy with a hair in it, please"... It was said by an English man in the movie "HEAD", the fuzzy dizzy diti-diego-war-chant-songs-in-mam's it... If you get a chance to see it, may you have a pray for the four monkee.

ありがとう。

昨日寒いと言った途端に今日は久しぶりにお日様が照って、ぬくぬくとした一日だった。かたや東京ではまたしても雪が降っているらしい。
天変地異が起きてもし香港に大雪が降ったら……雪の重みで看板がどすどす落ちてくる中、ほふく前進しつつオフィスを目指す決死の通勤になるのかな。

ここのところの忙しさと苛々気分のせいでか、読書タイムの筈の帰宅時もぼうっとしてしまい、ずっと本を読めていない。このまま読まないモードに入ってしまうのは悔しいし、気分転換にもなるかもしれないので、ひとつハードカバーの本でも持ち歩いて「本読みさん」モードを試みてみよう。よし、候補は「ビジュアル版世界の歴史(10)草原とオアシス(講談社)」に決めた。どれどれ(ぱらぱらと頁をめくる)……きるぎす、すきたい、あすたーな、ういぐる、からこるむ、のいん=うら……そうだよぅ、いつか馬に乗って行くんだったよぅ(泣)。うえーん(泣きながら眠る)。

ねぇ遠くに行きましょうよ


●Mar 2-4

Dear, I think you should add one more es, the small lady who's goin' to make your words more sexy and beautiful.

弥生だ弥生なんだから!と張り切って冬物コートはもう着ないつもりだったけれど、冷たい風と雨にめげて再び袖を通してしまった。もう3月なのに、街にはまだダウンやオーバーコートを着込んだ人たちが行きかっている。水曜日は朝から雷。
天気同様、香港の景気もやはり冷え込んでいるようだ。普段なら旧正月明けのバーゲンセールなどとっくに終わっているはずの地元ブランドでも、まだ「SALE」の札が出たままのところが多い。ひと足先に春物コレクションに移った店々では閑古鳥が鳴きっぱなし。景気を刺激するようなニュースはぱったり跡絶えたままのよう。出航して8ヵ月のトンちゃん(香港特別行政区長・董健華氏)丸、沈みはしないが寄せる波は決して穏やかではない。

ここに仕事関連の愚痴を書くのは極力避けてきた(つもりなのだ)けれども、今日はぐだぐだと書いてしまいます。王様の耳はロボロバのみみ……

愚痴隠滅(笑)。穴さん穴さん大好きありがとう。

さて、こんな時は好きなものと好きなひとのことだけ考えてぐっすり眠るのが吉。大好きなあなたやあなたの夢をまた見られますように。おやすみなさい。

(じゃ、あした烏森口改札に7時ね)


●Mar 1

Hey hey mercy woman, listen to the band, listen to the band, listen to the band...

午前4時就寝、昼過ぎ起床。昨日に続いてどんよりした曇り空。日本で言う「寒の戻り」か、だいぶ肌寒い。ハム&チーズサンドとコーヒーで腹ごしらえして、去年の11月に引っ越してからまだ片付いていない箱やら何やらと格闘(し、敗北)する午後。
我がダンボール城は23階にあるが、窓の向きのせいか、地上の音がよく聞こえる。今日はカラオケをバックにどこぞの新人歌手やら京劇歌手やらの生唄が大音響で流れ込んできた。団地の棟々に囲まれたスペースに小さな舞台がこしらえてあって、休日は毎週のようにこうして「ミニコンサート」が開かれるのだ。まあ、ちゃんと唄える人の歌声ならまだいい。昨日は地元のおじさんおばさんのカラオケ大会だった(泣)。香港人は日本人と同じかそれ以上にカラオケが好きなのだ。

音楽を聞くと、それらが身近にあった当時の記憶が鮮やかに蘇る、ということはしばしばあるけれども、今日は香りで。ALLURE。
それを買った時、場所、考えていた些細な(大切な)ことを想い出して笑った。また逢えるといいな。

8MBのカラクラにブラウザソフトとIRCソフトを詰め込む計画。ネット環境だうんさいじんぐ(無謀っていうか全然無理)。


■DIARY INDEX■

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