南国備忘録
[South China Sea News]

◆September 1998◆




28/09/1997(Sun)
Take me to the mid-lev, with the sparkling view in every night.

大家のChuさんが、不動産屋の女性と、初老の男性+若い女性の二人連れを伴なって夜7時ごろやってきた。直前に電話があったとはいえ、こちらは客が来て帰ったばかりの超とっちらかり状態で、いやはやこんな風に「見て見て、あたしの生活ってばこんなに乱れまくりですぅ(って、そんなミダラじゃありませんぞワシ(笑))」的スペシャルプライベート空間に他人が入ってくるだなんて、それも香港ならではの体験か(じゃないだろ、片づけろ>自分(泣))。
数分で不動産屋さんと男女二人連れ(すなわち彼らがChuさんからこの部屋を買いたいと考えているお金持ちである)は帰っていったが、Chuさんはひとり残って事情を説明してくれた。

結論からいって、この2ヶ月の間にやはりこの部屋を引き払わないとならないようだ。Chuさんはやたらに恐縮して、「ここと同じくらいの部屋を馬鞍山地区で探してあげるから。もしくは、敷金の他に家賃二ヶ月分を上乗せして返すから」と、せちがらい香港では文字どおり有難いことを言ってくれた。まあ、それだけ上乗せしてもびくともしないだけの金額でこの部屋が売れるということなのだろうけれど。

店子としての日本人は香港ではけっこう歓迎される。比較的部屋をきれいに使うし、あれこれ大家に文句を言わないし、家賃滞納などのトラブルも少ないからだ。とはいえ、この諸物価高騰の折、特に家賃の上昇率は生き馬もびっくり目が勝手に飛び出ちゃいますよってな具合の世の中で、はたして新しい部屋をどこに探したものやら皆目見当がつかない。現在住んでいる馬鞍山地区は郊外の新興住宅地で、香港にしてはずいぶんきれいな街なのだが、会社に遠いのがタマに傷(すぎて通勤疲労になった(笑))だったので、今度はもうすこしオフィスに近い場所がいいのだが、、、。

今度の連休に部屋探しをかねてぷらりと街に出てみよう。秋だし、涼しくなったし、きっと何かいいことが見つかるだろう。たぶん。


25/09/1997(Thur)
And we see the autumn has come.

晩夏あるいは初秋の雑感。

もうそろそろ九月も終わりです。仕事でも私生活でも今月はずっと多忙で目が@@;マークになってばかりでした。いやはや、日々楽しく過ごしたい、気楽にシャクシャク(=速くはないが遅滞もせず、とりあえず物事が進む様子を示す擬音。へ、誰も使ってねーよそんな音)やっていきましょう、と思っているのに、どうもシャクシャクというよりジャコジャコ、あるいはジュクジュクって感じ(いや、いっそモブモブとかバズバズ、、、うーん、違うな、ゴニュゴニュでギャラギャラ、、、ギュルギュルでスカスカのグフグフ?)。
精進せねば精進。
もちろん楽しいこともたくさんあったのさ。ね、のぶこちゃん(笑)?

そして来月もこんな調子で「いそがしーー!むきーー!」がゴーゴーキープオン!なんてことになりそうで、擬音婆XIさんは胸がむっちゃトキメイているわけです。いっそお気に入りの痛み止め(必理痛)と梅酒(チョーヤ)とチーズクラッカー(リッツのビッツサンド)を鞄に詰め込んで(着替えは?お金は?)、北国(どこだ、スウェーデンか?(そりゃIRCだろう))に高飛びしてしまおうか。でも寒いのは苦手だよぅ(泣)。

そういえば返還されてから早三ヶ月が過ぎようとしているのです。さて、何か変わったかな?というと、深い実感はほとんどないです、正直なところ。あまりドラスティックに変化させるとそれだけ過敏&過剰な反応が返ってくるのを見越してなのか、それとも政府の人もいい意味で実利主義な中国人的考えにのっとっていて、「別に今までのままでうまくいくんだったらいちいち変えなくてもいいしー、お金かかるしー、めんどくさいしー」なのか。エリザベス二世の肖像がレリーフになったコインはいまだに流通しています(さすがに量は少なくなってきたけれど)。

ああ、でもようやく涼しくなってきたから、秋の夜長の読書なんてのもヨイですね。こんな時こそ京極再読か(笑)。ブームになる前に読みはじめてブームが去ってもまだ読み終わってない(笑)「複雑系」関連、スチュワートの次は何にしようかな。

So you must finish it tonight. I must decide it till the morning. And the night will never end till it be seen, dear, it's a nonfiction story about the dog flied to the moon...今度はキミの番さ(笑)。覚悟したまえ。


23/09/1997(Tue)
24hours per 8 peaces, not 24 peaces per 8 hours.

実はワタクシ、ひそかに鎮痛剤フェチ(笑)だったりします。日本にいる頃のお気に入りはナロンエースがマイフェイバリットだったのだけど(次点はイブ)、こちらにきてからというもの、なかなかこれ!といった痛み止めに出会えませんでした。
しかしついに今日ようやくゲットしたぜ!その名も「必理痛(Panadol)」。いや〜、これは効きます(ひとによるかもしれませんが)。粒はちょっぴり大きめだけど、飲んで30分ですーっと痛みがひきました。気持ち悪くもならないし、効き目の強い痛み止めにありがちなドヨンドヨン感もさほど感じられません(あれが欲しくて飲むこともあるんだけど)。セブンイレブンで売ってるので、香港旅行にきて急に鎮痛剤が必要になったら、さがしてみてください。

ちなみに香港では薬局以外にドラッグストアの「Watson’s」とかセブンイレブンなどでもある程度の薬を売っています。お腹の薬、虫歯の薬(?)、痛み止め、などなど。
セブンイレブンではオトコノコの誠意グッズ(なのかな?)も売ってます。ストロベリーフレイバーもあり(笑)。でも必ずレジのそばにおいてあるのは何故なのかしらん。

さて、調子にのって「必理痛」をばりばり飲んでいて、ふと箱に印刷された<使用上の注意>を読むと、「服用上限は24時間で8粒までだよん」・・・・おおぅ。そいつを先に言ってくれよ、だんな(読めってばよ)。


22/09/1997(Mon)
See what you did in past. Is there anything?

In these several months, I have not felt such a feeling like the feeling I felt last night, I mean I felt THE feeling, feeling I hate. How could the person become such a fool? Dear, foolish with foolish, the thing I hate most, it fills the pot, it comes closer to me, oh you damn it, or you down me out, or you kindly kick me out from here.

人間いつも笑顔、これが大切です(嘘ですが)。どんなに「てめえ、どのツラ下げてそんな偉そうなことを」と思っても、やはりにっこり笑って「そうですかぁ」と答えていれば、いつかは天使がお迎えにきてくれるのです(嘘ですが)。

ここ二日ほどぐっと涼しくなって、朝など長袖の上着を着ていても平気なくらいになりました。街には秋っぽい色の服に身を包む女性が増えてきました。秋冬ものが大好きなわたくしにとって嬉しい季節がもーすぐやってきます。ボルドーとかこげ茶とか黒とかキャメルとか、ちょっとこってりした、でもちょっと寂しい感じの色が、好き。・・・深〜い綺麗な赤も好きだけど、それは秘密の色なのだ(なんだ、秘密の色って?(笑))。今年はモカモカしたバックスキンのおっきいバッグが欲しいで〜す。ああ、誰か誕生日にプレゼントしておくれよ(笑)。


17/09/1997(Wed)
TONCHIKI!!

千葉真一主演映画「直撃!地獄拳」「直撃!地獄拳/大逆転」のビデオを連続鑑賞。最近各所で声高々に皆さんが誉めそやしている同作品シリーズだが、あえてわたくしも言わせてもらいましょう。千葉ちゃん、サイコーっす!!

ともあれ、そのャーな世界がイカしている。BGMにほんとにゴレンジャーで使っていたのと同じ効果音がばしばし使われていて、俺のオツムはもうのっけからゴレンジャーストームさ〜!(いいわね?いくわよ!ミド!)(←わかる人だけ一緒にひそかに遊びましょう)それにびしっとキマった70年代ファッションにもシビレまくりさ。イカしてるぜ、甲賀の兄貴よォ。(でも安岡リキヤの●●に●●●●が●●るのは(泣)眼球が●●●るのもお願いだから勘弁して(号泣)そして倉田の立場はどうなるんですかハヤブサ先輩!)

You said once you have had the one. You decided to keep it, at least you seem you're goin' to do so, and even if you do so, it doesn't mean I would loose my own one, although now I got the new one.

Dear mon yu, let me hear your opinion, do you think it's a game? If it's so, we've played so good, haven't we? Danshi ni chang chang mei shuo qi lai ni de si xiang. Wo zemma zhidao ni shi bushi xihuan wo?


16/09/1997(Tue)
We saw him again.

中秋節の夜。月を愛で玩ぶ夜(でも今年は生憎の雨模様)。家族そろって夕飯を頂いた後、提灯を携えて遅くまでそぞろ歩くのが香港での過ごし方。地下鉄は終夜営業で、翌日は祝日でおやすみだもの、遊ばない手はないよね(笑)。

提灯と言えば、最近はビニール製の人形の中に豆電球を仕込んだ電池使用のものがたくさん出回っていて、内側からぼんやりと光るセーラームーンやトウィティーを棒の先にぶらさげて歩いている子供が大勢いた。でも、やっぱり、ここは赤や緑や黄土色の紙を蛇腹にして繋いだ昔風の提灯がいい。蝋燭の明かりは電球よりも朧ろで頼りないけれど、なかなか明るいし、それに、ずっと綺麗だから。

雨がひとしきり降った後、ずいぶん涼しくなった。香港島のビクトリア公園(香港で一番大きな公園。野外の大きな催しもの会場としてよく使われる場所)で何やらやっているというので夕食の後出かけてみた。可愛い舞台の上で、武術団の人たちがアクロバットやクンフーの実演を見せていた。本物はやっぱり動きがいいっすね。キメ!のポーズがなんともカッチョイーのでござった。もっと見たかったけれど、そろそろお開きの時間らしく、他の催しものも店じまいの様子。そちらをちらりとのぞいてみると、並んでいるのは大道芸の出店だった。
竹ひごで作る飛蝗細工、練った蕎麦粉で作る人形細工、切り絵、組み紐、石絵・・・。中国にもこんな風にお祭り風情を盛り上げる伝統芸がある。ぼんやりそれらの店先を眺めていると、以前、香港の路端で蕎麦粉人形を買ったことを思い出した。
真っ黒く日焼けしたおじいさんだった。しわしわの手が練った粉をつかんだかと思うとくるっと竹串に巻き付けて、ちょちょい、といじっただけで、変な帽子を被った顔の長い謎の服装の男の人形がそこに出来上がっていた。おじいさんの前にぽつんとおいてあるダンボール箱には他の人形が並べて刺してあって、どれも妙に味わいのある顔ばかりだった。たしか帽子の人形を買って、そうっと持って歩いていたのだけれど、いつのまにかひび割れて壊れてしまって、ずいぶん寂しい気持ちになったっけ。

催しも終わったし、そろそろ帰ろうと思って公園の出口に向かう。でも不思議と入り口から入ってくる人出が絶えない。みんな、何をしに集まってくるのかな。夜明かしでおしゃべりでもするのかな。そうかもしれないね。蝋燭パーティー?ってところかな。

ずっとお楽しみにとっておいた某千葉真一主演映画(笑)のビデオを、いよいよ鑑賞させていただくことに。さて、感想はいかに。


14/09/1997(Sun)
See her crapping hands!

日頃から考えていること。
WEB日記の公開は大いなる自慰行為である。謎めいたコトバだらけの日記であればあるほどオナってる度が高い。ズクズクにイケてるのもあるけど、ベチャベチャにイケてないのもたくさんある。お金を出してでも毎日読みたいものもあるし、例え金を払われても読みたくないものも、ある。

香港島の南にある「海洋公園」に遊びに行きました。イルカやアシカのショーとか、乗り物アトラクションとか、謎の子供向け飛び込みショーとか(笑)盛りだくさん。暑くてまいったけれども、久々にジェットコースターなんかに乗ってしまって、アレですね、バ●は高いところが好き、とか言いますが、もうウヘウヘ喜んでしまいました。海洋公園は南シナ海を一望できるところにあるので、ぐるぐるループする視界の中のエメラルドグリーンもぐるぐるしていました。とても綺麗でした。


11/09/1997(Thur)
Don't do that, or I xxxx you.

早朝タクシーにて帰宅。ろくに寝ていないボケボケ頭で窓の外の景色をぼんやり眺めていると、ギョロ眼の運ちゃんが「今から家に帰るのか?」と聞いてくる。
「そう」
「寝てないのか?」
「そう」
「ねーちゃんひとり暮らしか?」
「・・・・(笑顔)」
「仕事が終わったらちゃーでもしばかへん?」
「・・・・(微笑)」
「電話番号ちょー」
「・・・・(微笑)」
「なー、えーやん、あそぼー」
「・・・・(すでに硬化テクタイト並みに固まっている微笑)」

今が徹夜明けの朝じゃなくてここがおんぼろタクシーの中じゃなくてあんたがそんな下衆な眼でこっち振り向いてばっかの非安全運転してなくてあたしがもっと元気で若くてピチピチ(死語)で×××だったとしてもや。
あたまの芯を疲れさせるにはこういった会話が一番っすね。わはははは。


10/09/1997(Wed)
Slept not well.

Now I have a beautiful stone in my hand, I can't keep it away from me. I can't see anything without it.

暑い。秋はまだまだ先だ。最高気温がどんどん高くなってきている気がするのは錯覚か。

昼休みに昼食を買いに外に出た。目の前の広東道(カントンロード)に何台もの救急車と消防車が停車し、警察が通行を禁止するために使う青白ボーダーのテープが完全に道を塞ぎ、防弾チョッキを纏った警察官がものものしく配置についている。白昼の強盗事件。立てこもった犯人との銃撃戦。しかし私が弁当を買いたいチャーシュー屋はそのボーダーのむこうにある。私は警官に尋ねた。「そこの店に弁当を買いに行きたいのだが」警官はサングラスの向こうの鋭い目をきらりと光らせた。「そこの、その店か」「そうだ」「じゃあ通っていいよん」
非常線は弁当ひとつで突破できることを知った一日だった。


07/09/1997(Sun)
寝耳にHot Water

 夜9時過ぎ、チャイムが鳴った。普段なら居留守でも使うところが、大きな音でテレビを見ていたのでごまかせないと思い、扉を開けてみると立っていたのは大家のChuさんだった。
 Chuさんは貿易会社を経営していて、我が馬鞍山ロッジを含めて2つか3つ、近在に部屋を所有しているリッチで明るいおじさんである。そのChuさんが英語と広東語と北京語をちゃんぽんに、額に汗を浮かべつつ口早に説明してくれたところによると、どうやらこの部屋を売るかもしれない、らしい。
「私としては売りたくないんだ。それで、しつこく言ってくる不動産屋にべらぼうな値段を伝えておいた。ところが、その値段でもいい、買いたい、と言ってくる人が現われたんだ」。
ああ、そーすか。そりゃ結構な儲け話じゃないですか。それで?
「ついては、その人が部屋を見にくることになった。明日など、あなたの都合はどうですか?」
ががーーん。やっぱりかい……。

 香港ではしばしばこんなことが起きる。大概のマンションは各戸ごとにオーナーが違うので、全く同じ間取りでも、オーナーとの契約内容によって、家賃の金額も、部屋の内装も、家具がついているかいないかも、全て異なっているのが普通だ。よって住んでいる途中で大家がその部屋を第三者に売ることもあるし、その新しい大家がどんな人かは会ってみないとわからない。借りている部屋を出ます、と連絡した途端、まだ本人が住んでいる部屋に、次の店子候補を連れた不動産屋がどかすかやってくるのも普通だ。

 でもなあ、困ったな(苦笑)。どういうタイミングなんだ。

 ということで、しばらくまたお休みします。


06/09/1997(sat)
We lost a lady again.

CNNを一日つけっぱなしにしておく。ネットも接続したまま。途中写真屋にフィルムの現像出しにいく。出来上がった写真を見て、今更ながら、しかしやはり自分の姿の不出来さ加減に涙する。Sさんから電話、夕食を一緒に食べる。

Diana, princess of Wales の葬儀。沿道の人から棺を運ぶ車に向かって沸き起こる拍手の意味をぼんやり考える。教会で歌っていた少年たちの綺麗なソプラノがずっと頭の中を巡っている。

Mother Teresaが亡くなった。87才。かなりの確率で神様の膝元にいける人だったのだろうな。ご冥福を祈る。

8畳ちょっとのスペースに30人弱の人数がこもるとは、文字どおり「みつしり」ですね。盛会の由、おめでとうございます。


September 1997 See ya soon!

しばらく忙しくなるので、不定期更新となります。

祝一路順風。9月の風が貴方によい知らせをもたらしますように。お元気で、ごきげんよう。

Thank you for your kindness, I will never forget your words, which always make me cry for the happiness. Can you see what I think and feel and remember when I am being with you? If so, and you do so, so you know, I totally lie a life like now. HA!

Hai you si tian! wo buzhidao zemma neng guo zhexie si tian, xiaomao.


■DIARY INDEX■