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南国備忘録→下総備忘録
Nothing related to South China Sea regional/political issue.
Written in Japanese only.
diary index

01/Aug/04

炎天下のママチャリ下見が功を奏して、7月終わりの小平某所のサイクリングは迷子になることはなかった。きつい陽射しを逃れて木陰に走りこみ、蝉時雨というより蝉集中豪雨・蝉スターマインみたいな鳴き声シャワーの下をけっこうなスピードで駆けてしまうとほんとうにびっくりするほど癒されて、こりゃたまりませんのう、と調子に乗って一週間のうち四日ほど朝夕に走っていたらおしりに痣ができた。膝にもなんともいえない痛みが再び。でも玉川上水べりの木立や空気の涼しさはやみつきになりそう。今夏はもう一度通う予定があるから、今度は歩いてみようか。夏空の色も、武蔵野と下総では違うような気がする。武蔵野のはすこし、どこか、赤い。赤いからなおさら蒼い。

すこし落ちこみちゅう。何につけてもこだわり屋のキライがあるなあ、もっといいかげんでもいいんじゃないか、としょっちゅう思っているのに、それはあくまで頭でっかちなコトバ上での話であって、いざ自分の中途半端ぶりを実作業・実生活で痛感すると年甲斐もなくがっくりくる。しばらく前からようやく何かつかめてきたなあと思っていたのはやはり錯覚だったかのう?と中央線青梅特快の座席で冷房に鳥肌たてながら考えたりする。もしかしてこれはオトナになってからますます酷くなったんじゃないか。入り口は(しあわせなことに)たくさん持ち合わせているのに、ドアノブを回すのを面倒くさがるのもたいがいにしないとバチが当たるんじゃないか。ものぐさ太郎は実はとっくに殿に抹殺されてるんじゃないか。三年寝太郎はほんとうは三年前からぽっくり逝っちゃってんじゃないのか。

もう何がなんだかわからないうちにニュースは司法取引をするヒトとかアテネへ行くヒトとか1リーグ制を捻じ込もうとするヒトとかに占められてゆき、ブルガリアとかフィリピンとかインドとか捕えられたひとの国籍はどんどん過去のものになっていって、異国で首を切られたひとの人生なんて二度と私の視界に入ってこない。入れようと思うなら自分で調べなければならない。

一番苦手だと思っていた「色」を誉められることが続いてちょっと驚いた(まあ他に誉めどころがなかったのでもあろう)。そうなの?と半信半疑で絵の具を寶島に持ってきますわよ、ええ!(がぜん元気)

13/Jul/04

36度の炎天下でママチャリにまたがり地図を片手に武蔵野をさまようこと1時間半。鯉が泳ぐ玉川上水べりの木陰に命を救われ、たいへん楽しいさまよい旅だった(←強がり)のだけど夜になると膝がみしみしと痛い。日焼けらしい日焼けを何年かぶりにした腕はなにかにかぶれたような赤みがひかず、それも珍しいのでしげしげと眺めるばかり。日焼けってやけどと同じだったかしら。

玉川上水は、学校や住宅がごく普通に立ち並ぶ街にしっかり緑と水がはまっていて(本当は上水が先にあって道路も電車も住宅も後からそこにはまりに来たのだけど)、いいなあ羨ましいなあと思った。まあ下総下総云ってますが生まれは武蔵野(武蔵境)で、そのまま引越もせずにいたらあのへんは地元だったのだ。←負け(?)おしみ

岡本太郎記念館の連続講座『岡本太郎と語る』で、村上隆氏のトーク(というほどでもない、お喋り?おハナシ?)を聞いた。氏について特に詳しい知識は無く、たまたま見かけたTV番組で香港の骨董品街で眼を爛々と輝かせていた姿と、アートマネジメントについて堅い話を展開していた朝日新聞のインタビューのみ覚えていた。それでも昨今のご活躍を見聞きするに、「好悪のどっちかにはっきり片付けちゃうかも」と半ば思いこみも含んで期待も反期待もあったのだけど、実際は「おはなし」のヴォリュームがそう多くはなかったのもあって(楽しくなかったのではなく別のところで大変面白かったのだが)、目下の印象は「屈託たまりまくりの普通のオタクなひと」…ってまんまだなー。とりあえず取っていたノートを後から読むと、氏への感想ではなくて、氏の発言そのままのメモが多い。例えば「自分の“好きなもの”を本当に知る必要があるのか?」とか、(岡本太郎には芸術に対する憧れは無かった、と云われて)「僕はありますヨ!(即答)」とか、「(自分は今現在、諦めているが)諦めてることをカッコイイとは思わない」とか、「オリジナリティを生み出せないことに悲観的になる必要は無い」とか、印象的だったのは真意はともあれ「隠居したいんですよ!」と笑っていたこと。おおそれは俺は先に手をつけているぞ早くおまえも来い、と講座後の懇談会で肩をつつける距離だったけどそれはしませんでしたー。

涼しさを思ひて開けし窓辺より入り寄るのは闇ばかりなり。風はどこに行った。

3/Jul/04

南国香港ハ激暑ナリ応援モトムメーデー!メーデー!なメールを眺めつつふと普段いじらないフォルダの中をのぞいたら未整理の写真データが入っている。なんとはなしに開けると4年ほど前の自分が写っていて、これがかーなーりー太い。今現在も標準体重よりだいぶ上にイっちゃってるんだけど、もっとズ太い。しかも命知らずなことに白いニットのカットソーなんか着てるもんでぎゃーなにこれなにこれこの腹の肉輪ありえねえ!シね!ていうかすみませんもう二度としませんごめんなさいなんでもしますから命ばかりはおた…(ぷちッ)←6本脚のものが潰れた音

わずかづつ落ちてきたとは云え、もっとちゃんと健康的にカラダ絞らなくっちゃ、でもこのトシでしっかり痩せるって生半なことじゃ出来ないわよう。としみじみするどこかの隣で、ああパキスタンのひとは解放されたのか、あとどことどこの国のひとが捕まってるんだっけ?もう全然わかんないや誰か頭のいいひと教えてくださいよう。としみじみするどこか、もある。どっちも苦くて渋くてお肌にばっちりシミが残りそうなしみじみさ具合で、ごく簡単な処方としてはとりあえず誰かに謝ってしまいたい。ごめんね。許してください。ごめんなさい。と、斯様に謝るとなんとなくまったりした心持ちになり、そのまったりさ加減は快楽にもなる。しかし誰に謝っとるんか。謝ったところでbeheadedされたヒトはそのままだ。腹まわりの脂肪も消えん。あーかみさまー。

自転車漕ぎの練習をしなければだわ。がんばるわ。

22/Jun/04

もともとボケてもいるし、はてなでばかり更新していたせいか簡単なHTMLも忘れ果ててて、このページをイジろうにも手が出ず愕然。もうダメだ。ダメだよ兄貴ィ。って関係ないけど「果ててて」って云うか?云うんじゃない?
そしてなんとなくご当地の踏み絵をやってみたのです

NHKと朝日新聞で追える範囲で気をつけておく、のが自分にとっては長続きするやり方で、ずいぶん筋力不足で寂しいかぎりだけれども、無理してBBCやCNNのWEBに眼を凝らしても、あるいはNEWSWEEKあたりを読もうとしても、二日も持ちやしない。
ただそういうごく普通の(あるいはごく脆弱な)やり方では、例えばイラクやサウジアラビアで起きている外国人誘拐や外国人目的のテロの報道は、年金だの参院選だの台風だのという話題のあっちこっちにばらばらにちりばめられていてスカッとは見渡せない。人質になった人たちの母国でどんな風に報道されてどんな風に世間が反応しているのか、例えば韓国の誘拐被害者のニュースは彼の父親が嘆く姿や撤兵要求デモの映像と共によく流れるけれども、彼と同時に誘拐されたらしい欧州のひとたちが本当に居るなら、それはイラクに派兵してる国のひとなのか、そうではないのか?…と、いうようなことまでまとめた番組をどかすか流していたら、NHKは歌謡オンステージなんて放送してられないのだ。それも困る(うちの親が)。
待てよネットがあるじゃないか、とこういう問題をまとめた個人サイト・blogを読もうにも、やっぱりこちらの顎や消化器官が軟弱で歯が立たない。こういうのをトレーニングしてくれるジムはないのか…ってうさんくさいなーそれ。

最近ようやく「無理は長続きしない」+「全部は無理だ」ということを覚っとけ、という気分になってまいりました。めでたいです。

--/May/04

2004年5月はじめの南国。あちら在住の地元人曰く「この週こっち(香港)はもう日本人とか西洋人とか大陸から来たヒトたちでそこら中すんごい混んでるし?5月1日(労働節:メーデーで大陸中国はこの日から連休が始まる)は一日で8万人が羅湖のボーダー越えてきたっていうし。この一週間で40万人ぐらい(大陸人が)来るんじゃないかって政府の予想だYO!」。
ちょうどその時期に遊びに行った日本の友達曰く「観光地はどこも人民だらけ、地下鉄車内で座り込む女子というのを香港では初めて見ました」。

日曜祝日に香港じゅうの広場で雑魚座り集会をする阿マさんはちょっと疲れた地黒な南国姐さんが多いんですが、今後5月初旬に限ってはもしや肌白のうら若い女子(北妹!)の座り込みが香港の巷でしばしば目撃されるドキドキな時代が来たのかもしれません。人口700万に満たない広東語都市に40万の北京語人口がやってきたら、どれくらい街中の音が変わるのかな。人民元決済のクレジットカードが最近登場しましたが、おそらく多少の蓄えがあればそのクレジットカードを懐に「よっしゃ今年は香港へ行くぜ!そして買うぜ買いまくるぜウルァ!」と意気込んでる人民なヒトも多かろうし、迎えうつ側の香港人だって「よっしゃ売るぜ!むちゃくちゃ買わせるぜ!買わさずに帰すかゴルァ!」な根性は負けないだろうし、トラブルもありそうですが、いい商売をするひともたくさんいるだろうな。すこしは景気を刺激する効果もございましょう。

ところで大陸人のヒトを見る香港人の眼というのは、それぞれ個別にいろんなフィルターをかけていたり特殊なデバイスがあったりで、日本人にはなかなか分かり難いと思います。まあ「分かり難い」というのは想像・考察するために十分な経験が日本人(である私)に無いからだ、とくくって云うのは簡単なのだけど、もっと曖昧で分類し難いカンジがあります。例えば地元が植民地化された大昔の体験なんて私も無いけど今の香港人だってもう関係ないだろうし、イデオロギーから逃れて南下したちょっと昔の体験なども勿論私は持っていないけれど、そうやってかつて中共とたもとを分かって流れてきた存命のおじいさんおばあさん・おじさんおばさんは多かろうとも、青天白日旗を掲げていた村もとうに消えた香港に暮らしながら今もってその体験を何か強烈なアイデンティティとして発揮しているひとはもう見受けられないだろうし(台湾でもそういう時代は既に終わっていそうだ)、おまけに、大陸に居る親戚の元をにこにこ訪ね合う自由もありながら、あちらと香港とでは通貨も法律も(しばしば常識も)違う二つの制度にわかれている現在の体験が、はて、なにか特別なパワーを以って香港を他の東アジアの国々のメンタリティやらway of thinkingから乖離させているかというとそうとも思えない。1億を超す日本の人口に比べたら700万の「香港人」なんてひとくくりに出来そうでもあるけれども、やっぱりそこにはそれぞれの事情があってそれぞれのフィルタで生きていて、700万の糸が700万とおりに大陸と結ばれているのであって、だったら「分かる」なんて云うことがそもそもオコガマシイのかもしれませんです。

むー、なんかつまんないこと書いてますな。ていうかヤスヲが!辞任だなんて!(ドキドキ)

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