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南 国 備 忘 録
Nothing related to South China Sea regional/political issue.
Written in Japanese only.
diary index

26-27/MAY/01

昼間、部屋のすぐそばのどこかの外壁(地上23階)にはっついて、蝉が鳴いていました。まだ寝ぼけているのか、あまりねじっこくない、雑音まじりの声。でも蝉だよ蝉。どうですよ、5月の蝉って。

あとひと月もしたら、ドラゴンボートレースの季節。灼けつきそうな日差しと雷と雨がぐるぐる巡る、午後7時ごろの夜景が一番綺麗な季節が、もうすぐやってくる。夏は、たしょう乱暴なのがいいです。コンクリートが溶けるくらいイッちゃうとちょっと困るけど。

大人の科学』キットがやたらと欲しいざます!小学生時代はバリバリの『科学』派でしたが、それは主に石森章太郎原作の科学啓蒙漫画「アスガード7」読みたさの故。学年ごとに異なる作画担当が細井雄二だったりすがやみつるだったりして、思えばなんて贅沢な漫画だったことでしょうか、嗚呼また読んでみたいなあ(ちょいと検索したら絶望書店で「5年の科学」一年分が三万円!がーん)。


20-25/MAY/01

某所に作ったお遊びダメサイトをちまちまといじっていて、なんだかやたらとことばの在庫が薄くなっているなあ、と思った。高校生や大学生の頃はもっとじゃぶじゃぶ言葉が出てきたように感じるからだけど、それは勘違いなのだろうか。それとも文字を自分の中にとりこむ作業(読書とか新聞を読むなど)をしていないからかしら。でも、子供の頃とは違って、単純に本を読んだだけで、じゃかすか手持ちのことばが増えるわけでもなさそうだ。それに、ただことばの種類を増やすだけではうまくない。わたしの脳味噌にデッドストックされている言葉、ずっと棚の奥の方で埃を被って眠っている言葉はかなりあるのに、きっとそれらはもう在庫リストから洩れているんだろう。よくつかう言葉とそうではない言葉をじゅんぐりに交代できたらいいのに。いっそ脳味噌の棚卸しができたらおもしろいのに。

最高気温が30℃前後をキープするようになりました。正午ちょうどにオフィスの窓から外を見ると、通りを歩いているひとの影がほんとうに足の真下に黒くにじんで染みている。

「当件かなり面倒なことはこちらも承知していますが、とりあえずそちらのお考えを聞かせてくれませんか」。アメリカ人同士が交わした英語メールでこういう表現を見かけて、あまりに簡単な単語ばかりなのにたっぷりとニュアンスが出ていることにびびった。「うあ、これかよ!こうなのかよ!」って声が出た。

先日会社に着いてすぐ書いたメモをそのまま転記。↓
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泥猫のドロいろ紅い屋根あるく
紅い屋根肉さかなやさいひとのあたまぬれたどうろ
おじいさんよろよろ渡る二階建て路面電車の列
泥猫あげいん!あなたは、だれ?
紅い屋根道路はさんでその向こうは摩天楼
奇怪な形のビルディングが朝をつきやぶる
南国の箱庭パノラマ島
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無謀な梅雨休み計画は人生計画に直結だ。


19/MAY/01

いいかげんな午後に休日出勤。休憩中になんとなく一年前、二年前、三年前のここを自分で読み返してみたが、気障ったらしいやら思わせぶってるやら、かなりこっぱずかしい。ReadMe隣組はどうしたんだ?いやもう、ReadMe!Japanへの登録は辞めました。

すこしつらい。でもすごく嬉しい。そしてたぶん、もうわかってる。声だけで死にそうになることはなくて、でも死んだふりをするくらい、いともかんたん。

と、書いたこれを例えば三年後に読んだ時、私は何を感じるのか。「ぷ(笑)」ぐらいか。「ぷ(涙)」でもいいです。

お昼過ぎにDeli Francaisのフレンチパテとベジタブルサンド、野菜ジュースのV8、牛乳。夜はピーマンと茄子の肉詰めに揚げ豆腐を立ち食いして(約75円)、喜力(へいれっ=「Heineken」)の缶を買う(約150円)。ひどく湿っているように感じるが、湿度標示はまだ89%。しかし冷房バスの窓はすべて外側が結露している。だらだらと坂をくだっているうちにいつのまにか熱が充ちた盆地を渦巻きに降りていて、もういつから夏だったのかわからない、毎年そう。


17-18/MAY/01

ころがる前の「タメ」はあくまで「一時停止」のはずだけど、あんまりタメるとそのまま「停止」になることもあるので気をつけましょう。

金曜朝は数日分溜まりに溜まりまくった湿気が一気にあふれたような土砂降りで、会社に着く頃にはズボン(かっこよく「パンツ」だなんてとても云えない、雨降り用ずぼん)の脛から下が搾れるほどぐっしょり濡れてしまう。かなりミスボラシイ格好になり「へへ〜、さぷさいら〜(濡れちゃったよ〜)」とごまかし笑いつつオフィスに入ったら、「そんなままじゃ風邪引くから乾かしなさい」となかば強制的にドライヤーを手渡される。朝っぱらから給湯室で掃除のおばさまに「あらあら、たいへんね」なんて微笑みかけられつつ、ごーごーぶうぶう温風と遊んでいる自分がちょっとおもしろかったです。雨は午後になってさらりとあがり、夕方までなごった雲の向こうからやや薄めの夕陽。こういう雨上がりのあとは空気が洗われて、夜景がとても綺麗。香港の夜景は夏がいいです。

にわかに社内に「学日文(ほっやっまん=日本語勉強)」ブーム到来か、最近講座に通っているR嬢。「“質問したいことを日本語でうまく伝えられなかった時、どうするか?”の答えを日本語で書きなさい」という宿題が出たらしい。R嬢の答えは「body language」。しかしそのまま書くのはなんだかおかしいと思ったらしく、「how can I say it in Japanese!? Please tell me!」「……み、みぶりてぶり?かな?」「ミブリーテブリ?how to spell?!オシエテクダサイ!」「えーと…身、振、RI…手、んで、再一次、振、一様一様」「おー、がむよーん(こうなるのか〜)」ってなんだかアヤシイR嬢は、当然同僚たちから「あんた、こんな難しい言葉書いてったら誰かに教わったってばればれじゃ〜ん」とツッコまれるのであった。ちなみにジェスチャー(ボディランゲージ)することを広東語では「做手型(形かも)」と云うそうです。なるほど、手で型を做る。まんまやの。

はてさて、こんな雑記もいつのまにやら開始以来4年経ちました。越来越(ゆえらいゆえ=ますます、の中国語。なんだか語感が好き)どうでもいいことしか書かなくなる、人知れぬプランクトンのように地味に地味に進んでまいりましょう。


13-16/MAY/01

そろそろワタクシの香港滞在も六年を越えようとしておりますが、長いとも短いとも云えない中途半端な年数でしっくりきません。広東語はごく簡単な言葉がようやく何も考えなくてもすとん、すとん、と出てくるようになりました。

つい最近まで営業していたCauseway Bayのそごう裏の総統戯院(President Theatre)が、知らないうちに閉鎖されていた。十年ほど前、香港旅行中に周星馳主演の『賭侠』を見に入って、隣に座った見知らぬおじさん同様、椅子から転げ落ちるくらいにげらげら笑ったのは確かこの映画館だったと思う。当時は超満員確実の傑作映画がぼろぼろ産まれていたものでした。どうも最近になって、昔から街角の一角を占めてきた古い大きな映画館がどんどんなくなっていく気がする。古くはないけれど、自宅のすぐそばにあったUA系列の映画館もつい先月末で閉鎖。再開発の波なのか、はてさて。

『楽天記』(古井由吉/新潮文庫)をぱらぱらめくってみる。そろそろ本を読むフリだけでもしないと、ほんとうに読ま(め)なくなってしまいそうだ。

マンゴーが出まわってきた。ライチももうすぐかな。

タグ打ちですごい間違いしてました。おさきまっくら!(久々に爆笑した)


07-12/MAY/01

今年二度目の鼻風邪で、鼻の下がまたもやがさがさになってしまう。いくら化粧してもがさがさじゃあしょうがないので化粧もせん、という方向はいかがか。ともあれ化粧するにもブツが切れていたので会社帰りにDFSに寄ってあれこれ買ってみたりするが、どうも「化粧品を買う自分」に今もって慣れることができない。

「偽○+蜜○」についてたいへんわかりやすい解説をBBSに書き込んで頂き、すっかり腑に落ちる。ありがとうございます。

FORTUNE FORUM参加のために江澤民主席が香港に来て、当日は夜も更けてからVictoria湾に花火があがる。その間フェリーは止まるわ交通規制はすごいわで市民生活にいささか支障が出ても、やっぱりやるものはやる。自宅がある離島へ帰ろうとフェリー乗り場までやってきて臨時ストップを知ったおじさんが、テレビのインタビュアーに「どうします?」と尋ねられて「あー、じゃあ花火でも見るよ……」と答えたその「……」に気分が出ていた。

江主席来港に合わせた法輪功の瞑想集会もあったが、別の団体が行った抗議デモ(そもそも何に抗議しているのかあまり明確でない。北京の偉いひとが来たからとりあえず「人権」関連で騒いでいるらしい。「平反六四」のプラカードも堂々登場)の方が今回は注目を浴びた。警官ともみあった際に抑えこまれ、鬼の首を獲ったように「助けてくれー!」と叫んで暴れた男性がいた。彼はいったいこのようにして「権力に虐げられるワタクシ」を演じているのか、あるいは本当にそうなのか、と見ている側に首を傾げさせた時点で活動失敗に思えるが、軽傷を負い病院で手当てを受けた彼はにわかに時の人物になった。実物大の棺の模型を掲げてデモ行進する彼らの「様式」にどうしても同調できないせいもあるが、どうもこのことをちゃんと考える筋道がつけられない。騒ぎの余波はまだ引き続いていて、当時の警察の警備は北京側の圧力で過剰だったのではないか、いやそんなことはない、などなどの発言が数日経ってもまだ報道されている。

人間には食欲・性欲・睡眠欲などの他に権勢欲とか美貌への欲とか破壊欲とか殺人欲とかいろいろありましょうが、あなたには侮蔑欲てのはありますか。他者を侮蔑したい欲、他者を軽蔑して貶めたくなる欲のことです。わたしにはあります。なるべく実際の発言や行動には現さないようにしているつもりですが、心内に発生した欲そのものまで抑えることはしません。かなりやばいことを考えたりもします。


06/MAY/01
memo-->object said: ギガンティックなフィギュアより重要なのはモビリティ

帰宅後あまりの蒸し暑さに降伏、寝室以外にとうとうリビングの冷房もつける。古いクーラーなのでものすごい機動音。いまどきラインに並ぶ製作機械でもこんな騒音は出すまい。おまけに洗濯機も回したので夜更けにとんでもないことになる。

Kinki Kidsが明後日からの香港公演を控えてもう来港しているそうで、事前情報(誰の)によれば大人数であるはずの御一行の滞在先ホテルは会社の隣やそのはす向かいやその奥である。試しに仕事帰りに「みめよいワラスはいねが〜?そこらをうろうろしてっどとって食っちまうぞ〜」とふざけたが全然気配はなかった。

やまだ紫の「新編 性悪猫」(ちくま文庫)をぱらぱらと読みなおして、乾いた絵柄にすこしほっとする。中華野菜のガイランの苦味、タラノメの味噌和えの苦味に似ている感じ。「ふんっ」と云ってしまえば消える屈託なぞ、とっとと消してしまえばいいよと云う。「ふんっ」と云えないでいると、ほんとうに云えなくなる気がします。顎と肩あたりに存在すると思しき「ふんっ筋」が衰退する。

「備忘録」てのは万一忘れてしまう未来の事態に備えて記録しておくわけだから、忘れないほうがよいこと・忘れたくないことをなるべく記していたいのだけど、まあアレです、10年15年経ったある日に不意に思い出す記憶の方が鮮やかであることが多い。鍋山と呼ばれる小さな丘の上の高校から駅前までくだっていく冬の道の夕陽の色、同級生のおんなのこたちは皆くるぶしまで隠れる長いスカートにコートの襟を端まで留めて詰襟風にしていて、その衿を留めていた可愛いピンのガラスの色、6畳ひとま風呂なしトイレ共同の築35年アパートに転がって初期グインを馬鹿読みしていた日の窓の色、後楽園球場に見にいったS&Gの復活東京公演の最後の真っ白いライトの色、NYのセントラルパーク公演を放送した番組のスポンサーがSONYで、当時世に出たばかりのWALKMANのCMがひどくきれいだった、あの赤い色。もう半分新橋になりかけた銀座の裏通りにある台湾料理屋で深夜にすする坦坦麺の薬味の色、泡が消えたビールの色、烏森神社の境内で酔って寝ていたおとこのこの眉毛の色、バブルの恩恵にあずかりタダで訪れたバンコクの、エメラルド色のほとけさまの魚みたいな眼の縁の黒い墨の色。まだほとんどの「なにか」がアナログだった。備忘録はつけていなかったけど、覚えている。


04-05/MAY/01
memo-->かなり「忙しい」。かなり、とは?

やれまあ暑いことだ。最高気温は30℃を余裕で突破したことでしょう。

googleやgooで検索するとここが一番に出るようで、にわかに「偽○+○柑」検索バブルなり。せっかくお出での皆様には申し訳ありませんが、たぶん貴方がお求めのヒントはここにはありません。ていうかいったい皆さんナニを探し求めていらっしゃるのでしょうか。ゲーム関連?葉系列?それとも本当にナニかをそれに偽装させることが日本では流行っているのか?

最近はとんと本を読めないので、会社の行き帰りのバスでずっと外の景色を眺めています。少し前に「たいがいのモノに人格を感じる」と書きましたが、最も濃くそれを感じるのはやはりビルディングです。嗚呼ビルヂング。もういまにも喋りだしそうな唸りそうなビルが香港にはたくさんあります。あるいは日比谷や霞ヶ関のオフィス街の、夜も更けて電灯が消えた真っ暗なビルも素晴らしい。いっそジャングルのように生気がもりもりして、ものすごくセクシーで、捕食者(物?)としてこんなにエッチなものがありましょうや。胸から背中までごっそりえぐってもっていかれそうなくらいに、ひたすらどきどきします。


02-03/MAY/01
memo-->今年も6/4 Victoria公園で追悼集会

32時間連続で起きていても10代の頃に比べてさほど眠くならない。そしてその後ちゃんと眠っても、若い頃と違って顔色がずっと凄まじいまま延々キープされるのが興味深い。これを50才あるいは70才ぐらいでやるとどうなるんだろう。漫画みたいにほんとうに顔に縦線が入るとしたら、その自分の顔をじっくり見てみたい。「顔にほんとうに縦線が現れた」自分。とりあえず写真に撮るだろう(たぶん)。

また曇ってきたなあと思ったら小雨まじり。湿度は90%前後。通勤途中、雨がぱらつく小巴(ミニバス)の窓越しに新華社通信香港支社ビルの筋向い(「法輪功」の抗議ビラ掲示定位置)を見たら、誰もいない。ビラも幟も無かった。いつからいなくなっていたのかわからない。単に雨が降っていたからかもしれない。ちなみに5月から着任する新しい行政司は「法輪功には活動の権利はある。が、あくまで香港の法律に則って政府は彼等に対処する。誰かが焼身自殺などするような事態は決して招くべきではない」とTVBのインタビューで発言していたけれども。

「忙しい」ってどういう意味かちゃんと考えたことがなかったな、と今ふいに気づきました。忙しいですよ〜、忙しくってねえ〜、とよく云いますが、はてそれは「どういうこと」なのでしょうか。


01/MAY/01
起来起来在萬國的労働者

勇気が出なくてどうもメールが出せません(インド人のおじさまにではなく)が、えーと。

ネットで知り合ったが直接話したことはないひと、あるいは一度もコンタクトをとったことはないけれど、よく日記やHPを見ているひとと、それと知らずに仕事の電話越しに話をしているかも…とよく想像します。いま電話で話しているこのひとが、毎晩こっそり楽しんでいるあのHPの著者だったらどうしよう、あんなこと毎晩書いてるくせに昼間はこんなフツウの務め人の声出しちゃってんのよ、ふふふ、なんて。

missionたぶんpossible:24時間以内に韓国税関を突破し香港に帰還せよ!キミのスーツケースに入るだけの○○○が我がNY支社の生命線をつなぐ。パテントを韓国某S社にしか下ろさない日本の某T社のおかげで、某商社香港事務所のひとに、誰も知らない知られちゃいけないハンドキャリー戦闘員として韓国へ飛んでいただくことに。ブツが届いたら速攻AIRでケネディ空港にトバすぜ。別のブツはもう台湾から飛ばし済みだ――って、グローバルってこういうことでしょうか?どうも全然違う気がするが、どうなのか。


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