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南 国 備 忘 録
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28/NOV/00

むしょうに眠い。冬眠の前触れか。いいあんばいの大きさの洞をみつけてはやいとこ枯葉や干草を詰めておかないといけませんが、しかし香港の街路樹はあまりたくさん葉っぱを落とさないし、具合のよさそうな草は金持ちのイギリス人の敷地にしか生えていない。詮方無くネットでジャズを少し聴いてから眠ります。気温は20度とすこし。夜になって風が強く吹いている。

上海蟹写真と格闘中。それとは別にアヒルの足(水かき付き)の姿煮と北京ダックのお頭縦割り断面図も撮れたので、いずれゲテモノ食材コーナーでも作ろうかと思います。鶏の脚の煮もの(これは点心の人気メニュウ)、蛇の切り身(火鍋の材料)とか丸ごとの蛙(たまに市場で売っている)なら追加できるかもしれない。(犬と猫はいれません←香港では見られないし見たくない)

会社の前の通りがいよいよ先週末からクリスマスモード全開で、やたらきんきらきんになった。写真を撮るのが好きな香港人家族がちらほらと姿をあらわし、ツリーや電飾をバックに子供や奥さんにポーズをつけている。その脇で、日本からツアーでやってきた人たちがにぎやかに観光用屋根無し2階建てバスに乗り込んで、いっそう派手になったネオンの渦の中に出発していく。あと2ヶ月、ぴかぴかは続く。

musik→http://www.gmn.com/jazz/default
read→梅原猛/隠された十字架・法隆寺論

26/NOV/00

しりきれみんすく土曜朝、予定どおり「明思克航母」を見学にゆく。地元香港仔をミニバスで出発、灣仔で地下鉄に乗りかえ、尖沙咀から直通バスに乗る。香港からシンセン及びシンセン近郊の主要都市までは、いくつものバス会社が越境直通バスを運行している。直通バスの所要時間はおよそ1時間弱、終点の沙頭角で香港出境・中国入境(ここが混む)となる。沙頭角は巨大港湾ターミナル鹽田に近く、大通りをコンテナトラックがごんごん行き交っている。『明思克航母世界(みんすーくーはんむぅすーじぇ)/MINSK WORLD』までは徒歩15分ほど。商店街に工場や工員の寮団地が並ぶ大通りをしばらく行くと、黒く聳えるゲートに続くいかにも中国的にだだ広い野外エントランス(中国陸軍の火器展示とタンク試乗コーナーがある)、レストランなどの入ったやけにファンシーな3階建てのビルがあり、その向こうの波止場にかつてのソ連海軍の雄が係留されている。入場料は大人ひとり100人民元(約1400円)で、物価を考えるとかなり高い。だがはたしてミンスクはでかかった。写真の半分ぐらいの長さを更に右側にくっつけてご想像ください。

かんぱんけんがく 空母本体で見学用に改造され公開されているのは第5甲板、第3甲板、第2甲板、発着甲板。入り口は第5甲板にあり、1994年に現役を引退するまでの経歴を紹介したビデオを定時放映している。15分程度のビデオの内容はミンスクに装備され(てい)た火器とその威力を説明する部分が大半を占め、中央電視台チックな勇壮なナレーションに、BGMはすぐれて菊地俊輔風で楽しめる。同じ階に魚雷室もある。第3甲板は作戦指揮室。発着甲板には旧式の戦闘機と戦闘ヘリが当時を模して置いてあり、諸方から団体で見学にやってきた中国人のおじさまやおばさま・公安のおにいさんたちなどが記念撮影に余念がない。対艦船ミサイル、迎撃ミサイルなどの発射台は現役当時のロシア語の注意書きが記されたままである。解説板は中国語と英語で書いてある。対潜水艦ソナーの説明文は「現時点ではまだ我が中国海軍にはこのような設備は無い」と明言していた。

nothing to say 第2甲板は水兵の居住空間を再現したブースと「輝かしき紅海軍(Red Navy)の歴史」ブースなどがあり、各種の勲章や海軍の軍服を着せたマネキン、「空母運動会」の様子を撮ったパネル写真、セーラー服の紅顔の美青年兵士が美中年将校と肩を寄せ合うある種のひとびとにはたまらない写真、なども多く展示されていておもしろい。20世紀初頭のロシア革命直後から第2次世界大戦後頃までの「反ファシスト」「ソ連建設」をうたうポスター展示はなかなか見ごたえがある。また海軍空母ながら何故かソ連の宇宙技術開発史の展覧ブースもあり、ガガーリンの初飛行に始まりミールに終わる歴代のアストロノーツの活動紹介、宇宙服や宇宙食、そしてあの犬さんを乗せて飛んだのと同じロケットなども展示されている。ガガーリンの初飛行直前に行った健康診断の際の心電図は紙がすっかり黄ばんで、ロシア語で何か書き込んである青いインクもだいぶ茶色がかっていた。第5甲板と同じ階にある元ガレージには土産ものショップ(スホーイフィッター機とF16のプラモデル、アメリカ製のソルジャー人形、ミンスク熊のキーホルダーなど)となぜか乗り込み型の体感シュミレーションゲームマシンコーナー、それに「ロシア情緒たっぷりのステージショウ」を上演する小さな舞台があり、隅のほうにいきなりミグ23がごろん、と留めてあった。胴体の半分以上を占めるエンジンがごっそり引きずり出されていて、なんだかはらわたを抜かれた鰹のようだったが、かつての『航空ファン』愛読者はここでようやくソ連を実感するのであった(記念写真も撮った)。

かくしておろしあ情緒というより世紀末大陸情緒を満喫した後、いったん香港・シンセン区境の羅湖に戻り、タクシーで10分も走らぬ福田地区内の京菜(北京料理)レストラン『正陽楼』へ向かう。キャベツの千切りに黒酢とラー油を混ぜたタレをかけまわしたもの、チンゲン菜のにんにくあんかけ、北京のご当地小食(スナック)煎餅(薄く伸ばした小麦粉の皮にネギなどの具をはさんでしょっぱいタレをつけて焼いたもの。いわば北京風どんどん焼き)、北京ダック半隻、香港ではついぞおめにかかれぬ北京の地元ビール「燕京俾酒」大瓶1本に缶コーラ1つを頼み、2人で66人民元(約900円)。自宅からここまでの交通費は往復でHK$140(約1900円)で、なんだか主客転倒してるがそれでも安い。しかもちゃんとおいしい。燕京俾酒は非常にあっさりしていて飲みやすかった。たいへん満足する日帰り遠足となる。帰り道にCauseway Bayの本屋で『仕掛人梅安』シリーズと山田章博の『おぼろ探偵帖』を買い、翌日曜はそれをずっと読んで過ごす。

しかしながら、こういう小さな「日帰り外国(正確には“越境”)旅行」も楽しいけれども、やはりちゃんと「遠く」にも行きたいな、とも思います。日本を除けばもうずいぶんのこと、あるいは日本を含めたとしても、いわゆる「旅」というやつをしていない。しかし欧州の冬は寒そうだし、米国も冬はあまり行きたい気持ちにならない。こんな季節に旅するならどこがいいのかしら、夏の新西蘭?


23/NOV/00

おだやかな秋晴れのはずだが、雨が降らないとあっというまに空気が濁ってビニール色の空になる。仮に香港に海が無かったら、地上なのに「視界100メートル注意報発令」とか「本日は視界25メートル以下につき自家用車運転は全面禁止」とか、そんな事態になったりするのだろうか。

和食の、ことに酒と肴について、つらりつらりといいかげんに書いてあるのを読むのは好い。でも電車の中や寝床の中で読むにはあまり合わない気がする。

読むというのは、きりっと読まないと紙の裏に届かないことがある。一方で、読み急くあまりせっかくの言葉を無下に穴に落としてしまうこともある。疑いながらとか、半分は他のことを考えながらとか、お風呂にはいるのと同じ効能を求めてとか、睦み事の如くくんずほぐれつになってとか、読むかっこうにはいろいろあった方が私は愉しい。囲碁の解説書をやたらえっちに読んでもよいしC級漫画をつぶさにノートをつけながら読んでもよいが、どうかしてその格好をまちがえるとちょっとつらいと思う。どんな風に読んでもいいからといって、合わない読み方をするのは、もったいない。その作法を識っているのといないのとでは、ひそかに笑いの深さが変わってくる気がする。

久しぶりにここのHTML文法をチェックしたら、アクセス解析のscript内部がぼろぼろで「ふつうです」の判定をいただく。自分で書いたHTMLの部分は大目に見てもらってなんとかいけそうだったが、半角文字を知らずに使っていたのでがっくり。おまけにWIN用のネスケで見たらなんともさみしいレイアウトである。

土曜日にSさんとシンセンと香港のすきまにある沙頭角まで足をのばして、元空母ミンスクを見物に行くことにした。大昔サンディエゴで、子育て中のかまきりみたいに山盛りの戦闘機を背に載せて停泊中の空母を遠めに見たことがある。考えたらちょっと、でかすぎます空母って。


22/NOV/00

アシスタントのLさんがたくさん持ってきた「桔仔(かっちゃい)」を分けてもらった。かっちゃいは、ちいさなちいさなみかん。ひとつが串団子いっこぶんぐらいの大きさで、剥くのがかわいそうなほど皮は柔らかくて薄い。中にはミニチュアサイズの房がちゃんと生っていて、香りはきゅうっと濃い。大きいのは「柑(がん)」と云う。

小春日和。湿度も60%台に下がって、うっとりひなたぼっこ(この「ぼっこ」てどこの言葉かしらん)したい陽気。一ヶ月前は冷房をがんがんかけていたことなどけろりと忘れる。電気代は半分以下になった。

どうもむしょうにお雑煮が食べたいのです。うちの雑煮はすまし汁で、鶏肉・大根とにんじんの短冊・なると・みつばをいれます。焼いたお餅をどんぶりにいれて、おつゆをかけるだけ。お餅は四角い。典型的東京郊外ベッドタウン在住の核家族であったので、買ってきたお餅です。お雑煮はデフォルトで2つ入れる。石油ストーブの金網の上にのせておいて、焼けて割れたのが「ふしゅしゅっ」と息を吐く、そういう冬の音をもうずいぶん聞いておりません。

よもや最初から「藤森」になって日本で暮らしちゃえ、なんて腹だったとは云うまひな。だったらおもしろいな。

musik→http://www.gmn.com/
read→池波正太郎/梅安料理ごよみ(秋・冬)

21/NOV/00

妙にすとん、と気が落ち着く。せっかくなのでむやみにすとんを味わう一日。座ってはすとん、立ってはすとん。茶を淹れてはすとん。このすとんの原因はいろいろある。好きなひとが元気でいるから、本が読みたくなったから、寒い時に暖かいかっこうをしていられるから、などなど。バランスがくるくる回るうちに不意に「すとん側」に来ることもある。おとこのひともそうかな。みんな同じかな。

世紀末にアシモ(どうして正直にカタカナにしないのかH田技研)と自民党分裂騒ぎと重信某女支援者逮捕のどれかが欠けてもいけないってのは変な気もする。実はフジモリ長期滞在がミソなのか。

ネオン飾りが始まったと思ったのは勘違いだったようです。夜8時ごろ会社そばの好時中心でずいぶん派手なのが点灯していたので「おおっ」とふりあおいだとたんに消えてしまった。昨夜は点いていた南洋中心の飾りも今夜は真っ暗。どうやら電飾も順番に予行演習するらしい。目をこらしてみると、そこら中の背の高いビルには鉄骨の細い枠がくくりつけてあり、電球(ネオンネオンと云ってますが実は電球が多い)をつなげた線が絵を描いている。去年は2000年の干支の龍をデザインした絵柄が多かったけれど、今年はふつうにクリスマスとお正月の柄みたい。さても気温はどんどん下がる。すんなりとばばシャツ稼動す。

musik→http://www.classicfm.com/
read→池波正太郎/梅安料理ごよみ(春・夏)

20/NOV/00

だめじゃん日本。

またしてもPalmの話題ですみません。あらためてありがとうの意味もあってみんなにお披露目するため会社に持っていくと、PalmIIIc所有者のP嬢が「あたしがもってるゲームをビームしてあげる!」とさっそくテトリスとミニゴルフゲーム、それにメール環境ソフトと中文パッチ(フォント入れないと意味無いが)をわけてくれました。ものの1分もかかりません。Palm同士を向かい合わせてワイヤレスで行う通信をBeamと呼ぶわけですが、この「ゲームをビームしてあげる」は実際「I can beam you my games.」とも云えるわけで、まあなんですかビームて言葉が日常の動詞になっちゃう世の中なのですね。ビームったらあれですよ、セブンが最後におでこから出すやつでしょう。あと「でーびーる」のひとがデーモンを殺すときに出したりとか。それがいまや俺のかばんの中のちっこい機械に潜んでいるわけなんでさ。これも21世紀てことなんでしょう。たぶん。

エメリウム光線は緑いろできれいだった。烏賊みたいな顔をしたオレンジ色の宇宙人とさしで座っていると、どっちも変なひとだった。

いよいよ尖東の南洋中心(地上10階くらいか)壁面にサンタクロースとリースのネオン飾りが点灯しはじめる。次はどのビルかな。気温はぐっと下がり、明日は20度を切るかもしれない。なんだかそわそわするのはもうすぐ師走だからかしら。もうあまり遅くまで会社にいる気分ではなくなった。少しだけ早く帰ってくつしたの洗濯をしました。<なんか違うわよあたし


19/NOV/00

ここしばらくはずっと、土日は疲れ果てて終日眠っているか、会社にとぼとぼ出かけて仕事をするかのどちらかで、そのこと自体はあまり面白くはない。家の中もなかなか片付かないので嫌な気分になる。でも十数時間続けて眠るのが平気になってきて、たくさん眠っているとやたら変ちくりんな夢をたくさん見る、これはけっこう楽しいです。

昨夜は、サイレンサー付きのピストルでがんがん人を殺す夢と、文人のお宅に集まって原稿を待っている編集人のひとりになった夢を見た。その文人はいかにも昔の作家然とした和服姿で、和室にどっかり据えられたちゃぶ台の向こうに渋い顔で座ってあれこれと難しい講釈を垂れてくれるのだが、ふと「じゃあこれから○○○○演劇でも見にいこうじゃあないか」と立ちあがる。見ると彼はいつのまにか着替えており、これが釣り人とタイコ持ちとジャングル探検家がまじったような妙なかっこうで、あっけにとられる我々に「それというのもこの○○○○演劇というのはだね…」とパンフレットを取り出して説明してくださるのである。○○○○はカタカナで、たしか最初の一文字は「ラ」だった。煮しめたように全体が茶色の座敷で見るそのパンフレットは真っ白くぼんやり輝いていてかなりの厚みがある。めくるとちょっときわどいかっこうをした女性がモノクロの写真のなかでポーズをとっている。やあこれはなかなか面白そうだなあ、と一同楽しみになるのだが、残念ながら舞台を見るところまでは辿りつかなかった。

先日日本から届いた仕事のメールに「スケュール」と記してあるのを見て手が止まる。はてscheduleの「du」は「dyu」であろうか「zyu」であろうか。本来「ju」ではないのならば、もしかして「スケジュール」じゃなくて「スケヂュール」と書くのがまだしも正しいのだろうか。

ここしばらく曇ったり小雨がぱらついたり。気温は23度前後、朝と夜は肌寒い。街中はちゃくちゃくとクリスマスのネオン飾りが進行中の模様(まだ点灯はしていない)。父母の年末来港はチケットのキャンセル待ちとなった。


18/NOV/00

初期充電が終わったPalmVxをいじってみる。最初に地域や時刻を入力するセットアップはやたらと簡単で1分もかからない。一度フルに充電するとよほど酷使しない限り2〜3週間は平気らしい。手書き文字入力はさほど難しくないが、スクリーンのキーボードで入力するほうがまだ早い。液晶表示はごく明瞭である。反応は不満を感じない程度に早い=とても早い。なんだかたいそうきちんと躾られてお行儀のよい小型犬が家にやってきて、そこらにちょこんと座ってじっとこちらが遊び始めるのを待っている、待たれている、そわそわした感じ。

Palmが小型犬ならふつうのPCは中型〜大型犬、大きさも重さもそれくらいだから。みんな頭がいいけれど、躾はそれぞれなので最初は苦労もする。ジャンクショップ出身のキメラな雑種もいれば、血統書付きの高級犬もいる。「そんな命令知らないもーん」とそっぽを向かれたり、こっちがしてほしいことをしないで「これ!これでしょご主人様?わかってるよぅほらほら〜、ねー?」と嬉しそうにフリーズしてくれたり。仲良くなれば皆とてもよく働いてくれるし、愛着もわく。ブリーダーもいるし専門書もある。

ついでに超巨大かつ金剛力を持つラオウ専用世紀末軍用犬みたいなのもいる。世界に10匹ぐらいしかいない彼らは体格も象のごとくでかく、餌もむちゃくちゃたくさん食べ、通常の人間の言葉はもはや解さない。そのかわりとんでもなく嗅覚聴覚が優れており、衛星軌道上からどこの誰がいつくしゃみをしたかまで飼い主に厳かに告げてくれる。あるいは人間が一生かかっても終えられない計算の答えを、世界の果てからくわえて帰ってきてくれる。彼らはゲームだのチャットだのといった他の犬がやるようなことは一生せず、神殿に奉られ狗頭神となるさだめに生まれている。

でもってデジカメは九官鳥でしょ。スキャナは猫。モデムはコロボックル。←動物じゃないぞ

上海蟹の分解作業写真を撮ってはみたものの、どうアップするか思案中。その前に北京ダックでお茶を濁しちゃいます。


17/NOV/00

昨夜のこと、会社の上海蟹パーティの余興として行われたLucky Drawでなんと一等賞にあたりました。賞品はPalmVx(PalmOS3.5英語版)。ひそかに憧れていたとおりとても薄くて軽くてきれいなフォルムでこれはぜひ活用したい、同僚たちも「いいなーいいなー早く使ってるところみせてー」と冷やかしてくれるけれど、実は日本語化作業に自信が無くびびっております。「J-OS」はIVだけ入手すればいいのでしょうか。IIIも要るのかしら。本体PC側でメモやら予定やらを書き込むためのPalm Desktop 3.1の日本語化パッチはまだ発表されていない模様。とりあえず、Palmそのものの日本語環境とモデムとブラウザにメールソフト、それになんだかFlash Memoryを底上げするのに要り用であるらしいものなどをネットで調べ中。まだすこし怖い、2等賞のカメラか3等賞のDVDデッキの方がよかったよう。

可憐で酒豪な娘さんがちょいと調子に乗りすぎて酔いつぶれてしまったのを介抱していたら、「んん〜あいらびゅーひょーえば〜、んーっ、ぱ!」とおもむろにちゅうされた。いやあはたちのむすめのちゅうじゃよちゅう。きっちゅなほんこんむすめのねつれつなちゅう!うらやましかろうそこのきみたちわはははは!ははは!…は。お酒の精があやつったちゅうなんて、見にいかなかった展覧会の絵と同じじゃわい。

実は介抱している側の自分もけっこう酔っていた。紹興酒と赤ワインをちゃんぽんで一気呑みなんてしたらいかんです(でも皆やってた)。今回は翌日朝までなんとなく酒が残ってしまって失敗。ごめんなさい。

memo→Muchy's Palmware Review!http://muchy.com/index.html

14/NOV/00

尖東の某所にて今シーズン初の火鍋を食す。香港の火鍋は初体験の職場上司を案内しつつ、スープは「鴛鴦湯(カレーベースの辛いスープと薄味スープの2色が半分づつ入る鍋)」にする。具は牛のこま肉と豚肉スライスを一皿、豆腐(2丁分くらい)、餃子・ワンタン・牡蠣・春雨を山盛り、それに白菜仔とサニーレタスをてんこ盛り。コンロに乗ってぐつぐつゆだっている鍋に食べたいものを適当につっこんで、煮えたらがしがし食べます。肉はしゃぶしゃぶ風。最後は烏屯麺(うーどんみん=饂飩)に出前一丁麺(ちょっちんやっでぃんみん=即ち某インスタントラーメン「出前○丁」そのまま)を入れて、「カレー肉うどん」と「とんこつワンタンラーメン」をこしらえてみる。美味なり。これにビール大瓶3本を加え、しめてHK$505=約7000円。写真が撮れなかったのは残念。

前夜は認証サーバの故障とかでダイアルアップ先に「接続が確立できません」と云われ、さっさと寝てしまった。「さっさと寝る」てのはなんだか粋な気がするがそんなことはないかしらん。火鍋のせいかこの夜もとろとろに眠くなり、やはりさっさと寝たのだけど、ぐっすりとはいかず夜明け前に目がさめる。不満に思ってもう一度寝たら、スーパーでとんでもなく美味しそうなお惣菜を買った直後、社長に宮内洋を紹介される夢を見た。奇襲なり。

1000度を人は感じるのだろうか。


12/NOV/00

昨日眠ってしまったので本日は会社へ。誰もいないから仕事が片付くと云うより、誰も次の仕事を持ってこないから片付くのだよひろしくん。先生それはアメリカじゃなくてドイツ向けの書類です。ああもういいからいじらないで、原産地証明に珈琲こぼさないで。きみのあたまの中には世界地図というものは存在しないんだなあ。メキシコと日本をごっちゃにする先生よりましですよ。それにDHLならだいたい2日じゃないですか。ひろしくん、ぼくはたとえ丸2日歩いてもこの国から出られないよ。誰も出ろなんて云いませんよ。

土曜の小雨が名残った午前。夜までには雨は止んだけれど、綿の長袖2枚でもぞくっとするほどの寒さとなる。夕飯を食べはぐったので、家の近所のそば屋でHK$14(=200円ぐらい)の春巻墨丸河粉(さつまあげといかボール入りきしめん)をざっとすする。熱々の汁麺を食べて暖を取るてのは、誰が考えたのか、いい塩梅です。

戦争以外で100人以上のひとがいっぺんに亡くなる事故って、いったいそんなにたくさんのひとの運命がみんな一緒に脆かった、なんてことがあるんだろうか。世紀の変わり目で神様が人間の帳簿合わせをしているのだろうか。

muzik→サニーデイ・サービス/MUGEN
memo→共同通信20世紀写真http://www.kyodo.co.jp/kikaku/maborosi/maborosishu.html

11/NOV/00

丸一日眠ってしまった。右の鬢にこぶとりじいさんのこぶのような、らんちゅうの目のような、じゃがいも大のおできがぷっくりふくれて痛む夢を見て眼がさめると、その箇所を壁の角に痕がつくくらい押し当てて寝ていた。人をさらう夢、鮮やかなカラー印刷のファンクラブ会報を読む夢、寝たままネットで遊んでいたら天井からモニターが降ってくる夢、母の部屋においてある水を張った盥を覗くと小さな美少年のちぎれた屍骸が浮いてくる夢、なども見た。

久しぶりにEntertainmentを更新。こまめにアップしたいんだけど、漢字とURLの確認にやたら時間がかかるのでつい億劫になってしまう。

先夜のこと、たいそうチャーミング(←元の意味どおり)な某部長に有難いご講義を賜る。辺境民族の得体の知れなさにずいぶん惹かれてきたけれど、実のところ郊外ベッドタウンで安穏と巣を作っているに過ぎぬ我が身なれば、いっそサヨクとして思いっきり外し続けてゆくのもどうであろうスタミナさえあれば愉しい老後が送れるのではと迷ってみる。が、今のところは迷ってみるのを楽しむだけである。寒い「外」に出てぐるうりと辺りを眺むれば、きゅうっと立ち迫る「快感」を得られる、だろうけれど、いつのまにかくも腰が重うなったのやらのう。さてどうしたら度胸がつくか。その度胸には諦観がいささかも混じっていてはいけないようにも思う。

辺境といえば、小学校の頃ドッヂボールが流行って昼休みのクラス内男女対抗戦によく参加したが、外野に出てどこにいるかというと、敵チーム内野と外野の接点がある中央の両端近くが定位置で、限りなく敵に近い場所で危ない思いをせずにやにやと眺めているのだった。思えばずいぶんこすからいひきこもりである。

老親から「年末年始に香港に遊びに行くかも」とのメールが届く。雑煮を持ってきてくれとは云えず。

やや蒸していたが金曜はすこしさらっとして、土曜は小雨。日がさすとまだ暑い。来週は職場で上海蟹party :-) 甲羅に紹興酒をたらしてきゅっと。きゅーっと。うふん。


8-9/NOV/00

シンセン経済特区の隣の広東省東莞市へ一泊二日の出張。ハブの基盤にICチップをハンダ付けする作業中の生産機械を見て「おおNHK特集のようだ」とつぶやき失笑を買う。しかしあの機械製の細い腕がきゅこきゅこキュインキュインと動くのはどうあってもルーカス入ってると思う。夜は台湾人のおあにいさん5人+中国大陸美少女1人に連れられ、「1階は美容室2階がマッサージ外見はパチンコ屋」ないささか得体の知れない健康センター?にて生まれて初めての脚マッサージを体験。ソファに座ったわたしたちを迎えてずらりと並んだ「マッサージ師」は全員ぴたぴたボディコンシャスなお召し物の妙齢のおねえさまであった。おねえさまたちは毎日11時間働いているそうです。大変ひさしぶりに北京語を用いて会話したが、かなり錆びついていることを実感。

宿泊したのはその地区内ではグレードの高いホテルで、とは云えroom feeは香港における同じ程度のファシリティのホテルの半額程度だが、それでも一泊で地元工場の少女工の月給程度にはなる。テレビチャンネルが40以上あり、NHK WORLDが映ったおかげで重信某女逮捕のニュースも見た。日本語音声にかぶせて流れている英語の同時通訳で、時に彼女を「Ms. Shigenobu」と呼んでいたが、こういう場合、起訴され刑が確定してもMs.とかMr.とつけるんでしょうか。

東京駅構内を移動する時に重信某女を右側から押さえていた女性は、ずいぶん髪が長くお化粧もばっちりきめていらしたが、あれはどういう立場の方なんでしょうか。

memo→http://www.musicchoice.co.uk/

6/NOV/00

ひょんな拍子で、とよく云いますが、この「ひょん」とは何ですか。「ひょっとこ」の「ひょ」と親戚筋であろうか。

さてひょんなことで朝方までチャット。愉しくてすっかり忘れていたが、翌日はべらぼうに複雑なエクセルの表と格闘しなければならず、まあ半徹夜明けの眼の上を数字がすべることったらない。よく滑るのは3や8のつるりんとまるこい部分で、1や4、7はちくちくする。2と5と9と6は、妙なところにはいるとひっかかってはずすのがたいへん。ところで「べらぼう」の語源は江戸時代にいた「便覧坊」という奇態の人物からきているのだ、と杉浦氏著作にあった(『大江戸観光』)。

台風警報のうち最も軽いシグナル1が出て4日になろうとしても、ずっと1のままで終わりそう。ろくに雨は降らない。むちむちした灰いろの雨雲が垂れ込めております。雲ってときどきとてもえっちだけど、なんでなのかな。

うーん、戦艦ポチョムキン(<ちがう)。ロシア語でプログラムはプログラーモと云うのだろうか。

muzik→譚詠麟/誰可改變
read→吉田秋生/YASHA-8-
memo→攻殻SThttp://www.ed.noda.sut.ac.jp/~j7398040/html/list/ghost.html

5/NOV/00

眠る前にふと何かを読みはじめてしまい、なかなか止められずついに夜を明かすことがあっても、それは惰性の作用が大きくて、どこか集中しきれず常に窓の外が気になっている。本当にその本を読みたいのなら、休みの日の朝も眠っているのが惜しくて飛び起きて続きをめくるはずだけれど、そんなこともなく眠りほうけている。よって本当はまるで読みたいとは思っていないのである。と、いうのはかなり安易なナニで、もう5回くらいはひねる余力が欲しいんだけれど、そのひねりに必要なトンガリ(かっこよく云えばedge・的・なもの)がどうも磨耗しとるんですな、これは年齢のせいではなく生活のせいである。挽回するには自分が腕の良い旋盤工にならないといけないが、これははて、どのように修行すればええんですかな。

最近ネットを通して知り合ったひとが、まったく関係ないはずの小学校時代の友人と一緒に「ともだちコンビ」として登場する妙な夢を見た。なんでだろう?と首をかしげつつ顔を洗っているうちに思い出した。その似ても似つかぬふたりは、わたしの中ではとてもよく似ているんです。もし色を塗るならきっと同じ鶯色と若葉色の絵の具を使う。

どうも鼻がむずむずするなあと思ったら、なんと数年ぶりいや十数年ぶりに鼻血。うわあ、鼻血だよはなぢー、と声に出る。とまらないので子供の頃のように脱脂綿を詰めてみるが、鼻があったかくなって息苦しいのは大人になってもかわらない。ふがふがするのは苦手。

日付のところにアンカーをいれてみましたが(例:http://xgag.hauN.org/diary/0011.html#051100)、なんだか間違ってるような気もする。

muzik→The Monkees/HEAD
read→C.S.ルイス/さいごの戦い

4/NOV/00

会社帰りに団地の中庭公園を横切っている時、つぶらな瞳が非常非常可愛的コッカースパニエルとすれ違った。ひもにつながれて散歩中でなければ「ぬお」とばかりかぶりつき、いじくりたおしているところだ。可愛いひとはいつも他人のものだ。残念。その後リフトで自分の階に降り鉄扉の鍵を開けているともうひとつのリフトからひとが降りる気配がして、見ればそのコッカースパニエルとご主人様なのである。同じ階の住人だったのだ。どうりで最近犬の声がすると思った。

犬と遊びたい。犬に紐を噛ませて綱引きしたり(自分もくわえて引っ張りたいが歯が抜けそうで怖い)、鬼ごっこしたり(鬼はわたし)、一緒に寝たり。中型の 短毛の犬がいいな。さわるとあったかいの。犬みたいなひと、でもいい。

来週の出張にかこつけて、半年有効の中国マルチビザをゲット。シンセンのテーマパーク@元空母ミンスクでも見学にいくか。激辛の火鍋を食べにもう一度行ってみたかった四川料理屋は潰れてしまったらしい。

muzik→サニーデイ・サービス/24時
read→杉浦日向子/大江戸観光
memo→ポテトグラタンhttp://www.concorde.gr.jp/~hibiki/hp/200011.html#973263290

1/NOV/00

午前中、家賃を払い込むために立ち寄った銀行の窓口でなんとなく電光時計に目をやると、「1-11-00 11:00」と表示していました。
さてここで問題です。この時計が「11-11-11 11:11」を表示するまでに、あと何年何日何時間何分かかるでしょう(制限時間:5秒)。また「12-12-12 12:12」までにはどれくらいかかりますか(制限時間:15秒)。

答え:11年10日0時間11分/12年41日1時間12分。
(オチはありませんすみません)

午前の半分を休んだらようよう調子が戻ってきた。日が高く上ってから外を歩くと眩しいです。先週は半袖の夏物を着てもまだ暑かったのに、今日はタートルネックのセーターが欲しくなる、いよいよ「寒さ」まであと一歩の薄らさみしい涼しさなり。ハロウィンが終わった途端の冷え込みとは、やはり空のどこかに目玉がついている証拠に違いないですが、香港では(西洋系ガイジン度が高い地区以外では)ハロウィンはさほど盛り上りません。それより今月下旬あたりからいよいよクリスマスのネオン飾りが姿を現わすはず。時間真的過得很快。さてどんな秋冬になるやらの。

muzik→張學友/擁有
memo→表象のディスクールhttp://www.utp.or.jp/shelf/series/hyousho.html

現在下記のアンテナが更新を拾ってくださっています。
稀譚時報 | Arrivals | のえるんあんてな

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