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South China Sea News
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30/AUG/00

「シドニーオリンピックまであと2週間」と聞いて、アトランタオリンピックの頃を思い出した。香港はまだ中国に返還されておらず、英国領だった。女子ウィンドサーフィン種目で金メダルを獲得した時、表彰式で流れたのはGod save the Queenだった。英国領香港として最初で最後の金メダルを獲った李選手は、香港に凱旋するや一躍人気者になり、チームメイト兼フィアンセである男子選手と一緒に入浴剤のCMに出たりしていたけれど、今年も参戦するのかしら。今度も開会式は見てみたい。いろんな国の選手団、特に5人とか3人とか、小人数で遠いところからはるばるやってきた選手団の入場行進を、ぼうっと見ているのが楽しい。

CNN.co.jpこぼれ話コーナーはさらさら読むのにちょうどよい。「 イルカのフィリポ、溺れた少年を救う」より「タラの腹からひとの頭が!」が東スポっぽくていいかんじ。タラに呑み込まれた男の頭だけが海から帰ってくる。なにかのトリックに使えそう<なんの

一昨日はずいぶん涼しくなって、おおッもしや秋か?とあわてたんだけれど、昨日今日は再び照り蒸し。台風警報は「1」が時々出るけれど、そのうち消えてしまう。ここらで一発ガツンと嵐が来ないかな。


29/AUG/00

どこか渓谷沿いの温泉旅館でふた月ばかり贅沢に暮らしたいな。いくらぐらいかかるだろう。300万あればどうにかなるかしら。

よく「ぐるぐる巻きにする」っていいますが(毛布でぐるぐる巻きにする、とか、ラップでぐるぐる巻きにする、とか)。あのぐるぐる巻きの「ぐるぐる」ってなんですか。ぐるぐる廻る、の「ぐるぐる」と同じですか。「ぐるぐる」の「る」のおしりのところがぐるぐるしているのが関係ありそうと睨んでいるんですが。

今日はちょっとがんばってキツメのシャカシャカ生地のパンツをはいた。前あきで、ファスナーの上、おへその左脇あたりのボタンで止める。おひるにおなかいっぱい食べた。午後トイレにいってふと自分の腹をみると、偏平ににじんだボタンの跡があかぁくむにょん、とついている。そのほかに横縞もあわあわと。「…おや?…これは、どこかで……」どこかで見たこれと同じものを。それは……「…木星?」そう、木星だ。この跡、この横縞、この丸いのは木星の大斑球とそっくりですおかあさん!エウロパ!(BGM:組曲「惑星」)

富田勲のシンセサイザーのやつが好きでした<「惑星」。…さて歯の治療と旅費と漫画やら文庫本やらにけっこう散財したので、またしばらくそばをすする生活です。でもお金の使い道としては満足なので悲しくないぞ。お金をうまく使うのは楽しい、なかなか成功しないけれど。例えば誰かに「さあ今日は遠慮なく食べていいよ!どんどんおいしいものを食べよう!」っておごってあげるのは楽しい。でも、それはほんとうにそう思ってやらないとだめ。

なんて偉そうなこと云ってたら税金徴収通知が届いた。たかり生活開始。


27/AUG/00

雨・雷・雨・雷・雨・雷と。ぴかぴかびかびか光りっぱなしで「ディスコみたいじゃない?(上司J)」な南国は、しかしこんてぃぬあすりーに暑い。雨がざぶざぶ降っても暑い、雨上がりに日がさすともっと蒸し暑い。うぃずあうと冷房じゃ完全不行的。芝生の庭に子供プールを出して行水したい、象のようにざぶーんと浴びるのでござる。雷が鳴って雨が降ったらお湯でもってざぶーんと。あれこれときもちいいことがしたい季節が続きますがしかし、休み明け職場復帰したらいきなり体調崩す。なんて正直なカラダなのかしら、その調子で痩せるのよ!でも朝から贅沢してタクシーのってたら毎日パンの耳しか食べられない〜!(←熟読中『純クレ』口調)。体調崩したのは2chの格闘技板を張りつきROMで半徹夜したから。そんな2000年の夏が過ぎてゆきますおかあさま。

図説世界史』と『図説日本史』(東京書籍)を買った。カラーの図版がたっぷり載っている高校の歴史副読本。各々二百数十ページあってつるつるの紙にフルカラー印刷なのに、1000円もしない。これでようやく旧ユーゴスラビアが解体してなんという国ができたかわかるよね(我が現状:ボスニアとスロベニアの区別がつかない。カザフスタンとトルクメニスタンの区別がつかない。リトアニアってどこにあるのか知らない。百年戦争っていつ頃の話か知らない。薩長同盟って誰がどう作ったのか知らない。五稜郭まで戦ったのは誰だかよく覚えてない。金閣寺を建てたのは一休さんの将軍さまだけど、銀閣寺のひとはその孫だったかしらどうかしら)。文字と表だけの年表はつまらないけれど、図や絵や写真になるとなンだか妙におもしろい、っていうのはNHKの紀行番組や歴史番組が好きなのと同じ根っこなのねきっと。

漫画染まりの夏。『るきさん』(高野文子/ちくま文庫)。88年〜92年にかけてHanakoに月イチ連載されていた見開きカラー16コマ漫画。世話焼きの友達とつかずはなれず楽しく遊ぶちょっとへんてこな三十路独身のるきさんの、なんだかむしょうに親近感がわく日常。『続 純情クレイジーフルーツ』(松苗あけみ/集英社文庫・全5巻)。悪いひとがひとりも出てこないハッピーエンドのどたばた女子高生ラブコメ、80年代の超名作。何回くりかえして読んでも幸せになれる常備薬として。『北神伝綺(上・下)』+『木島日記』(大塚秀志+森美夏/角川書店)コミケに行くたび彼女の新作だけは何がなんでも入手していたMさんがいつのまにかプロデビューしていた。相変わらず冴えざえと切れた絵、白と黒が生きて流れる空間に感動する。内容もかなり好み、柳田民族学が捨てた昭和初期の闇・異端・異形なるもの。戦前の昭和ってオカルトが似合いますよね。どうしてだろう。

しあわせは歩いてこないだから歩いていくんだね〜。


16/AUG/00

こんな時ポセイドンがいてくれたら!ってひじょうに不謹慎なんですがほんとにそう思う、どうにも苦しくてたまらない。考えないようにと思っても磁石に砂鉄が引っ張られるみたいだ、ざらざらと考えてしまう。かみさまかみさまかみさまかみさまかみさま。

晴れたり曇ったりねばっこい天気が続く。湿気はあいかわらず、夜になってもあまりさっぱりしない。元気になるためすこしおやすみします。


14/AUG/00

しあわせな一日。ナルニアを読んだから。住むならナルニアがよい。冒険するならアースシーか中つ国だが。←すぐ死ぬよ俺

『さいごの戦い』は「ナルニア国ものがたり」シリーズ最終巻で、ナルニアの終末とさらに大きな世界の永遠の始まりが語られる。おとなの目で読めばキリスト教あるいはもっと広い意味での信仰について深く語られていることが否応もなく見えてくるけれど、しかし教条的な嫌みはまったくなく、きれいな音楽が秘密の布に編まれてゆくのを息をつめてうっとり眺めている気分でごわす。ストーリーの実際には死や不信や狡猾や卑怯が描かれていても、そのまま言葉にするといやな固まりになってこびりつくそれらを、こどもでもひっそりと感じ得る黒い影のまま・流れゆくままに描いてある。憤るより先に哀しみがよぎるのがすばらしい。ファンタジーだとかなんだとか言う前に「物語」として美しい。シリーズ未読の方にはなんとしても全7巻すべてをおすすめします。児童図書館で借りられると思う。

瀬田貞二氏のすこぅし古風な、しかしいきいきと弾む訳文がまたすばらしいのだ。沼地にすむちょっと皮肉屋のペシミストな沼人が「泥足にがえもん」。一角獣よりなお長く生き、星を見て運命を読むセントールが「星うらべ」。なんとやわらかく強く気高い名前でございましょうか姫よ。瀬田氏は『指輪物語』も訳していて、このひとがこの世にいなかったら(もう故人であるが)、自分はどれくらいつまらない時間を過ごしたことかと思うと心底からぞっとする。

ぞっとと云えば己が欲張り根性の深さである。

さて焼きがちょうごはんはいかが。


13/AUG/00

行動記録。
金曜日:会社そばのフェリー乗り場が忽然と姿を消しており驚く。そのまま夜景を眺めながらVictoria湾沿いを歩き、香港太空館天象廳(Spase Museum space theatre)でOMNIMAX映画『GALAPAGOS 進化島探秘』を見る。40分で大人一枚HK$32=約450円。海洋生物学者がガラパゴス諸島に生息する生物を紹介する科学短編。海に潜って巨大な魚群に囲まれるシーンでは、天井いっぱいに蒼い光と魚影が乱舞してほんとうに自分が海に潜っている錯覚。めまいがするほどだった。 悪魔超人bkcマン帰りのフェリーでザ・サンシャインを引き連れた悪魔超人バンクオブチャイナマンを目撃。

土曜日:午前中用事があり出かけた中環(Central)で、例の世界一長いらしい屋外エスカレーターに初めて乗ってみる。延々上へ上へ。坂の途中には小洒落たバーレストランが軒を連ねており、西洋人さんたちが真っ赤に日焼けした肩も露わにぺリエなぞ飲みパスタなぞつついている。しかしどんどん上へ。行けるところまで行ってみたところ半山区(Mid-Level)の妙に静かな超豪華マンション地区に出た。同じ道をひき返し階段で降りるのはつまらないのでぼちぼちとそこらを歩いてみるが、すれ違うひとはまばらで高級車ばかりが駆けぬけていく。シャア専用ではない(つーより鉄人)上へ登る道があったのでたどってみるとシャア専用巨大ゲルググピンクの鉄人に出会う。

炎暑にあたってだんだん溶けながらさまよい、ようやく金鐘行きのバスに救援され俗世界へ帰還。銅鑼灣のstarbucksにてアイスカフェモカとブルーベリーマフィン(美味)で生き返る。ついでに古本屋で『さいごの戦い』(C.S.ルイス/岩波少年文庫)『少女地獄』(夢野久作/角川文庫)『三国志』(講談社青い鳥文庫)それにそごうの旭屋書店で『梅安料理ごよみ』(池波正太郎/講談社文庫)と雑誌を何冊か買う。純日本風のカレーライス(私は「ルウは左側」派)を出す店でカツカレー。辛い。

日曜日:美容院で白髪染め。赤頭になるが花道ほどではない。


10/AUG/00

whhhhhaaay dowe neeee t sleepp?

またひとつ邦画が公開されます。中文タイトルは『小孤星 馬高』。○○星、というのは本当の星の意ではなく、主役のキャラ属性を強調した書き方と申しましょうか。さてこの“ちっちゃなひとりぼっち”とは誰でしょう。答えは15秒後。

怖い夢を見るのが嫌で2時間睡眠などしたらば辛いの辛くないのって久しぶりに吐くかと思った。いくらばあやになったとは云えこれっくらいでへなちょげちまうのは情けない。たまに「ゆうべは完徹よぅへへへへ」と誰にともなく笑ってみせるぐらいのスタミナはいくつになっても持っていたい(真剣)。次の夜まで堪える気力はその完徹でどれくらい面白い思いをしたかによるので、体力が無くなる分、じいじばあばになればなるほど、いざ完徹となればよほど楽しまないといけない。楽しい徹夜のメニューをいくつ考案できるか。30個ぐらいあれば十分ですかね。足らんか。

答え:マルコ@母をたずねて三千里。馬高(まーこぅ)は音充てですね。彼が旅していたアニメはほとんど見たことがないけれど、どうしてか主題歌ははっきりと覚えていて、一度唄い始めると延々繰り返し涙腺がゆるむまで唄ってしまいます。特に途中でテンポが変わる「さあ出発だ」のところなぞあまりに泣けて必ず声がひっくりかえる。いかん、書いてるだけでキます。
おまけ→『菊次郎の夏』もやるらしい。

『没有家的女孩』ってのが「家なき子」の中文タイトルでしたが、アダチユミちゃんもすっかり大きくなってなにやら色っぽいグラビアなぞ発表している昨今、その写真を転載した某香港日刊紙男性面の見出しが『没有裙子的女』すなわち「服なき娘(こ)」。こういうセンスって日港のヲトコで共通してるの?どうなの?どうなのよ?

ナイジェリアの官僚から儲け話のDMが来る。


8/AUG/00

歯の治療2回目。ぺたぺたかちゃかちゃきゅいきゅいとやられている最中のべろというのはなんとも置き場に困るもので、「裸なのはあたしのせいじゃないわこっち見ないでよ」とばかりちょいとちぢこまって喉のほうにおっこっているのが常ですが、今日はふと、先生が背中を向けた時にさきっちょで治療中の歯の表面に触れてみたところ、瞬時に焼けつくが如き異常な味(ヨードチンキの原液を舐めたような<舐めたことないが)がして、声も出せず髪の毛だけいっきに逆立て候。

今日は台湾では父の日なんだそうです。「八・八」が中国語の発音だと「パパ」になるから。でもその方式だと母の日がないです。「9・9」でナイナイ=おばあちゃんの日、てのはどうでしょうどうですかと云われても。

香港仔帰着後Sさんと合流、自宅向かいの映画館で『驚濤駭浪』半額HK$35=約500円ナリ。ドラマには期待しちゃいかんとこっぴどい評をNewsWeek誌で読んでいたので、とにかく映像で涼を得るのが目的。10年分くらいの海水をざばざば浴びまくって満足至極。それにしても凄まじい嵐と大波、いくらCG技術が発達しているとはいえいったいどうやって撮影したんだろう?というのはおいておいて、あのカジキマグロは全部本物なのか?<だって気になる

スペーストラベラーズ』が来週末から公開される模様。日本からの「凱旋」ですっかりハクがついた金城武人気もさることながら、おそらく香港のどこかに『踊る』路線以降の「Jムービー」をひっぱってくる(ひっぱらせる)ひとがいるのだ。去年の貞子フィーバーあたりから顕著。この分でいくと『WHITEOUT』もそのうち来そうな予感。織田は反町ほどではないが香港でも人気がある(日本のテレビドラマを見ているひとの間では)。ドラマ『GTO』は現在広東語ふきかえで地上波放映中です。

雑誌にハマりたい。毎月発行されるのが楽しみで楽しみでどきどきしてたまらないような雑誌。写真がキレてて、レイアウトがむちゃクールで、内容が深くてやさしくてちょっと傾いでて、「○○風」なんてくくれないくらいとぼけたやつ。どっかにないすかね。

深夜の三十路談話で少し考える。忘れずに。


7/AUG/00

立秋。残暑お見舞い申し上げます。

今までに体験した仕事を数えてみます。
1.英検試験場の助手(なかなか面白いんでもう一回やってみたい)
2.(中略)
12.飛行機の掃除。

「飛行機の掃除してたんですよ」と云うと半分ぐらいのひとは「えっ?飛行機の操縦?すごい!」と答える。コクピットもむろん掃除するので操縦席にも何度も入り、机の裏までメーターに埋もれる松本零士漫画がなかば真実であると知りました。客席最後方のドアの向こうにもうひとつ部屋があって、乗務員が横になって休める小さなベッドをあつらえた機体もあります(ちゃんとシーツを敷きます)。たまに余ったおやつをもらったり(←家にもちかえると密輸入)。この仕事をする時は興信所に身元を調べられるのです。でもそんなこと知ってても飯のタネにはならん。

晴れ。見事な青空。しかしなぜか目覚めからずっと肩と背中が干上がってひびわれたように痛み、のびができぬ。誰のせい?


6/AUG/00

日曜日は終日睡眠。食事をとりそこねているのが怖くなり夜半に出歩く。『驚濤駭浪』は映画料金が全市的に半額になる火曜日に見にいくことにした。

ずいぶん前に「コジャレ」と云う形容詞(つか名詞?動詞?)をネットで覚えた(そして使わぬうちに死語になった)が、今度は「ネトア」という言葉を覚えましたぞ。しかしこれは何度も発音すると口が疲れます。ネトアネトアネトア(顎の運動になる)。ネット上にだけ存在している単語は発音しないからかまわないのかな。ていうかなんだか蔑称みたいですが違うのか。

押井守作品の何が自分のツボかと言えば背景美術で、数秒しかないシーンが終わってしまうのが惜しく何度も繰り返して見ることもある。派手なアクションや台詞が入らない「移動」の場面が多い。移動しているか、何かが停止していて、その画のどこか一部だけが黙って動いている。だいたいは錆びたり傾いだり濡れた建物が描かれている。その空間がたとえ真夏であってもなんとなく冷えて、どことなく不安を孕んでいるのがよい。

夜は涼しい。団地の中庭公園の噴水の縁に腰かけて、毎晩中国将棋に興じるおじさんたちも、今夜は楽ちんそうだ。


5/AUG/00

行動記録。
→土曜朝、本格的な歯の治療の1回目。以前に神経を取ってしまった場所ゆえきっと痛みはないはずだ、と祈りながら口を開ける。しかしあのチュイィィィィィンという奇怪な音は理性を超えて恐ろしい。日本語が話せるL先生によればあと2回で終わるそうでほっとする。
→朝食をとっていなかったので、銅鑼灣(Causeway Bay)にできたstarbucks香港1号店をひやかしに行く。チキンパイはふうん?な味だったけれど、カフェラテとチーズクリーム付きオニオンベーグルはなかなかに美味しくて機嫌よし。starbucksに入るのはまだ二度目で他の店舗をよく知らないが、この店はだいぶん広く、ソファやテーブルが窓際にたくさん出ていてもいっこうに狭い感じもせず、落ち着く。気にいる。
→実写を借りない4週目は『PATLABOR劇場版』(見るのは2度目)と『サンダーバード 1』(英語バージョンは初めて)。先週会った親子連れにまた出会う。あんぱんマンシリーズを続けて借りている模様。
→午後は休日出勤、夕方には切り上げて『驚濤駭浪』ことTHE PERFECT STORMを見にいくつもりだったが相手がつかまらずそのまま仕事に沈む。1時間に1度ほど見回りにくる警備員のおじさま方が、ガラスドア越しにこちらを覗いては「やれ、この女はまだいるぞ」と呆れる視線が痛くなり、23時半頃退散。
→食料を求めて尖東をうろついていると、すぐそばの紅[石勘(←石へんに勘)]体育館で公演中の張國榮コンサートを見た帰りとおぼしき(つーか手に手に会場外で売られているB3サイズのステージ激写プリント@もちろん無許可版を持っているので確実にそれだ)日本人婦女子と続々すれ違う。合計で20数人、おそらくもっといたはずだ。普通に観光に来たひとたちとはほんのりどこか違うオーラが出ている気がするが、それがオタクオーラなのかマニヤオーラなのかあるいは香港芸能ファン独自のそれなのかはわからない。

bk1の海外在住者への配送サービス、8月上旬開始のはずが、いつのまにか「8月下旬開始予定」に延期されている。なんたるちやさんたるちや。システムが複雑で手におえないのか投入資金が足りないのか。なんだか後者って気がするので、皆さん早くたくさん注文して彼らを潤わせてください。


3/AUG/00

言葉力(ことばぢから<造語)の圧倒的な不足。

『江戸の性風俗 笑いと情死のエロス』を半分まで読了。春画が持つ「圧邪避災効果」についての言及が興味深い。古の武人らは鎧櫃に春画を一冊づつ入れておいたそうで、例の戦地に赴く男がオンナの秘所のケをお守り袋に忍ばせた、という話とへその緒あたりで繋がっている話題かもしらん。陰陽の交合が発するパワーについてはインドの神様を持ち出すまでもないが、はてこの手のネタはアジアだけなのか、あるいは魔女が悪魔と交わって魔力を得るという西欧のナニもこの系列なのか。本書の後半では本邦近世性文化の華・衆道にも当然頁が割かれている模様。やれ「美童」ですよ「美童」。きれいな若衆や男の子の美しさは、不意に転じて鬼の肌ほど冷える。なぜあんなにおいしいのだろう?と呑みながら語りあえるオンナ同志(←レズの意ではない、いやレズでもいいですけど)を募集したい。というくらい楽しいテクストなのです。

朝は軽い雨、昼過ぎににわかにカキクモル。職場じゅうで「はやく黒にならないかな〜」「まだかなまだかな〜」とにぎやかになる。黒=黒色警報。年に一、二度の貴重な?警報でなかなか発令されない。気象台は香港市民を焦らして楽しんでいる。

帰宅して部屋の明かりをつけたら、床から30pくらいの高さの壁に張っついていたちいさなちいさなやせっぽちのヤモリ(日焼けした人肌色)をびびらせた。ごめん。


2/AUG/00

どうも右側の奥歯上下2本が、みしみしぎりぎりとクるので歯医者を訪ねたところ、いきなり「OMAENO HAWA MO-SHINDEIRU」宣告。わべし。日本脱出前に治療した際に根を残してほとんど人工物だけになっている歯と土台が、今や弱り果てて噛み合わせもやばくなっているそうだ。最近どうも頭の右側ばかりに偏頭痛が起きるので閉口していたが、これも歯の不具合からきていたのかもしれん。ちゃんとした治療には、格安チケットで日本〜香港間を2度往復できるほどの費用がかかる。きついー。

3年くらい前に買ったスカートをおそるおそるはいたらまだはけた違う。はけたんじゃなくてはいてるんだ無理矢理に。わたしは服を征服している。いつか革命されるかもしれない。←夜中に服が顔を襲うとかさー

朝は雨、黄色風雨警報。前日傘を会社に忘れたので新聞紙をかぶる。昼過ぎに雨はあがり、夜半は湿気と冷気でくしゃみが出る。しかしまあ雨が降ると涼しくてよろしい。湿気は多いけれど、こういうお天気の時は博物館を散策したい。窓から入ってくる光はもよもよと鈍く、ガラスケースの中で冷たい青銅の銅鐸がぐわんと座っているのをふたりで眺めて沈黙したり、中世騎士の鎧かぶとが茶色く輝いているのを見て疲れたりするのだ。疲れるってのは、悪い疲れもありますが、くったりとふたりでしけっていくような疲れは嫌いじゃないです。


1/AUG/00

20世紀は残り5ヶ月。学生さんたちの夏休みはあと1ヶ月。残り5ヶ月のうち1ヶ月が夏休みだなんてなんて贅沢なの。せいぜい遊びたおすがいいわホホホホホホ(虚)

いみなし白バイどこへゆく ピンぼけ香港白バイ。緊急爆走時には座席後ろに屹立する棒の上部分が青く点滅・回転します。大きさは日本の白バイと同じくらいかな。ヘルメットも日本の警官がかぶるのに似て白い円型です。地上警官(?)の制服は夏(オリーブ色半袖)冬(紺色長袖)の2種類ありますが、白バイ警官はどうだったかな…

日本のどこだかで、ヤスデが数百メートルの幅で線路上に大量発生、轢きつぶされたヤスデの油分のせいで列車の車輪が空回りして立ち往生する事故が発生した由。これと同じシチュエーションを大昔にナニカの漫画で読んだ気がするんですが、思い出せないのがちょいと悔しい。大昔に読んだと云えば、やはり子供の頃に間違って(か意識的にか)手にとった大人向けの劇画漫画。分娩直後に海に投げ捨てられた女の赤ん坊が奇跡的に海の中で育ち、やがて陸の上に住む青年と言葉も通じぬままに恋に落ちるのだけれど、実はその青年は彼女の弟であり、この魚女の存在をそのままにしておけぬ父親がとうとう水中銃で撃ち殺す…が、その銛は彼女のみならず彼をも貫いてしまう、というお話。串刺しになったふたりの裸体が網膜に焼きついちゃって今もはっきり思い出せるのだけど、いったいどなたがいつ描いたなんという漫画だったのかはわからない。検索といっても「裸体+串刺し+水棲女」じゃちょっと違うものがひっかかりそうよ。

夜明け前に雷雨。稲妻のフラッシュで眼が覚めた。午前ちゅうおなかをこわした。この年で雷さまにおへそをとられるなんて(どきどき)。


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